







2013年8月2日21時5分にNHK岐阜から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
2日午後4時半すぎ、岐阜市若福町の住宅建築現場で、建設作業員の男性(61)が作業用の車の後ろに備えられたコンクリートを固まらないよう混ぜる「ホッパー」という金属製の機械の中に転落した。
男性はおよそ30分後に救急隊員によって助け出されたが、現場に駆けつけた医師によって死亡が確認された。
死亡した原因は窒息死だったという。
警察によると、男性は容器の中に残っているコンクリートを手で取り除く作業を行っていたということで、警察では事故当時、機械の中で作動していたコンクリートを混ぜるスクリューに体の一部を巻き込まれ、男性が転落した可能性があるとみて、事故の詳しい状況を調べている。
出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/gifu/3083500121.html?t=1375474948977
8月3日付で朝日新聞岐阜全県版(聞蔵)からは、若干ニュアンスの異なる下記趣旨の記事がネット配信されていた。
コンクリートを撹拌する機械に巻き込まれ、コンクリートを飲み込んで窒息死した。
警察によると、機械は半円形で深さ50cm。撹拌するためのスクリューがついていて、男性は底に残っていたコンクリートをコンクリート圧送車に送る作業をしていたところ、機械に巻き込まれたらしい。
2013年8月3日付で朝日新聞福岡版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
2日午後0時5分ごろ、福岡市中央区の市道路下水道局の施設で「作業員が倒れた」と職員から119番通報があった。
作業員3人が病院に搬送されたが、いずれも軽症。施設の地下から通常より高い濃度の硫化水素が測定されたという。
警察などによると、作業員6人が、地下1階にある下水をためるプールにふたを開けて入り、砂やゴミを吸い上げるポンプを交換する作業をしていた。
作業が終わり、ポンプの試運転のためにプールに再び水を入れた際、ふたが開いていたため、下水から発生した硫化水素が外に漏れた。
作業員3人はいずれも自力で地上に避難した。
硫化水素は、施設の外には漏れなかった。
また、2013年8月3日付で毎日新聞福岡版からは、若干ニュアンスの異なる下記趣旨の記事がネット配信されていた。
2日正午ごろ、中央区の市下水道施設で、ポンプの据え付け作業を終えた作業員ら3人が汚水から出た硫化水素を吸い込んだ。
1人が安静のため入院しているが、3人の命に別条はないという。
市によると、施設は雨量が多い時に汚水などを一時的にためる施設。
3人は施設にたまる砂を取り除くポンプを地下約16mに設置した後、試運転をして確認。
作業を終えるためふたを閉めた時に、硫化水素を吸い込んだとみられる。
市は「作業手順以外で事故が起きた。換気や濃度計を置くなど対策を検討したい」としている。
出典URL
http://mainichi.jp/area/fukuoka/news/20130803ddlk40040361000c.html
(2013年8月11日 修正1 ;追記)
2013年8月6日付で朝日新聞福岡版(聞蔵)から、5日にまた硫化水素臭が漂ったという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
この施設で5日昼、一時的に硫化水素のような臭いが漂った。市は、この施設で通常よりも高い濃度の硫化水素を測定したと発表した。人への被害はないという。
施設は地下約15~20mにあり、雨水を一時的にためている。
2日に硫化水素による中毒事故があり、5日は点検をしていた。
市は、汚水をかき混ぜる作業で高濃度の硫化水素が発生し、漏れたとみている。
2013年8月2日15時9分に朝日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
2日午前9時30分ごろ、神戸市兵庫区の5階建て雑居ビルで窓ガラスを清掃中の男性が転落し、死亡した。
警察によると、神戸市の男性(41)とみられ、屋上からブランコに乗って降りる途中、何らかの原因でつり下げたロープが外れ、約20m下に落下したという。
現場は、JR神戸線兵庫駅前のビル街。雑居ビルの1階はコンビニエンスストアで、周囲は一時騒然とした。
出典URL
http://www.asahi.com/national/update/0802/OSK201308020036.html
2013年8月2日13時33分にmsn産経ニュースからは、若干ニュアンスの異なる下記趣旨の記事がネット配信されていた。
