







2014年2月21日11時59分に読売新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
20日午前5時15分頃、静岡市の静岡市役所庁舎3階の食堂「レストラン駿河」の調理場で、前日に処理した油かすが自然発火するぼや騒ぎがあった。
けが人や建物への被害はなく、20日の営業は通常通り行った。
静岡市職員厚生課によると、油かすは19日の営業後に床に置いたバケツに載せたざるにためて、調理員が水をかけて熱が冷めた状態を確認したが、酸化により発熱したのが原因という。
深夜帯に勤務する市防災センターの委託職員が消火器で消し止めた。
同課は、食堂を運営する静岡産業サービスに対して原因調査と報告を求め、「再発防止を徹底したい」としている。
出典URL
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20140220-OYT1T01649.htm
2014年2月20日22時5分に毎日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
九州電力は20日、石油火力の豊前発電所1号機(出力50万KW、福岡県豊前市)で、ボイラーに水を送るポンプ3台のうち1台が自動停止するトラブルが起きたと発表した。
ポンプや周辺設備に不具合があったとみられ、原因を調べている。
トラブルは同日午前8時ごろ発生。1号機は出力37.5万KWで運転中だったが、自動停止で出力が一時25万KWまで低下した。
残るポンプ2台が正常に作動したことから、その後出力は37.5万KWまで回復したという。
九電によると、このトラブルによる電力需給上の影響はないという。
豊前発電所は1977年に運転を開始。九電がもつ古い火力発電所の一つで、昨年6月に定期点検を終えたばかりだった。
出典URL
http://mainichi.jp/select/news/20140221k0000m020121000c.html
(2014年8月4日 修正1 ;追記)
2014年2月24日付で九州電力HPに、原因に関する下記趣旨のプレスリリースが掲載されていた。
ボイラー給水ポンプの駆動装置に連結する油配管に損傷が確認されたため、新管への取替えを行った。
出典URL
http://www.kyuden.co.jp/press_h140224-1.html
(ブログ者コメント)
プレスリリースに掲載されている図を見ると、タービン駆動用蒸気配管の弁を作動させる油圧配管に損傷が生じていた模様。
2014年2月20日付で朝日新聞石川全県版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
19日午前10時20分ごろ、七尾市屋敷町の工事現場で、無職女性(90)が作業用の3トントラックに轢かれる事故があった。
女性は搬送先の病院で、約1時間半後に死亡が確認された。
警察によると、現場では能越自動車道の橋脚工事をしていた。
男性作業員(55)が資材を降ろすためにトラックを後退させた際、後ろにいた女性が左側後輪に巻き込まれたという。
警察は、施工業者を明らかにしていない。
現場はコーンで区切られており、関係者以外立ち入り禁止だった。
事故当時、警備員はいなかったという。
2014年2月19日付で石川テレビからは、若干ニュアンスの異なる下記趣旨の記事がネット配信されていた。
3トントラックが方向転換のために敷地内で後退したところ、車の左後方にいた女性を轢いた。
警察によると、女性が歩いていた道路は、工事車両が通行するために設けられた仮設道路だった。
付近からは柵を越えなければ立ち入ることが出来ないものの、目立つ場所に立ち入り禁止などの看板はなかったという。
警察などは、現場の安全性が確保されていたかどうか、業務上過失致死の疑いも視野に業者から話しを聞き、詳しく調べている。
事故を受け、発注元の金沢河川国道事務所は、「詳細を確認しているところで何も答えられない」とコメントしている。
出典URL
http://www.ishikawa-tv.com/sp/news/
2014年2月19日付で神奈川新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
横浜市は19日、「市野庭地域ケアプラザ」(同市港南区野庭町)と、併設の「市野庭地区センター」を当面休館すると発表した。
18日深夜に火災が発生、電気系統が使用できなくなったためという。
警察などによると、18日午後10時45分ごろ、1階の電気室から出火、同施設に電気を供給する動力変圧器1台を焼いた。
火災報知器が鳴り、駆け付けた男性警備員が電気室から煙が出ているのを見つけ、119番通報。
出火当時、電気室は施錠されていた。
