忍者ブログ
                                                       本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。  それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。  本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。        一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。       (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
 ブログ内検索 Site Search 
キーワードに合致した記事を検索できます(複数キーワード検索可)
 最新記事 Latest Articles 
(07/17)
(07/16)
(07/16)
(07/15)
(07/15)
(07/14)
(07/14)
(07/13)
(07/13)
(07/12)
(07/11)
(07/11)
(07/10)
(07/10)
(07/09)
(07/09)
(07/08)
(07/07)
(07/07)
(07/06)
(07/05)
(07/05)
(07/04)
(07/03)
(07/02)
 最古記事 Oldest Article 
(04/09)
(04/09)
(04/09)
(04/09)
(04/09)
(04/10)
(04/10)
(04/10)
(04/10)
(04/11)
(04/11)
(04/11)
(04/11)
(04/11)
(04/11)
(04/11)
(04/11)
(04/11)
(04/11)
(04/11)
(04/11)
(04/11)
(04/11)
(04/11)
(04/11)
[574]  [575]  [576]  [577]  [578]  [579]  [580]  [581]  [582]  [583]  [584
2012年11月7日23時50分に共同通信から、同日19時49分に読売新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
JR貨物関西支社は7日、岡山機関区に所属する電気機関車1両が、鉄道事故の二次被害を防ぐための防護無線が約6年半機能せず、送受信できない状態になっていたと発表した。

防護無線は事故などの際、発信すると半径約1km内を走る列車に警報が届き、運行を停止させる仕組み。
2006年5月の取り付け工事の際、配線を誤ったとみられるという。
同支社によると、防護無線以外にも、音声でやりとりする無線はあるという。


JR貨物によると、機関車は防護無線が機能しないまま東海道線や山陽線などを約150万km走行していた。

先月20日、川崎市の貨物駅構内で他の列車が発した無線を受信できないことに運転士が気付き発覚。
その後も約2週間運行を続け、今月7日になってようやく修理し、国交省の近畿など3運輸局に報告した。

同支社は、「速やかに修理すべきだった」としている。

 
出典URL
http://www.47news.jp/CN/201211/CN2012110701001995.html
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20121107-OYT1T01137.htm
 


(2012年12月2日 修正1 ;追記)

2012年11月26日23時23分に朝日新聞から、事例の横展開調査で出力不足の防護無線が見つかったという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

JR貨物は26日、愛知機関区に所属するディーゼル機関車1両で、緊急時に周囲の列車に危険を知らせる「防護無線」に不具合が見つかり、全機関車約660両を対象とした点検を前倒しした、と発表した。
点検は27日に終える予定だが、それまで全国の貨物列車の約半数にあたる100本前後に遅れや運休が出る見込み。旅客列車の運行に影響はないという。

不具合が見つかったのは、中部地方で運行する1両。防護無線の出力が弱く、内規で定められた半径1km以内にある列車まで無線が届かないことがわかり、機器を交換した。原因を調査している。

同社は今月、新たな試験装置を導入して防護無線の性能の確認作業に着手し、すでに約半数で終了した。今回の不具合は、16日に愛知機関区で行った試験で発覚したという。

JR貨物では、防護無線が作動しない電気機関車1両を6年半にわたって運行させていたことが10月に発覚。配線の誤りによるものだったため、全機関車で配線の確認をした。今回の機関車も配線に問題はなかったという。


出典URL
http://www.asahi.com/national/update/1126/TKY201211260731.html


また、2012年11月28日付の朝日新聞(聞蔵)から、新たに1両で不具合が見つかったという情報が、下記趣旨でネット配信されていた。

同社は27日に全機関車の緊急点検を終え、新たに1両の防護無線に不具合が見つかったと発表した。


(ブログ者コメント)

過去のトラブルの横展開対応が功を奏し、将来起こるかもしれないトラブルを未然に防止できた事例として紹介する。

読者通信欄
ネーム 必須
メールアドレス 必須

拍手[0回]

PR
2012年11月7日19時24分にNHK岐阜から、11月8日付で朝日新聞岐阜全県版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
7日午後0時半ごろ、養老町直江にある米の販売会社、O米穀で、運送会社社員の男性(43)が、倒れてきたフォークリフトの下敷きになったと消防に通報があった。
男性は、胸などを強く打って病院に運ばれたが、約2時間後に死亡した。


警察によると、男性は、近くの農協から重さ1トンの米袋を運んでこの会社の従業員と一緒にフォークリフトを使って倉庫に移動させていたが、米袋が建物の壁に引っかかったため男性が手伝って直そうとした時、フォークリフトがバランスを崩し横転したという。
フォークリフトを運転していた従業員に、けがはなかった。


警察で事故の詳しい原因を調べている。


出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/gifu/3083323111.html
読者通信欄
ネーム 必須
メールアドレス 必須

拍手[0回]

2012118145分に読売新聞から写真付きで、また同日付で毎日新聞富山版から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

7日午前10時頃、富山湾上空で富山空港への着陸態勢に入っていた羽田発富山行きの全日空883便(ボーイング767)の機首部分に落雷があった。
雷が落ちるのを操縦席にいた乗務員が確認した。