警察によると、男性はビルの屋上から、「ブランコ」と呼ばれる、作業中に腰掛ける台に移る際に落ちたという。
命綱の結束ミスが原因とみて調べている。
出典URL
http://sankei.jp.msn.com/west/west_affairs/news/130802/waf13080213410021-n1.htm
2013年8月3日付で朝日新聞群馬全県版(聞蔵)から、8月2日19時58分にNHK前橋から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
2日午前7時45分ごろ、高崎市の市立浜尻小学校敷地内で男性が倒れているのを作業員が見つけ、119番通報。改修工事に来ていた会社員の男性(40)で、胸などを打って死亡した。
警察は、作業中に校舎の4階から転落したとみている。
警察によると、男性は発見前、トイレの改修工事の準備で、4階の廊下の窓際に45枚ほど積まれた高さ約135cmの石膏ボードに乗って窓を開けていたとみられ、そのときにバランスを崩すなどして誤って窓から転落したものとみて、事故の詳しい原因を調べている。
出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/maebashi/1063501121.html?t=1375474680390
2013年8月3日3時25分に朝日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
2日午前6時45分ごろ、千葉県市原市のコスモ石油千葉製油所から「原油を移送中に配管から漏れた」と市消防局に通報があった。
消防によると、タンクと蒸留塔をつなぐ配管に直径5mm程度の穴が開いており、計500ℓの原油が流出した。
けが人はなく、海への流出もなかった。
消防車など11台が出動し、処理した。
同製油所では、東日本大震災で液化石油ガス(LPG)タンク17基が爆発炎上した。
昨年6月にもタンクからアスファルトが海上に流出する事故が起きている。
出典URL
http://www.asahi.com/national/update/0803/TKY201308020548.html
2013年8月1日12時49分にmsn産経ニュースwestから、8月2日付で朝日新聞堺泉州版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
1日午前8時5分ごろ、堺市西区の関西電力堺港発電所で「薬品が漏れている」と119番があった。
塩酸約160ℓが漏れたが、けが人はいない。
消防によると、現場は敷地内の建物の2階。火力発電のための設備から濃度35%の塩酸が漏れているのを、職員が発見した。
消防の大型化学車など計16台が出動。塩酸を取り除くなどし、午前11時20分ごろに危険性がなくなったことを確認した。
関西電力は「原因を調査中」としている。
塩酸は、浄水設備に付着する不純物を取り除くために使われているという。
出典URL
http://sankei.jp.msn.com/west/west_affairs/news/130801/waf13080112500022-n1.htm
2013年8月1日15時11分に読売新聞から、非構造部材のイメージ図付きで、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
東日本大震災で現行の建築基準法では安全基準が定められていない、つり天井や間仕切り壁などの非構造部材が落下、倒壊したことが原因で、少なくとも8都県で計6人が死亡、11人が重傷を負っていたことが、国土交通省の調査で明らかになった。
今後も巨大地震の発生が予想されることから、同省では近く、新たな安全基準を公表。来年4月に、つり天井を対象とする関係法令を見直す方針だ。
同省では、津波の浸水域を除く「震度5強」を上回る揺れを観測した地域を対象に調査を実施。
この結果、東京都や宮城、福島、栃木県などで死傷事故が発生していた。
室内の間仕切り壁が倒壊して下敷きになったり、天井からつるされた配管などが落下したりしたことなどが原因の死亡事故が見つかったほか、つり天井の崩落は、ショッピングセンターの大型施設で発生していた。
現行の建築基準法では、建築物を支える柱、壁など構造部分については、一定の強度を保つことが義務付けられているが、つり天井、間仕切り壁などの非構造部材は、構造部分とは関係がないため、安全基準が定められていない。
非構造部材の中には、大型の配管や照明施設、空調設備など落下すれば大きな事故につながりかねない重量物も多く含まれており、国交省では安全基準の導入が必要と判断したという。
出典URL