市によると、同施設は通所介護事業や地域活動スペースを提供。
月1回点検を実施しており、委託業者が18日に電気室を点検した際には、変圧器に異常はなかったという。
再開見込みなどの情報は、区ホームページを通じて提供していく。
出典URL
http://news.kanaloco.jp/localnews/article/1402190012/
2014年2月19日6時43分にYAHOO News(TBS系)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
また、2014年2月19日0時51分に日本経済新聞からも、同主旨の記事が掲載されていた。
18日午後9時45分頃、文京区本郷の東京大学工学部の地下1階の実験室で薬品を使った実験中に爆発が起き、実験装置などが焼けた。
消防のポンプ車など21台が出て消火にあたり、火は30分ほどで消し止められたが、1人で実験していた22歳の男子大学院生が顔や両手をやけどしたほか、ビーカーのガラス片などが全身に刺さり重傷を負った。
警察によると、大学院生は1人で「アセトニトリル」という可燃性の液体を使った実験を行っていたとみられ、警察などは爆発の原因を調べている。
出典URL
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn?a=20140219-00000019-jnn-soci
http://www.nikkei.com/article/DGXNASDG1806T_Y4A210C1CC1000/
(ブログ者コメント)
アセトニトリルで思いだすのは、地下鉄サリン事件。
事件発生当初、アセトニトリルという名前が報道されたため、当時、安全業務に従事していたブログ者はすぐに危険有害性を調べたが、それほど危険な物質ではなかった。
その後、アセトニトリルはサリンの溶媒として使われていたことが判明。
今回も、アセトニトリルは単なる溶媒として使われていただけ・・・という可能性も考えられる。
2014年2月19日付で朝日新聞福井全県版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
また、2月18日付で関西電力㈱のHPに、同主旨のプレスリリースが掲載されていた。
18日午後2時20分ごろ、おおい町の関西電力大飯原発敷地内で、岸壁補強工事に伴う地盤改良工事(液状化防止を目的)のため水中ポンプで汚泥を吸い上げる作業中、作業員の男性(62)が水中ポンプに左足を巻き込まれ重傷を負った。
関電によると、現場周辺では、責任者を含めて8人で作業中だった。
出典URL
http://www.kepco.co.jp/corporate/pr/2014/0218_2j.html
(2014年3月2日 修正1 ;追記)
2014年2月19日付の福井新聞紙面に、事故当時のやや詳しい状況が下記趣旨で掲載されていた。
関電によると、地震による液浄化を防ぐため、地中にセメントと水を注入して地盤を強化する工事を行っていた。
水中ポンプは縦77cm、横115cm、幅61cm、吸い込み口の直径は13cmで、工事で出た泥などを吸い込むため使っていた。
作業員の男性は、命に別条はないという。
(2015年2月23日 修正2 ;追記)
2015年2月21日付で朝日新聞福井全県版(聞蔵)から、ポンプを停止させずに調整させていたという下記趣旨の記事がネット配信されていた。(タイトルも微修正した)
敦賀労基署は20日、建設会社「J社」(川崎市)と男性従業員を、労安法違反容疑で書類送検した。
同署によると、同社と現場責任者の従業員は、昨年2月18日、大飯原発構内で地盤改良工事中、60代の男性作業員に排泥用ポンプを停止させずに調整させ、危険防止措置を怠った疑い。
男性作業員は、ポンプの吸い込み口に左足が巻き込まれて切断する重傷を負った。
2014年2月19日付で朝日新聞福島中会版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
また、2月19日11時18分にYAHOOニュース(福島民友新聞)からも、同主旨の記事がネット配信されていた。
18日午後2時20分ごろ、相馬市光陽3丁目の相馬光陽サッカー場で、照明設備の土台工事をしていた建設作業員の男性(63)が、土台の周囲に掘られた穴の中で生埋めになった。
駆けつけた消防隊員らが約30分後に救出したが、搬送先の病院で間もなく死亡した。
警察によると、男性は縦約6.5m、横5.5m、深さ約2mに掘られた穴の中に1人で入り、土台工事をしていた。
現場には作業員4人がいたが、穴の中にいたのは男性だけだったという。
警察が、事故原因を調べている。
出典URL
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140219-00010002-minyu-l07