全日空富山空港営業所などによると、同便は定刻通り同空港に着陸。乗員乗客275人にけがはなかったが、落雷の衝撃でレーダーのアンテナを覆う「レドーム」と呼ばれる機首のカバーがへこみ、点検や修理のため、折り返し便が欠航した。


落雷があった時、富山県内全域には雷注意報が発令されていた。

 

出典URL

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20121108-OYT1T00190.htm

http://mainichi.jp/area/toyama/news/20121108ddlk16040648000c.html

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

雷が落ちて機体が凹んだというニュースは珍しいので、紹介する。

 

 

 

キーワード ;飛行機

 

 

 

読者通信欄
ネーム 必須
メールアドレス 必須

拍手[0回]

2012年11月6日付で朝日新聞長崎版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
5日午前8時半ごろ、長崎市深堀町のF造船長崎工場で、作業員の男性(55)が建造中の貨物船内から約8.5m下の船底に転落、全身を強く打って約1時間半後に死亡した。
 
警察などによると、男性は下請け会社の社員で、前日に取り付けた換気ダクトが外れていることに気付き、別の作業員と2人で手直しをしていた。
作業を終えてデッキに出た際、誤って足を踏み外したとみて調べている。
 
船は完成間近だったため、転落防止用の安全柵は取り外されていた。
男性は転落防止用の安全ベルトを着けていたが、移動中のため、固定していなかったという。





(2013年4月6日 修正1 ;追記)

201345191分にNHK長崎から、現場管理者は作業場所が転落の危険性があることを認識していたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

長崎労基署は5日、現場管理者が男性作業員の作業場所が転落の危険性があることを認識していた上、事故の2日前に手すりがないことに気づきながら必要な措置を怠ったとして、福岡市にある「F造船」と長崎市にある下請け会社の「H商事」それに、それぞれの会社の34歳と37歳の現場管理者の男を労安法違反の疑いで書類送検した。。

同署によると、県内で去年1年間に労働災害で死亡した人は10人で、このうち造船業では2人死亡しているということで、同署では県内の造船業者などに労災事故の防止を呼びかけている。

出典URL

http://www3.nhk.or.jp/lnews/nagasaki/5033697481.html?t=1365194789415





読者通信欄
ネーム 必須
メールアドレス 必須

拍手[10回]

2012年11月4日付で朝日新聞福井全県版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

3日午前11時半ごろ、福井市中角町のN酪農協同福井工場で、従業員の男性(56)が、牛乳の熱処理タンク内に転落した。
男性は病院に運ばれたが、全身やけどの重傷。

警察によると、男性は約80℃に加熱された牛乳が20~30cmほどの深さで残っているタンク(直径約1m)の脇にある台の上に乗り、牛乳表面の泡などの除去作業を行っていて、足を滑らせて落ちたという。




(2012年12月2日 修正1 ;本文修正)

2012年11月4日付の福井新聞紙面に掲載されていた情報を、本文中に入れ込んだ。

読者通信欄
ネーム 必須
メールアドレス 必須

拍手[0回]

2012年11月4日2時4分にmsn産経ニュース奈良から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
3日午前5時半ごろ、奈良市都祁馬場町の自動車部品製造業「I製作所」の工場内で、従業員の男性(25)が作業中、重さ約600kgの自動車部品を積んだ台車とフェンスの間に挟まれ、死亡した。

警察によると、男性は事故当時、高さ約150cmの台車に、部品を入れたプラスチック容器(1個約13kg)計47個を載せ、工場の外へ移す作業を1人で行っていて、勾配のある通路を上っていたという。台車の操作を誤ったらしい。
 
事故の発見は、発生から約30分後とみられ、台車の車輪の一部がフェンス前の溝に落ち、男性は逃れられなかった。

警察で事故原因を調べている。

 
出典URL
http://sankei.jp.msn.com/region/news/121104/nar12110402040002-n1.htm
 
 
 
(2012年12月2日 修正1 ;本文修正)
 
2012年11月4日付で奈良新聞紙面に掲載されていた情報を、本文中に入れ込んだ。
読者通信欄
ネーム 必須
メールアドレス 必須

拍手[0回]

2012年11月3日0時14分に西日本新聞から、「三川鉱炭じん爆発事故から49年、CO中毒の苦しみなお」というタイトルで、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
福岡県大牟田市の三井三池三川鉱で1963年、死者458人、一酸化炭素(CO)中毒患者839人を出した炭じん爆発事故から、9日で49年を迎える。
戦後最悪の労災事故の犠牲者にとって、この日は五十回忌の節目。
今なおCO中毒の後遺症に苦しむ患者と家族は、高齢化が進む中で不安な日々を重ねている。


2日午後、同市の大牟田吉野病院の一室。労働歌「がんばろう」のハーモニカが響いた。
奏でていたのは熊本県荒尾市の元炭鉱労働者の男性(88)。この日は米寿の誕生日で、熊本市から兄弟が十数年ぶりに集まった。