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20130801-OYT1T00283.htm
2013年7月31日付の朝日新聞新潟全県版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。また東京電力HPにも同趣旨のプレスリリースが掲載されていた。
平成25年7月29日午後6時49分頃、定期検査中の柏崎刈羽原発の6号機タービン建屋1階空気抽出器室において、パトロール中の社員が蛍光灯からの発火を発見した。
このため、消防へ連絡をするとともに、現場では初期消火の為に消火器を準備したが、その間に火が消えていることを確認した。
消防による現場確認の結果、午後7時54分に鎮火確認。焼損については蛍光灯の器具のみで、周囲への延焼はなかった。
当該蛍光灯の分解点検を実施した結果、東電は30日、出火元は蛍光灯内部にある安定器だったと発表した。
蛍光管に流れる電流をコントロールする器具で、1996年から使われており、長さ約25cm、幅約6cmにわたって焦げていたという。
東電の担当者は「安定器がショートした可能性がある」と話している。
出典URL
http://www.tepco.co.jp/cc/press/2013/1229323_5117.html
(ブログ者コメント)
蛍光灯の発火トラブルは、過去にもしばしば起きている。
以下は埼玉県HPに掲載されている例で、蛍光灯本体の寿命について注意喚起されている。
http://www.pref.saitama.lg.jp/site/testzirei/testzirei-g5.html
以下は消防科学総合センターHPに記載されている例で、蛍光灯出火の大半を占める安定器コイルに起因する出火危険性がなくなったインバータ蛍光灯で、電子基板のトラッキング現象で発火した事例が掲載されている。
http://www.isad.or.jp/cgi-bin/hp/index.cgi?ac1=IB17&ac2=56spring&ac3=175&Page=hpd_view
また、グローランプから出火した事例もあった。
http://www.bousaihaku.com/cgi-bin/hp/index2.cgi?ac1=B311&ac2=&ac3=6540&Page=hpd2_view
2013年7月29日21時19分に新潟日報から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
29日午前11時半すぎ、新潟市の新潟大学医歯学総合病院外来棟の取り壊し作業現場で、クレーン車につるされていた鋼矢板が落下し、下敷きになった会社員の男性(56)が多発外傷による多臓器損傷で死亡し、同僚男性(49)が右肩打撲の軽傷を負った。
警察によると、鋼矢板は長さが10m、幅が40cm、重さが750kgで、地中に埋められていた。
クレーン車は地中から鋼矢板を引き抜き、1カ所にまとめる作業をしていた。
2人は鋼矢板の整理作業をしていた。
警察は、鋼矢板がクレーンから外れた原因などについて調べている。
出典URL
http://tokku.jp/news/index.php?page=clipping&clipping_id=458181
(2013年9月15日 修正1 ;追記)
2013年9月12日12時26分にNHK新潟から、関係者が労安法違反容疑で書類送検されたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
新潟労基署は、鋼鉄製の板をつり上げていたクレーン車を安全に運転していなかったとして、工事を請け負った会社などを労安法違反の疑いで書類送検した。
書類送検されたのは、工事を請け負った長岡市の「M興業」と40歳の現場責任者。
同署によると、会社と現場責任者は、クレーン車で鋼鉄製の板などをつり上げた際、その下に人を立ち入らせて安全に運転していなかったとして、労安法違反の疑いが持たれている。
出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/niigata/1034477571.html?t=1379028301703
(2015年8月24日 修正2 ;追記)
2015年8月21日付で朝日新聞新潟全県版(聞蔵)から、下記趣旨の記事が掲載されていた。
(新情報に基づき、タイトルも修正した)
警察は、責任者の男性ら3人を業務上過失致死の疑いで書類送検した。
警察によると、クレーンで吊り上げた鋼矢板を仮置きする際、ワイヤーからフックが外れて鋼矢板が倒れたという。
鋼矢板を置く作業中にワイヤーがたるんで「背抜け」と呼ばれる現象が起き、フックから外れたとみられる。