(2014年3月2日 修正1 ;追記)
2014年2月19日付の福島民報紙面に、事故当時のやや詳しい状況が下記趣旨で掲載されていた。
警察によると、現場で高さ約15mの照明を立てるため、コンクリート製の土台造りが進められていた。
事故当時、男性1人が穴の中におり、壁面が崩れて生埋めになったという。
警察などによると、現場では、コート脇に縦約5m、横約7mの穴を掘って作業していた。深さは2mほどだったとみられる。
同サッカー場は、火力発電で生じた石炭灰の埋立地を利用している。
照明設置工事は、市の発注。
(2015年2月22日 修正2 ;追記)
2015年2月18日21時54分にNHK福島から、危険防止措置を講じなかったとして社長らが書類送検されたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
相馬労基署は、事故の3日前の大雨の影響で土砂崩れするおそれがあったにも関わらず、掘っていた穴ののり面の勾配を緩やかにしたり、崩れるのを防ぐ壁を設けたりするなど、危険を防止する措置を講じなかったとして、工事を請け負っていた相馬市の建設会社「K工業」と40歳の社長を、労安法違反の疑いで18日、書類送検した。
建設会社の社長は、「私たちの会社にも責任はあるが、工事を発注した元請け会社や相馬市にも責任の一端はある」とコメントしている。
出典URL
http://www3.nhk.or.jp/lnews/fukushima/6055564231.html?t=1424297826511
(ブログ者コメント)
元請けなどの責任を追及する声が被災者側から上がることはしばしばあるが、事故を起こした会社が元請けなどの責任に言及したケースは、ブログ者の記憶にはない。
報道されない事情でもあるのだろうか?
2014年2月19日12時28分にNHK沖縄から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
18日午後2時ごろ、浦添市西洲のヤードで、土木作業員の男性(65)が、電動のこぎりでベニヤ板を切る作業をしていたところ、右の太ももを切った。
男性は近くにいた人に助けを求め、病院に運ばれたが、容体が急変し、およそ1時間半後に死亡が確認された。
警察によると、当時、現場では港の拡張工事をしていて、男性は側溝を作る作業のため、1人でベニヤ板を切っていたという。
警察は、近くで作業をしていた人たちから話を聞くなどして、事故がどのように起きたか詳しい状況を調べている。
出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/okinawa/5095344831.html?t=1392846199022
2014年2月19日付で朝日新聞広島版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
18日午前10時25分ごろ、東広島市西条町の市立寺西小学校で火災があった。
火は教職員がまもなく消し止めたが、鉄筋コンクリート4階建て校舎の1階にある理科準備室の天井の一部と紙類(約0.6m2)が焼けた。
全校児童約1200人は校庭に避難し、けが人などはいなかったという。
消防などによると、男性教員が授業準備のため、カセットコンロの上に水の入ったビーカーを置き、その中でアルコールと葉っぱが入った試験管を温めていたという。
教員は、同じ階にある職員室に行こうと、コンロをつけたまま理科準備室を離れた。
気化したアルコールにカセットコンロの火が引火したとみられるという。
2014年2月19日12時0分に読売新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
18日午前2時5分頃、札幌市豊平区水車町5の市道沿い歩道で、アルバイトで除雪車の誘導員をしていた男子高校生(18)が小型ロータリー除雪車の回転翼に右手を巻き込まれ、手首を切断する大けがを負った。
警察などによると、別の男性作業員(22)が運転する除雪車の排雪口に雪が詰まり、高校生が確認のために近づいた際、足を滑らせて転倒、車両前部の回転翼に手をついたという。
除雪車は回転翼を動かした状態で作業を中断中で、警察が、作業手順に問題がなかったかどうかを調べている。
市は、除雪業務の委託仕様書で、作業停止中や待機中は回転翼を停止するよう求めている。
事故を受けて市は同日、各受託業者に対し、安全対策の徹底を指導した。
出典URL
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20140219-OYT1T00280.htm
2014年2月18日15時40分に北海道新聞からは、若干、表現の異なる記事が下記趣旨でネット配信されていた。