「まさちゃん、上手。よう覚えとるね」。話し掛けられるたびにほほ笑む。
炭鉱の合理化に対して労働者が激しく抵抗した三池争議で、数え切れないほど「がんばろう」を歌った男性は、「あの日」から病院のベッドにいる。


63年11月9日。坑道で吸い込んだCOに脳を侵され、重度の中毒患者となった。
妻(82)によると言葉も視覚も失い、「考える力は3歳程度となった」。でも音楽の記憶は残った。
「お父さん、ようここまで生きてくれた。三池争議も一緒に頑張ったもんね」。ベッドの傍らで妻が、男性の手をぎゅっと握った。


患者・家族団体で構成する三池高次脳連絡会議によると、現在のCO中毒の患者は約130人。
歩行や意識、言語障害に苦しみ、障害がなくても頭痛や目まいに襲われる。


吉野病院の入院患者の家族でつくる団体の代表を務める妻の人生は、闘いの連続だった。
患者救済を求めて三川鉱の坑内で座り込みの抗議を行い、会社や国が責任を認めるよう法廷で追及した。
現在も、医療体制の拡充を約束した国と交渉を続けている。


三川鉱跡は3日、97年の閉山後初めて一般公開される。
妻にとって「思い出したくもなかし、見たくもない」場所だが、意を決して跡地に立つつもりだ。
「もう残された時間はなか」。ヤマに人生を翻弄された家族、仲間のために、闘いの「原点」を確認する。


■三川鉱炭じん爆発事故

1963年11月9日、有明海の海面下350mまで続く三川鉱第一斜坑で、巻き上げ中の連結器が外れたトロッコが暴走し、火花が炭じんに引火して大爆発事故が発生。
遺族やCO中毒患者が提訴した「三池CO訴訟」では、福岡地裁が93年、会社の過失を認定して損害賠償を命じる判決を下し、98年に最高裁で確定した。


出典URL
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/332246
 
 
また、2012年11月3日18時33分にNHK福岡から、3日に公開された鉱跡に関する、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
国内最大級の炭鉱として戦後の復興を支えた一方、大規模な労働争議や炭鉱事故が起きた大牟田市に残る三井三池炭鉱三川坑の跡地が初めて一般に公開され、およそ2500人が見学に訪れた。

三川坑は石炭の産出量が日本一だった三井三池炭鉱の主要な坑口だったが、昭和30年代には1200人の指名解雇をめぐり、労使が激しく対立した労働争議が起きたほか、458人が死亡した戦後最悪の炭鉱事故が起きるなど、日本の歴史にたびたび登場した。

3日は平成9年の閉山後、初めて、およそ3.5haの敷地が一般に公開され、およそ2500人が見学に訪れた。

敷地には、仕事の分担を決めていた2階建ての木造の建物や作業員を運ぶ乗り物が走っていたレール、それに石炭を掘る地下につながる高さ3m余りの坑道の入り口などが残っている。
このうち坑道の入り口は、閉山をきっかけに塞がれたが、訪れた人たちはガイドの説明を聞きながら、石炭産業の名残りに見入っていた。
この炭鉱で働いていたという80代の男性は、「久しぶりに訪れ感無量です。近代化産業遺産として保存してほしい」と話していた。また、父親が働いていたという50代の女性は、「環境の厳しい職場だった事がわかりました」と話していた。


三川坑跡地の公開は3日だけで、大牟田市は今後、跡地にある施設を保存する方針。


出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/fukuoka/5013145591.html
 
 
 
(ブログ者コメント)
 
この事故は、過去に起きた重大な産業事故の一つとして、先月、学生に説明したばかりだ。
ただ、その時は過去形で説明しただけで、家族を含め後遺症に苦しんでいる人が現在もいることには、触れなかった。
次回講義では、この点についても、事故の悲惨さを側面から伝える話しとして説明する所存。

読者通信欄
ネーム 必須
メールアドレス 必須

拍手[0回]

2012年11月4日付で朝日新聞宮城全県版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
2日午後11時55分ごろ、多賀城市のJX日鉱日石エネルギー仙台製油所にある桟橋に停泊中のタンカー内から「白煙があがっている」と119番通報があった。乗組員全13人にけがはなかった。
 
警察などによると、現場では約3時間前まで船内のタンクに化学肥料の原料になる液体硫黄計2550トンを入れる作業をしていたという。
煙はタンク付近から出たとみられるが、液体硫黄は約150℃と高温で、延焼したのか化学反応を起こしたのかは不明という。
読者通信欄
ネーム 必須
メールアドレス 必須

拍手[0回]

20121121958分にNHK岐阜から、113141分に読売新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

2日午前10時半ごろ、岐阜市鷺山の岐阜北郵便局で「男性が窓から転落した」と消防に通報があった。
消防が駆けつけたところ、郵便局の駐車場で、清掃作業員の男性(51)が頭から血を流して倒れていて、男性は病院に運ばれたが、頭や胸を強く打っていて、間もなく死亡した。