この「背抜け」現象で鋼矢板が倒れる危険性が予見できたにもかかわらず、現場責任者の男性は指導監督を怠り、作業員男性(52)は現場への立ち入り禁止を指示せず、クレーン運転士の男性(21)は人がいたのに仕事を続け、男性を死なせた疑いがある。
8月20日17時51分にNHK新潟からは、ワイヤーが外れるのを防ぐための装置がフックについていなかったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
板はワイヤーでつるされ、クレーン車のフックにかけて運ばれていたが、重さでワイヤーが外れたということで、警察は、安全管理に問題がなかったか調べを進めていた。
その結果、ワイヤーが外れるのを防ぐための装置がフックについていなかった他、周辺への作業員の立ち入りに注意を払っていなかった疑いが強まったという。
このため警察は、工事を請け負っていた長岡市の建設会社の社員で、現場の責任者だった42歳の男ら3人を業務上過失致死の疑いで書類送検した。
調べに対し、3人はいずれも容疑を認めているという。
この事故では、おととし新潟労基署も、工事の請け負い会社と42歳の男について労安法違反の疑いで書類送検している。
出典URL
http://www3.nhk.or.jp/lnews/niigata/1034276981.html?t=1440103960606
2013年7月29日15時4分に読売新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
27日午後9時35分頃、北九州市若松区山ノ堂町の自営業男性(56)が自宅の玄関付近で、掃除をしていたところ、バケツ内の雑巾が発火。
男性が両足を、近くにいた息子(3)も両手両足に、それぞれやけどを負って病院で手当てを受けた。
警察によると、バケツのそばに火が付いたキャンドルがあり、雑巾に染みこんだ揮発性が高いクリーナーの油分に引火した可能性が高いとみている。
出典URL
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20130729-OYT1T00338.htm
(ブログ者コメント)
過去の火災事例には、結構、目を通してきたつもりだが、このような事例は記憶にない。
しかし、考えてみれば、LPG噴射スプレーを使う場合と同様、揮発性が高い可燃性成分を含有するクリーナーを使う場合も、火気には注意が必要だ。
どのようなクリーナーを使っていたかは不明だが、そういった注意表示はされていたのだろうか?
2013年7月27日20時15分にmsn産経ニュースwestから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
27日午前11時55分ごろ、堺市中区大野芝町の古紙回収販売「Sクリエイト」で、「紙束が落ちて人が下敷きになった」と119番があった。
屋内作業場に積み上げられていた重さ約90kgの紙束が複数落下。近くにいた運送会社社員の男性(43)が直撃を受けたとみられ、胸などを強く打ち、搬送先の病院で死亡した。
警察は荷崩れの原因を詳しく調べるとともに、管理や落下防止措置に問題がなかったか、業務上過失致死容疑を視野に捜査している。
警察によると、紙束は古紙を圧縮してポリ袋に入れたもので高さ50cm、幅1m、奥行き50cm。束を重ねて5m前後の高さまで積んであった。
男性は、積み荷を受け取りに来ていたという。
出典URL
http://sankei.jp.msn.com/west/west_affairs/news/130727/waf13072720150030-n1.htm
一方、2013年7月28日付の朝日新聞大阪市内版(聞蔵)からは、若干ニュアンスの異なる下記趣旨の記事がネット配信されていた。
5mほどの高さに積み上げた立方体状の古紙の塊(1辺1.7m、重さ810kg)が崩れ、近くにいた配送会社の運転手の男性が下敷きになった。
警察によると、現場では男性とS社の経営者、社員の3人が作業。
男性は、社員がフォークリフトでトラックに古紙の段ボールを積み込む作業を見守っていたという。
2013年7月28日付で毎日新聞山口東版と朝日新聞広島版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
27日午前10時15分ごろ、広島県大竹市新町2のゴム製品製造販売業「S化学工業」の工場で、ボイラー室の屋根を張り替えていた設備工事業の男性(43)がスレート屋根を踏み抜き、約6m下のコンクリート製の地面に転落した。
男性は病院に運ばれたが、全身を強く打って死亡した。
警察は、労災事故とみて調べている。
出典URL
http://mainichi.jp/area/yamaguchi/news/20130728ddlk35040183000c.html