警察などによると、除雪作業は17日午後9時ごろから行われ、高校生は別の男性作業員(22)が運転する除雪車の前を歩いて誘導していた。
除雪車の羽根に雪が詰まったため、高校生が確認のために近づいたところ、転倒して回転翼に手首を挟まれたとみられる。
出典URL
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/donai/521898.html
2014年2月18日11時25分にmsn産経ニュースからも、若干、表現の異なる記事が下記趣旨でネット配信されていた。
警察によると、作業中に回転翼が停止したため近づいた際、急に翼が動き始めたという。
出典URL
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/140218/dst14021811260004-n1.htm
(ブログ者コメント)
各記事を総合して考えると、以下のような状況だったのかもしれない。
・回転翼に雪が詰って動かなくなったので、おそらくは運転していた作業員の指示で、高校生が確認に行った。
・運転していた作業員は、詰り状況を確認するだけであり、詰った雪を除去するわけではないので、翼を動かすスイッチを切らなかった。
・高校生が倒れて翼に手をつき、その衝撃で詰っていた雪がとれ、翼が動き出した。
もしそうだったとすれば、危険予知不足が事故の大きな原因。
今後は、委託仕様書に、止まった回転翼を見に行く場合でも回転翼を停止すること、といった注記が追加されるかもしれない。
2014年2月17日16時54分にRKB Newsから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
きょう午前11時半頃、那珂川町片縄東のSステンレス社の工場で、塗装用のシンナー入りの缶が突然、爆発した。
従業員がすぐに火を消し止めたが、工場に置かれていたベニヤ板が焼けた。
当時、工場内には従業員数人がいたが、けが人はいなかった。
消防などによると、工場では当時、女性従業員が1人でステンレスを切断していたという。
警察などは、切断の際に出た火花がシンナーに引火し、缶が爆発したとみて、当時の状況を詳しく調べている。
出典URL
http://rkb.jp/news/news/19445/
一方、2014年2月18日付で朝日新聞福岡版(聞蔵)からは、若干ニュアンスの異なる下記趣旨の記事がネット配信されていた。
近所の住民から「爆発音がして煙が出ている」と119番通報があった。
工場内の一部を焼き、約10分後に消し止められた。
アルミ材を電動切断機で切った際に出た火花が、シンナー缶に引火したという。
2014年2月16日付で東愛知新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
豊橋市細谷町で、風力発電用の風車1基のブレード(羽根)が破損したことが16日わかった。
羽根は縦方向に2つに裂けており、破損状態から落雷の可能性が高い。
破損した羽根の一部は周辺に飛び散ったとみられるが、けが人が出たなどの報告は寄せられていない。
近くの住民によると、破損は15日の昼すぎに起きた。
破損した羽根は支柱(高さ約65m)の頂上近くに取りつけられた3枚のうちの1枚。
羽根1枚は全長約40mほどあり、破損した羽根は落雷で裂けた後、回転しながら支柱と接触し、その際に羽根の一部が飛び散ったとみられる。
この発電施設は、東京に本社を置く風力発電事業会社が管理運営し、2007年に稼働開始。
遠州灘に面した渥美半島海岸の海食崖の上に立地しており、北側には数10m離れてキャベツ畑など広がる。
風力発電の羽根が落雷に弱いことは、当初から指摘されてきた。羽根の位置は地上から数10mと高い位置にあることから、落雷の標的になりやすい。
出典URL
http://www.higashiaichi.co.jp/news/news_syakai/140216/14021602.html
また、2月17日11時43分に読売新聞からも、同主旨の記事が若干異なる表現でネット配信されていた。
豊橋市細谷町にある風力発電施設・細谷風力発電所で15日正午頃、「風車が破損し、異音がする」と、風車を設置している「ミツウロコグリーンエネルギー」(本社・東京都中央区)に付近の住民から通報があった。
同社の担当者が駆けつけると、高さ65mの塔の上に取り付けられているブレードと呼ばれる3枚の羽根(長さ35m)のうち1枚が縦に裂けたうえ、根元から折れて垂れ下がっていた。
周囲は畑や山林で近くに人家はなく、被害は出ていないという。
同社で周囲を立ち入り禁止にしたうえで、原因を調べている。