男性は、もうひとりの作業員と一緒に2人で岐阜北郵便局の窓の清掃作業を行っていて、高さおよそ12mの3階の建物の中から外へ身を乗り出して、窓(縦1.7m、横1.6m)を拭いていたところ、転落したという。
ほかにけがをした人はいなかった。


男性は、作業中にヘルメットをしていたが、転落した際にヘルメットが外れてい
たという。


警察は、男性が誤って手足を滑らせて転落したとみて、もう1人の作業員から話を聞くなどして詳しい状況を調べている。


出典URL

http://www.nhk.or.jp/lnews/gifu/3083196821.html

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20121103-OYT1T00455.htm

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

今年10月に川口市で起きた転落死亡事故でも、ヘルメットが脱げていたと報じられていた。

他の転落事故でも、報道されてはいないが、結構、そのようなことがあるのかもしれない。

 

 

 

(2014年1月9日 修正1 ;追記)

 

2014171924分にNHK岐阜から、関係者が書類送検されたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。


おととし11月、岐阜市の郵便局で3階から身を乗り出して、窓の清掃作業をしていた男性が転落して死亡した事故で、警察は必要な安全対策の措置を取っていなかったとして、男性が勤務していた建物管理会社の役員ら2人を業務上過失致死の疑いで書類送検した。


書類送検されたのは、作業を行っていた建物管理会社に勤務する、いずれも岐阜市の63歳の役員と35歳の現場責任者の男2人。


この事故は、おととし11月、岐阜市鷺山の岐阜北郵便局で、愛知県一宮市の男性(当時51)が高さおよそ12mの3階の窓から身を乗り出して、窓ガラスの清掃作業を行っていたところ、誤って転落して死亡したもの。


警察によると、現場では、高さ2m以上の場所で作業する場合、労安法で義務づけられている、足場を組むなどの安全対策の措置が取られていなかったという。
調べに対し、2人はいずれも「作業員の安全への配慮が足りなかった」と容疑を認めているという。
このため警察は7日、2人を業務上過失致死の疑いで書類送検した。


出典URL

http://www.nhk.or.jp/lnews/gifu/3084314591.html?t=1389224194056

 

 

 

読者通信欄
ネーム 必須
メールアドレス 必須

拍手[0回]

2012113日付で朝日新聞茨城版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

2日午前8時40分ごろ、ひたちなか市三反田の市道工事現場で、作業をしていた会社員の男性(61)が、同じ会社の男性(52)が運転する油圧ショベルカーに轢かれて死亡した。

 

警察によると、男性はアスファルトを剥がして整地する作業をしていて、後退してきたショベルカーに轢かれたという。

 

 

 

(2013年10月4日 修正1 ;追記)

 

2013102日付で朝日新聞茨城版(聞蔵)から、社長らが書類送検されたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

水戸労基署は1日、ひたちなか市の土木工事業「K土建工業」と社長の男性(63)を、労安法違反の疑いで書類送検した。社長は、容疑を認めているという。

 

同署によると、同社が請け負った市道工事現場で作業員がバックしてきたドラグショベルと呼ばれる重機に轢かれて死亡した事故で、同社と社長は、誘導者を配置するなど、危険防止のための措置をとらなかった疑いがある。

 

 

 

 

読者通信欄
ネーム 必須
メールアドレス 必須

拍手[2回]

2012年11月2日2時12分にmsn産経ニュース和歌山から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
従業員への安全配慮を怠ったとして、和歌山労基署は1日、労安法違反容疑で、和歌山市西の金属加工会社「Ⅾシャーリング」と、同社の男性社長(42)を書類送検した。

容疑は今年6月29日、男性従業員(37)に革手袋をはめた状態で金属を加工するボール盤の作業をさせたとしている。
男性は手袋がドリルに巻き込まれ、手首が切断寸前となるなどの大けがを負った。

同法では,ボール盤など手が巻き込まれる恐れがある作業は、手袋を使用させてはならないと定めている。
男性社長は、「規則を知らなかった」と話しているという。

 
出典URL
http://sankei.jp.msn.com/region/news/121102/wky12110202120003-n1.htm
 
 
 
(ブログ者コメント)
 
ネットで調べたところ、鉄材の折り曲げや穴開けなどを行っている、従業員10人程度の会社らしい。
「規則を知らなかった」という件だが、労基としては、業界団体を通じるなどして労安規則の周知啓蒙を図っているとは思うが、この程度の規模の会社にまで、あの膨大な規則を徹底させるのは、現実問題、無理なのかもしれない。
読者通信欄
ネーム 必須
メールアドレス 必須

拍手[1回]


最近、コメントをいただいたものの、おそらくは「お名前」欄が空欄だったため、ブログ者名でのコメントになってしまったケースが2件ありました。過去にも何件かありました。

 

 

(最近の例)

 

2011113日 足利市のGSでガソリンタンク改修工事中に出火、作業員など3名が重軽傷 (修正1)

10/27コメント)

この事故は直前に循環作業で出ていたベーパーが掘った穴に滞留し、その後のドリル作業による引火。

作業前のガス検知はなかった。

 