(2013年8月12日 修正1 ;追記)
2013年7月28日付の中国新聞紙面に、別情報が下記趣旨で掲載されていた。
同社では、ゴム手袋を製造。
警察は、屋根が老朽化していて破損したのが原因とみている。
2013年7月27日付で埼玉新聞と朝日新聞埼玉版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
JX日鉱日石エネルギーなどは26日、さいたま市岩槻区のガソリンスタンド「Dセルフ東岩槻店」で23日午後2時から25日午前8時までの間に販売した軽油に水が混ざっていた可能性があり、自動車がエンジン停止などを起こす恐れがある、と発表した。
同社関東第2支店によると、25日午前10時ごろ、同店で軽油を給油した客から「車が止まってしまった」との苦情があり、同店などが調べたところ、23日の豪雨で軽油の地下タンクに雨水が混入したとみられることが判明した。
同店では豪雨から発覚までの間、車両48台の客に軽油を販売。そのうち16台の状況を確認したところ、13台が走行中にマフラーから白煙が出てエンジンが止まるなどのトラブルを起こしていた。
同店などで水が混入した原因を調査しているが、タンク内を検査する管のふたが緩んでいたことが分かり、ここから雨水が流れ込んだ可能性があるという。
同社などは、該当する購入客に対して、連絡するように呼び掛けている。
出典URL
http://www.saitama-np.co.jp/news/2013/07/27/06.html
2013年7月26日19時57分にNHK沖縄から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
26日午後4時ごろ、南風原町与那覇の自動車解体所から「車が燃えている」と消防に通報があった。
火は、付近に置かれていた車に燃え広がり、消防がポンプ車などおよそ10台を出して消火にあたった結果、午後6時までに消し止められた。
この火事で、解体所の男性作業員1人が両手にやけどを負って病院に運ばれたが、命に別状はないという。
また、消防によると、解体所に置かれていた車、あわせて47台が燃えたという。
消防によると、男性作業員が1人で解体する車からガソリンを抜きとる作業を行っていたところ火が出たということで、気化したガソリンに引火した可能性があるという。
近くに住む80代の男性は、「煙が見えたので現場近くに来たところ、車から火が上がっているのが見えた。ガソリンに引火したのか、爆発するような音が何度も聞こえた」と話していた。
警察などは、火事の原因についてさらに詳しく調べることにしている。
出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/okinawa/5093319771.html?t=1374870741722
(2013年8月12日 修正1 ;追記)
2013年7月23日付の沖縄タイムス紙面に、事故当時のやや詳しい状況が下記趣旨で掲載されていた。
消防などの調べでは、作業員が廃車のガソリンを抜き取るためのポンプをバッテリーにつなぐ際、何らかの原因でガソリンに引火した可能性があるという。
2013年7月26日19時7分にNHK富山から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
去年7月、富山地方鉄道、上滝線の上堀駅で到着する直前の列車が脱線した事故は、レールを固定していたボルトを締め直さなかったため、ボルトがゆるんで軌道の幅が広がったことが原因とわかった。
去年7月、富山地方鉄道上滝線の上堀駅で、2両編成の上り列車がホームのすぐ手前で脱線した。乗客20人が乗っていたが、けがをした人はいなかった。
国の運輸安全委員会が調べた結果、現場では軌道の幅が最大で8cm余り広がっていて、車輪の幅を超えていたという。
レールは脱線の2か月前に交換されていたが、その後、固定しているボルトを、一度も締め直していなかったという。
運輸安全委員会は、繰り返し列車が通過するうちにボルトがゆるみ、軌道の幅が広がって脱線した可能性が高いとしている。
運輸安全委員会によると、レールを交換したあとはボルトがゆるむのを防ぐため定期的にボルトを締め直す管理が必要だが、富山地方鉄道はこうした管理が必要なことを知らなかったという。
このため、運輸安全委員会は、ほかに軌道の幅が広がっている箇所がないか測定し、あれば速やかに直すよう、富山地方鉄道に勧告した。
富山地方鉄道は、担当職員4人を処分したほか、社長と運輸事業本部長も減給処分にした。その上で「このようなことが二度とないよう施設の整備や点検をしっかりと行います」と話している。