同社では破損の状況から、落雷により2枚のガラス繊維製の部材を貼り合わせた構造になっている羽根が裂け、折れた可能性があるという。
当時は曇り空で風は強くなかったとしている。
出典URL
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20140217-OYT1T00224.htm
(ブログ者コメント)
発電用の風車が落雷などによって破損した事例は、広義の産業安全のジャンルに入るものとして、これまで、報道される都度、掲載してきた。
ただ、これまでの事例で、おおよその傾向はつかめた感があり、都度、掲載しても参考になる事例ではないのでは?と感じるようになった。
よって、今後は特段の事例でない限り、掲載を省略する。
(2014年3月2日 修正1 ;追記)
2014年2月16日付の中日新聞紙面に、下記趣旨の補足的記事が掲載されていた。
風車は、米ゼネラル・エレクトリック社製。
発電機には風速22mで自動的に停止する安全装置がついており、ミツウロコ社の担当者は、「破損の状況から、風のせいではなく落雷の可能性が高い」と説明する。
2014年2月17日付で読売新聞和歌山版から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
また、2月16日22時13分にmsn産経ニュースwestから、2月16日19時3分にNHK関西NEWS WEBからも、同主旨の記事がネット配信されていた。
橋本署は16日、橋本市市脇のガソリンスタンド「JA紀北かわかみグリーンステーション橋本SS」が、ガソリンが混入した灯油約4000ℓを客105人に誤って販売したと発表した。
ストーブで使うと異常燃焼し、火災になる恐れもあるといい、同スタンドが回収を急いでいる。
発表によると、販売されたのは15日午前10時~午後7時と、16日午前8時~11時25分。
16日に購入した客が「灯油に色がついている」とスタンドに問い合わせ、発覚した。
15日午前10時頃、ハイオクガソリン約4000ℓを搬送してきたタンクローリーが、誤って灯油約1万ℓが入ったタンクに移した可能性があるという。
橋本市では、去年12月下旬にも別のガソリンスタンドで、誤ってガソリンが混じった灯油を販売するトラブルが起きている。
出典URL
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/wakayama/news/20140216-OYT8T00789.htm
http://sankei.jp.msn.com/west/west_affairs/news/140216/waf14021622150025-n1.htm
http://www3.nhk.or.jp/kansai-news/20140216/5282911.html
また、2014年2月18日付で朝日新聞和歌山版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
橋本市消防本部は、タンクローリーから店の地下タンクに給油する際に入れ間違いが約2ケ月で2度も起きたことを「異常事態」と受け止め、17日、市内で営業するガソリンスタンド15店の特別査察を急遽実施した。
職員らが店を回り、タンクローリーから地下タンクへの給油口に誤給油防止措置が備わっているかなどを確認し、注意を促すチラシを店長らに手渡していた。
田中・消防司令は、「タンクローリーから給油する際、13店舗では店側が立ち会うことになっている。しっかり守り、タンクローリー運転手の入れ間違いをなくしてほしい」と話した。
(ブログ者コメント)
去年12月の事例は下記参照。
http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/3561/
2014年2月16日付で朝日新聞岐阜全県版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
15日午後0時5分ごろ、岐阜市上加納山の石油販売業「Ⅾ石油」の石油貯蔵施設で、4トンの小型タンクローリーが爆発し、全焼した。
警察によると、当時、男性社員(60)がガソリンをタンクローリーに給油中だったが、けがはなかった。
警察が、出火原因を調べている。
警察によると、男性が給油用のノズルを車両の給油口に差し込み、約10m離れたところにあるガソリン貯蔵タンクのバルブを開けた直後に爆発したという。
敷地内には事務所のほか、ガソリンや軽油、灯油、重油の貯蔵タンクが計7基あり、ガソリン用タンクには約8800ℓ入っていたという。
タンクローリーは、ガソリンスタンドにガソリンを運ぶための車両という。
(ブログ者コメント)
この報道だけでは、状況がイマイチ、よく分らない。
ローリー車にガソリンタンクから直接、給油しようとしていたということだろうか?