20121023日 米沢市の自動車整備工場で車底部品を交換中、ジャッキのバランスが崩れて車の下敷きになり死亡

11/4コメント)

この事件を忘れないで欲しい。 会社には事実を全て話して欲しい。 今のやり方が続けばまた同じことを繰り返す。

 

 

このようなコメントを、そのままブログ者名で掲載すると誤解を招くため、これまでは不本意ながら掲載を断念してきました。

※足利市GS出火事例のように事故原因などに関するコメントは、本文に転記済。

 

今回、コメント欄の設定を見直し、「お名前」欄が空欄だった場合は「読者」と入るように変更しましたが、それでも、コメント者の名前が「読者」では、複数の方のコメントか一人の方のコメントかが判別できません。

 

せっかくコメントを記入いただけるのでしたら、「お名前」欄にもペンネームなどを記入くださるよう、お願いいたします。

 

 

 

(2014年1月9日 修正1 ;追記)

 

その後、「※無記名」と表示されるよう、設定を変更しました。

 

 

 

読者通信欄
ネーム 必須
メールアドレス 必須

拍手[0回]

2012年11月2日12時56分にmsn産経ニュース神奈川から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
1日午後5時20分ごろ、川崎市川崎区浮島町のポリエチレン製造会社の工場で、人体に有害な液体「アセトン」100ℓがパイプから漏れる事故があった。けが人はいなかった。

警察によると、「アセトン」は揮発性が高く、人体に有害。また、引火性も高いという。
アセトンを流すパイプの点検中で、バルブの締め具合がゆるかったため漏れたという。
現場は、工場が集中する地区。

 
出典URL
http://sankei.jp.msn.com/region/news/121102/kng12110212560002-n1.htm
 
読者通信欄
ネーム 必須
メールアドレス 必須

拍手[0回]

2012年11月2日付で朝日新聞香川全県版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
1日午後1時5分ごろ、高松市東山崎町の材木会社「T木材」で、作業員の男性(27)が屋根から転落し、搬送先の病院で死亡した。
 
警察によると、木くずを屋外に排出する装置が詰まったため屋上に上がって調べていたところ、スレート葺きの屋根の一部が抜けて落下したという。

 
読者通信欄
ネーム 必須
メールアドレス 必須

拍手[1回]

2012年11月1日13時36分にmsn産経ニュースから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
1日午前8時15分ごろ、北九州市若松区、T工業の工場で、会社員の男性(47)がショベルカーに轢かれ、死亡した。

警察によると、男性は木材チップ搬入のため工場を訪問。チップの近くでしゃがんで作業中に、チップを積むため後退してきたショベルカーに轢かれた。

 
出典URL
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/121101/dst12110113370007-n1.htm
 
読者通信欄
ネーム 必須
メールアドレス 必須

拍手[0回]

2012年11月1日22時37分にNHK徳島から、11月2日付で朝日新聞徳島全県版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
10月中旬、三好市の池田総合体育館の舞台で、ポールを上げ下げするための舞台装置から約10kgの重りが突然落下し、下にいた女子高校生にぶつかる事故が起きていたことがわかった。

三好市によると、この女子生徒は1年生で、事故当日は舞台にボールよけのネットを張るため、舞台の天井近くに収納されていたバトンと呼ばれるポールをおろそうと一人で舞台装置を操作していたところ、ロープに取り付けられていた重りが突然、約8m付近から落下して、下にいた女子生徒にぶつかったという。
重りは鉄製で重さが約10kgあり、女子生徒は頬の骨を折る大ケガを負った。


三好市によると、この舞台装置は天井に滑車が設置されていて、ロープを引っ張ると重りが上がり、ポールが下りてくる仕組みになっている。
事故後、三好市が装置を確認したところ、重りをロープに固定するねじが緩んでいたということで、ロープを引っ張った際に重りがはずれて落ちたとみられるという。


舞台装置は点検の法的義務はなく、この装置の点検も一度も行われていなかったということで、警察も事故の状況を詳しく調べている。

市は、「ケガをされた方の早い回復を願っています。同じ型の装置のある体育館の点検など、再発防止に努め、指定管理者にも点検を指導したい」と話している。


出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/tokushima/8023164461.html
読者通信欄
ネーム 必須
メールアドレス 必須

拍手[0回]

2012年11月1日付で朝日新聞さがみ野版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
八王子労基署は31日、相模原市南区のY石材店と社長(71)を、労安法違反の疑いで書類送検した。
 
同署によると、同社は7月5日午前10時ごろ、町田市の墓地で、ロープをかける資格のない男性社員(69)に、約180kgの墓石に車載式クレーンで吊るロープをかけさせた疑いがある。
 
男性が車外に出てリモコンでクレーンを操作していた際、石材からロープが外れて男性の頭上に落下、男性は脳挫傷で約2時間後に死亡した。

 
読者通信欄
ネーム 必須
メールアドレス 必須

拍手[0回]