出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/toyama/3063317911.html?t=1374870221699
7月26日16時44分にKNB NEWSからは、上記とは別の情報などが、下記趣旨でネット配信されていた。
上堀駅で起きた脱線事故の原因について、運輸安全委員会は26日、調査報告書を公表した。
レールのずれが事故の2か月前から基準値を超えたままだったなどと指摘している。
報告書によると、事故の2か月前に交換された現場のカーブ部分のレールが基準通りに整備されておらず、列車が通った時にレールとレールの幅が広がって、脱線した可能性が高いとしている。
富山地方鉄道はレール交換後の確認で支障がないと判断し、そのまま運行に入っていた。
運輸安全委員会は、これらを重く受け止め、富山地方鉄道に対しレールの整備や維持の管理態勢や再発防止対策への取り組み計画を作成して実施状況を適切に管理することを勧告した。
出典URL
http://www2.knb.ne.jp/news/20130726_37314.htm
(ブログ者コメント)
熱や振動で緩む可能性があるボルトについては、締めた後、しばらくしてから増締めが必要だ。
日常生活でも、車のタイヤ交換をした時には、数日後に増締めする。
この点、NHKの「知らなかった」という報道が疑問に思え、運輸委員会の報告書を確認したところ、18ページにNHK報道どおりの下記表現があった。
「事故現場でのレール支持力の低下は、同社がレール交換後における締結装置の締め直し管理のことを知らず、これまで実施していなかったことから生じたものと考えられる。」
http://www.mlit.go.jp/jtsb/railway/rep-acci/RA2013-6-3.pdf
知識がないために起きる事故を防ぐには知識を得ることが一番だが、問題は、知識がないことをいかにして知るか?ということだろう。
2013年7月26日19時53分にNHK東北NEWS WEBから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
丸森町大内小平内にあるガソリンスタンドから25日、「地下にあるタンクを検査したところ、タンクからおよそ1200ℓのガソリンが漏れていることが分かった」と消防に通報があった。
県によると、ガソリンスタンドは営業を休止し、タンク内のガソリンを抜き取ったという。
消防が、漏れだした原因と漏れだした部分を確認する作業を進めている。
また県は、26日午後から、ガソリンスタンドの半径500mの範囲にある井戸の水にガソリンの成分が含まれていないかどうか調査を行っている。
調査の結果は、来週29日に判明する予定だということで、県は、調査結果が判明するまで井戸の水を飲まないよう、周辺の住民に注意を呼びかけている。
出典URL
http://www3.nhk.or.jp/tohoku-news/20130726/3315821.html
2013年7月26日10時24分に新潟日報から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
日本海に面した柏崎市のJR信越線で昨年4月、3両編成の普通電車の2両目屋根から出火、天井が燃えた事故で、運輸安全委員会は26日、パンタグラフ(集電装置)の取り付け部に付着した波しぶきや風の塩分で屋根に電気が流れ、アーク放電が発生、出火した可能性が高いとする調査報告書をまとめた。
報告書によると、塩は電解質で電気を流す性質があるため、パンタ取り付け部をJR東日本は定期的に洗浄していた。
しかし当時、降雨が少なく塩が残った状態で、強い風が吹き付け、波しぶきなどがかかり、高圧電流が車体に流れやすくなっていたと考えられる。
JR東日本は事故後、新潟支社所属の同型車両のパンタ取り付け部に絶縁剤を塗って加工する再発防止策を取った。
事故は昨年4月4日午前9時55分ごろ発生。
電車は青海川―鯨波間を強風による規制で時速約20kmで走行中、パンタ付近から炎が上がっているのが見つかり、運転士が急停車した。
消火器では消えず、駆け付けた消防が鎮火した。乗客乗員47人にけがはなかった。
出典URL
http://www.niigata-nippo.co.jp/news/national/20130726057022.html
運輸安全委員会の報告概要は、下記参照。
http://jtsb.mlit.go.jp/jtsb/railway/detail.php?id=1815


















その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。