もしそうだとすれば、初速制限オーバー、あるいは静電気対策がとられていないホースを使った可能性などが考えられる。
(2014年3月5日 修正1 ;追記)
2014年2月16日付の岐阜新聞紙面に、事故当時のやや詳しい状況が下記趣旨で掲載されていた。(当該情報に基づき、タイトルも微修正した)
警察によると、男性従業員(60)が貯蔵タンクから販売用のガソリンをタンクローリー(4kℓ)に給油するため、給油口にノズルを差し込み、約10m離れた貯蔵タンクの開閉弁を開けたところ、2~3秒後に給油口付近が爆発したという。
火は、約20分後に消えた。
タンクローリーのタンクには、ガソリンはほとんど入っていなかった。
付近に火の気はなかったという。
2014年2月16日13時29分にNHK沖縄から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
また、2月16日11時57分に琉球朝日放送からも、同主旨の記事がネット配信されていた。
15日午前11時半ごろ、今帰仁村呉我山の村道で、作業員の男性(52)が、リフトを搭載した作業車の側面に車体を安定させるための装置を収納しようとした際、装置と車体との間に頭を挟まれた。
男性は意識不明の状態で病院に運ばれたが、およそ3時間後に死亡が確認された。
警察の調べによると、男性は、高所作業車という車両で、リフトに乗って電線にひっかかっていた木の枝を取り除く作業を5人でしたあと、車両を安定させるために車の四隅を支えていた装置を車体の側面に収納する際に、誤って挟まれたという。
事故当時、クレーン車を操作していた別の作業員は、車体の両サイドを確認したが、作業員は離れていたと話しているということで、警察が事故原因を調べている。
出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/okinawa/5095271651.html?t=1392587023237
https://www.qab.co.jp/news/2014021650084.html
2014年2月16日付で朝日新聞横浜版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
また、2月17日付で同社HPにも同趣旨のニュースリリースが掲載されていた。
横浜市鶴見区の東亜合成横浜工場で、14日午後10時40分ごろ、爆発があった。
警察によると工場は稼働中で、塩酸製造設備内に設置された塩酸製造付帯設備(工程内中間貯槽)で、何らかの理由で爆発が起きたとみられるという。
ガラス窓が割れたり近くのタンクが壊れたりしたが、近くに従業員はおらず、けが人はなかった。
出典URL
http://www.toagosei.co.jp/whatsnew/news/n140217.pdf
(ブログ者コメント)
原因不詳だが、とりあえず「ガス爆発カテゴリー」に入れておく。
2014年2月15日0時39分にNHK水戸から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
14日午後5時半すぎ、東海村村松にある核燃料加工会社「G社」で、核燃料を製造する部屋の配電盤から火花が出た。
会社によると、通報を受けた消防がおよそ10分後に到着した時には火花はすでに消えていたということで、配電盤と電源ケーブルの一部が焼け焦げたという。
当時、部屋には5人の従業員がいたが、けがはなく、放射性物質の漏えいもなかったという。
G社は、原子力発電所で使われる核燃料を製造し、火事が起きた部屋では、この核燃料に詰めるウランを加工する作業を行っていたという。
そして、隣りの部屋の装置が作動しなくなったため、従業員が配電盤に差し込んだ電源ケーブルを別の差し込み口に替えたところ、火花が出たという。
今回のトラブルについてG社は、「大変申し訳ない。火花が出た原因を早急に究明したい」と話している。
また、放射線管理区域内で火花がでるトラブルが起きたことを重く見た茨城県原子力安全対策課は、東海村などとともに立ち入り調査をして、管理体制などを調べることにしている。