2012年10月31日21時44分に朝日新聞から図解付きで、同日23時18分にmsn産経ニュースから、同日22時38分に日テレNEWS24から、11月2日10時3分に読売新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
31日午後2時55分ごろ、金沢市の「Aホテル金沢駅前」で、清掃会社「H社」の従業員の女性(63)が、突然動き出した業務用エレベーターのかごと上部の枠にはさまれ、約45分後に救出されたが、病院で死亡が確認された。
警察は、業務上過失致死の疑いで捜査を始めた。
エレベーターは17人乗りで、最大積載量1150kg。「シンドラーエレベータ」製だった。


警察によると、女性は同僚女性(63)と、4階から地下1階に下りるためエレベーターを待っていた。
扉が開いたので乗り込もうとしたら、急にかごが上昇し、つまずいて上半身だけがかご内に転倒。そのまま上昇を続けたかごとエレベーター入り口上部の枠に体を挟まれた。
かごは、女性の上半身が中に入ったまま約210cm上昇し、体がはさまれたところで止まったという。
女性は「
痛い、痛い」と声を上げ、足をばたつかせていた。同僚女性は足を引っ張ったが、びくともしないため、清掃会社のリーダーに連絡、ホテルを通じて、119番した。

消防によると、救助隊員は通報4分後に到着したが、女性は呼び掛けに応じなくなっていた。エレベーターのメンテナンス業者と一緒に機械室に入り、手動でかごを下げて事故発生から約45分後に救助したが、すでに心肺停止状態だったという。

女性は、この日午前9時から業務を始め、事故時は、帰宅するため地下1階の従業員用の部屋に戻るところだったという。

シンドラー社は、保守点検を「日本エレベーター工業」(金沢市)に委託。最後に点検した10月15、16両日に異常はなかったという。
シンドラー社が、今年2月7日に年一度のメーカー点検をした際も問題はなかったという。
ただ、2月に
金沢市に検査報告をした際、扉が開いた状態で動くのを制御する安全装置が設置されておらず、装置をつけるよう指導を受けていた。

ホテルは地上14階、地下2階。1998年4月の営業開始に合わせて新築され、エレベーターは同年1月に設置された。


出典URL
http://www.asahi.com/national/update/1031/OSK201210310076.html
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/121031/dst12103123200023-n1.htm
http://news24.jp/articles/2012/10/31/07216881.html
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20121102-OYT1T00300.htm
 
 
10月31日20時28分にNHK金沢からは、動いているエレベーターに気付かずに乗り込もうとしていた、といった趣旨の記事がネット配信されていた。
 
女性はエレベーターに乗り込もうとしていたが、エレベーターの扉が開いたまま上に動いているのに気付かずエレベーターの中に倒れ込んだ状態になり、そのまま上半身を上に動いたエレベーターの床と4階の扉の枠の間に、およそ50分にわたって挟まれていたという。
 
出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/kanazawa/3023147761.html?t=1351717927653
 
 
11月2日0時11分にmsn産経ニュースから、「繰り返された悲劇 重なる18年の高校生圧死事故」というタイトルで、下記趣旨の記事がネット配信されていた。また、同日14時45分に読売新聞から、同日13時03分に毎日新聞から、同主旨の記事がネット配信されていた。
 
扉が開いたまま上昇、かごと乗降口に大きな段差…。Aホテルの女性従業員死亡事故は、06年の東京都港区の高校生圧死事故と重なる。
製造元も同じシンドラーエレベータ社。
港区の事故を教訓に、国交省が安全基準を高めるなどしていたが、事故は繰り返された。
 

港区のケースでは、事故前に段差や目的の階に停止しないなどの不具合が頻発。国交省の昇降機等事故対策委員会(当時)は、「不具合の原因究明で事故が防止できた可能性は否定できない」と指摘していた。


港区の事故は、エレベーターの昇降を制御するブレーキの異常が直接の原因とされたが、Aホテルの事故機も同種のブレーキだったという。
 
問題のブレーキは、作動する際に内部のコイルが動く構造で、摩耗が進むと正常に作動しなくなる恐れがある。
 
国交省の事故調査報告書によると、06年の事故は今回の事故同様、扉が開いたままかごが上昇して起きた。ブレーキのコイルがショートし、ブレーキが半分かかった状態で運転が続き、パッドが摩耗。ブレーキの利きが不十分だったことが原因とされる。
 
06年の事故を受け、国交省では再発防止策として、定期検査でのブレーキの状態の確認方法を改善するよう同社などに指導していた。
シンドラー社は、「ブレーキが同型だが、摩耗状況などの点検は適切に行われていたと考えている」としている。
 
全国では、他にも同種が約80台存在。シンドラー社の代表取締役は、「一般に利用されているものもある」と明かした。

80台の中には段差などの不具合が数件報告され、シンドラー社は18、19年に改善。ブレーキについては港区の事故を受け、制御不能となるのを避けるため摩耗状態を監視するセンサーを設置していた。Aホテルの事故機にも付けていた。

代表は、「安全基準を満たしていた」と強調したが、シンドラー社はこの80台を含め、1日から保守管理する約5500台の緊急点検に乗り出した。

一方、再び起きた事故は安全基準の問題も露呈させた。
港区の事故を契機に、扉が開いたまま動くとセンサーが感知して系統の異なるブレーキが働くように改善された。
ただ、こうした補助ブレーキの義務化は09年9月28日以降に着工した建物のエレベーターに限られ、それ以前は対象外。Aホテルの事故機にも設置されていなかった。

日本エレベーター協会によると、全国では約70万台のエレベーターが稼働。うち9割程度が補助ブレーキを付けていないとみられる。
補助ブレーキは後付けも可能だが、数百万円の費用を要する場合もあり、普及が進んでいない。

国交省は今年4月から改修に要する費用の3分の1の補助(上限)に乗り出した。その矢先の事故。
同省は事故原因の究明を急ぐとともに、補助ブレーキの普及に力を入れる。

 
出典URL
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/121102/crm12110200120000-n1.htm
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20121102-OYT1T00859.htm
http://mainichi.jp/select/news/20121102k0000e040206000c.html
 
 
2012年11月6日21時1分に毎日新聞から、国交省が安全装置の二重化促進に関する通知を出したという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
今回の事故を受け、国交省は6日、安全装置の二重化促進をエレベーター所有・管理者に勧めるよう、全国の自治体やマンション管理などの関係団体に文書で通知した。

国交省は、06年の事故の後、部品の摩耗が進行してブレーキが利かなくなったためとして建築基準法施行令を改正。09年9月から、扉が開いたままかごが動き出しても自動的に停止する補助ブレーキの設置などを義務付けた。
改正前に設置されたエレベーターは全国に約70万台あるとされるが、大半は今も安全装置の二重化は行われていないとみられる。


国交省幹部は、「安全装置が二重化されていれば今回の事故を防げたのではないか。再び犠牲者を出したことは極めて問題」と語り、事故調査と安全装置設置を進める考えを示した。
また、国交省は二重化済みのエレベーターのマーク表示の周知を図ることも自治体などに通知した。


出典URL
http://mainichi.jp/select/news/20121107k0000m040092000c.html
 
 
2012年11月1日22時10分と11月6日22時2分にmsn産経ニュースから、消費者庁も調査を始めたという記事が、下記趣旨でネット配信されていた。
 
消費者庁は1日、現場に消費者安全調査委員会(消費者事故調;身近に起きる消費者事故の原因を究明する目的で10月に発足)のメンバーら職員3人を派遣し、国交省や金沢市の職員らとともに調査を始めた。
平成06年、今回と同じシンドラーエレベータ製のエレベーターで起きた高校生圧死事故が消費者事故調発足のきっかけになっただけに、消費者庁は「しっかり調べたい」としている。


消費者庁に事故の一報が入ったのは10月31日夕。
当初、庁内では、「亡くなった女性が勤務中で、労災にあたる可能性が高い」などの理由から職員の現地派遣に慎重論もあったが、同日夜には同型機のエレベーターが全国に多数あることが判明。
「今後、一般消費者も同じような事故に巻き込まれる可能性がある」(消費者庁幹部)として、職員の派遣を決めた。
 
事故調は11月6日、第2回会合を開き、平成18年に港区で起きたシンドラー社製エレベーター死亡事故など計5件の調査を決めた。事故調が調査対象を選定したのは初めて。

このほかに選定されたのは、いずれも同区で起きた、パロマ工業製ガス湯沸かし器による2人死傷事故(17年)と商業施設のエスカレーターで発生した転落死事故(21年)。
残り2件は、「調査に支障をきたす」との理由から公表されなかった。
公表された3件については、国交省や経産省が過去に行った調査内容を評価し、ほか2件は事故調が自ら調べる。


シンドラー社の事故については、今回の死亡事故の情報も収集。一方、事故調の畑村洋太郎委員長は18年の事故後、同社側の調査に関わっていたため、選定には加わらず、今後の調査にも参加しないという。

 
出典URL
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/121101/dst12110122110016-n1.htm
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/121106/dst12110622030021-n1.htm
 
 
2012年11月1日19時14分にNHK富山から、11月2日21時9分にNHK広島から、同じメーカーのエレベーターを点検が終わるまでは使用中止にしたところがある、という記事がネット配信されていた。(詳細内容の紹介は省略)
 
出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/toyama/3063170371.html
http://www.nhk.or.jp/lnews/hiroshima/4003213051.html?t=1351893133126
 


(2012年11月21日 修正1 追記;)

2012年11月21日15時10分に読売新聞から、当該エレベーターは事故前から段差や異音がみられていたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

この事故で、ホテルに出入りする複数の業者が20日、読売新聞の取材に対し、「事故機で(かごと床の乗り場に)数cmの段差が生じていたり、異音が生じたりしていた」と証言した。
出入り業者の男性は警察の聴取にも話しているといい、警察は現場検証などを行い、慎重に調べている。