出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/mito/1075258881.html?t=1392411318050
同社のHPには、事故時の状況が以下のように掲載されていた。
17時39分頃
加工工場ペレット加工室Ⅱの総合分電盤に接続されている装置(自動脱水ろ過装置の水槽に付属するポンプ)が不調であったため、その原因を調査するために総合分電盤を開け、装置が接続されているブレーカを確認したところ、電源が入らない事が分かった。
そのため、廃液処理室の分電盤と総合分電盤との間に電源ケーブルを接続する準備をしていたところ、総合分電盤の中にあるブレーカ付近からスパークの発生が確認された。
17時40分
加工工場ペレット加工室Ⅱにおいて火災報知機が発報した。延焼面積は1平方メートル未満であった。
http://www.nfi.co.jp/info/topics_date1392377712.html
(2014年3月2日 修正1 ;追記)
2014年2月16日付の茨城新聞紙面には、配線引き抜き時に火花が飛んだという、下記趣旨の記事が掲載されていた。
作業員2人が分電盤に電源ケーブルを接続し直すため、配線を引き抜いたところ、火花が飛んだ。
火はすぐ消え、分電盤の一部が焼けた。
119番通報で駆け付けた消防が、火災と断定した。
2014年2月14日18時50分にNHK高松から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
14日午前10時ごろ、高松市鬼無町の新築の住宅の建設現場で、住宅の壁に使うプレート30枚をまとめてトラックの荷台からクレーンで降ろす作業をしていた会社員の男性(45)がプレートの下敷きになり、病院に運ばれたが、まもなく死亡が確認された。
警察によると、このプレートは、大きさが縦およそ3m、横90cmほどで、重さが、あわせて1トンあまりあり、当時、男性は1人で作業をしていたという。
警察では、労災事故として事故の状況や原因を詳しく調べている。
出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/takamatsu/8035247511.html?t=1392411935857
2014年2月15日付で西日本新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
14日午前0時半ごろ、北九州市八幡西区の男性(82)方から出火、2階建てを全焼した。
警察によると、妻(78)は「スプレー缶の殺虫剤を噴射した直後に、火が出た」と話しており、近くの石油ストーブの火か、コンセントから散った火花が着火したとみて調べている。
総務省消防庁のまとめでは、スプレー缶のガスに引火したのが原因とみられる建物火災は、2011年に全国で193件確認されているといい、注意を呼び掛けている。
14日の火災では、隣接する民家4棟の壁や屋根なども焼くなど被害が広がった。
男性と妻が煙を吸って病院に搬送され、軽傷だった。
警察によると、妻は出火直前、居間にゴキブリが出たため、スプレー缶の殺虫剤を室内に噴射。ソファ周辺から突然火が出ていることに気づき、携帯用の消火器で消そうとしたが、火の勢いが強まったため、寝ていた男性を起こして屋外に避難したという。
北九州市消防局の説明では、殺虫剤などのスプレー缶は、噴射の力を強めるために可燃性ガスを使用しているタイプが多いという。
総務省消防庁は、「火の近くでスプレーを放置したり、廃棄のために穴を開けてガス抜きをしたりするのも危険。取り扱いに十分注意してほしい」としている。
出典URL
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/national/article/69847


















その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。