男性によると、これまで何度も事故機の段差を目撃しており、6月初旬には、乗り降りする際に、段差が3cmほど生じていることに気づいたと説明。「事故後、ほかの業者から10cm以上の段差が生じていたと聞いた」とも話した。
今年6月下旬~7月上旬には、事故機に乗って上昇していた際、4~5階付近で、「これまで聞いたことのないギギーという金属と金属がこすれ合う低い音を聞いた」とし、男性は、メンテナンス業者の日本エレベーター工業に連絡したところ、解消されたという。

また、別の業者の男性も「数年前からつまずくような数cmの段差が生じていた」と話した。

国土交通大臣が認定する性能評価機関「日本建築設備・昇降機センター」の釜池認定評価部副部長は、「数cmの段差が生じるのは、故障と故障でない場合の両方がある。建築基準法では、7.5cmの段差までは問題ないが、一般的なメーカーは段差を直すことが多い」としている。


出典URL
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20121120-OYT1T01444.htm



(2012年12月1日 修正2 ;追記)

2012年11月30日10時22分に読売新聞から、当日、これまで聞いたことのない音や揺れがあったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

ホテルに出入りする業者の複数の従業員が、「事故当日、事故機でこれまで聞いたことがない音や揺れがあった」と県警捜査本部の聴取に証言していることが29日、わかった。
10月31日の事故発生から約1か月。専門家からは故障の可能性を指摘する声もあり、事故機を動かしての検証を始めた県警は、慎重に事故との関連性を調べている。

女性従業員は読売新聞の取材に応じ、事故当日の午前9時頃、事故機に乗った際、「ガタンガタンとこれまで聞いたことがない音がした」と語った。同僚女性も乗っていたといい、「怖い。今日のエレベーターはおかしいね」と互いに言葉を交わしたと振り返った。別の女性は、「上昇中にかごが横に揺れ、ガタガタという音がした」と語った。

一方で、異常は感じなかったとの声も。
事故直前、事故機を利用した40歳代女性従業員は、「同僚から異音を言われたが、私は特に異音や揺れは気づかなかった」と証言。同じ頃、11階から9階に降りたという女性従業員も異常を否定した。
こうした情報を県警も把握しており、捜査幹部は「事故原因との関連は不明」とした。

国土交通大臣が認定する性能評価機関「日本建築設備・昇降機センター」の釜池認定評価部副部長は、「個人的な感覚の違いはあるが、事故機を継続して利用する者が通常と違う音がしたと言うなら、故障の可能性がある」と指摘する。

捜査関係者によると、県警は29日、事故機に電源を入れ、かごの扉を開けず、途中階にも停止させずに3~12階を何度も昇降させ、構造に異常がないか調べた。


出典URL
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20121130-OYT1T00264.htm



(2012年12月26日 修正3 追記)

2012年12月20日15時7分に読売新聞からブレーキ部分の図解付きで、同型エレベーター緊急点検結果6台にブレーキ調整不良があったという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

国交省は19日、全国にある事故機と同型のエレベーター84台を対象に緊急点検を行った結果、6台のブレーキ部品が適切に調整されていなかったと発表した。
このうち2台は、ブレーキの異常を感知するセンサーの回線が取り外された状態になっていた。
国交省は、点検方法に問題はなかったか、同社から事情を聞く方針。

この型のエレベーターは、巻き上げ機やブレーキが、金沢市のホテルのほか、2006年6月に東京都で都立高校2年の男子生徒が死亡した事故とも同型であることから、国交省が設置者に優先的に点検するよう求めていた。

発表によると、問題の6台は、群馬県で1台、埼玉県で3台、東京都で2台。いずれもブレーキドラムを挟み込んで、エレベーターの巻き上げ機を止めるブレーキアームのスプリング(ばね)の調整が不適切だった。
ばねの長さは調節可能だが、シンドラー社が定める規定値よりも短く設定されていた。


出典URL
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20121219-OYT1T01849.htm


また、12月19日19時6分にNHK金沢からも、やや詳しい状況が下記趣旨でネット配信されていた。

国交省によると、点検の結果、ブレーキパッドがすり減り、利きが悪くなる異常はなかったものの、あわせて6台で、ブレーキのばねが、基準より強く締められていたという。強く締めすぎると、ブレーキパッドが早くすり減るおそれがあるという。

さらに6台のうち2台で、すり減り具合を監視するセンサーが、作動しない状態のまま放置されていたという。

6台は、すでに改修されているという。
シンドラーエレベータは、「指摘を受けたことは真摯に受け止める」と話している。


出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/kanazawa/3024301301.html?t=1355950658528



(2013年2月9日 修正4 ;追記)

2013282328分に毎日新聞から、同日2127分に朝日新聞から、それぞれブレーキ構造の図解付きで、また281642分に共同通信から、211908分にNHK金沢から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

国交省の事故調査部会は8日、保守管理上の不備を指摘する中間報告をまとめた。

報告によると、かごを動かす際にブレーキを緩める「ソレノイド」という部品の性能が低下していたため、常にブレーキが作動した状態になっていた

また、かごを巻き上げる装置(巻き上げ機)のブレーキは、点検する作業員への指導が不徹底で、力を調節するスプリングの長さが65mmしかなく、取扱説明書で定めていた69〜71mmの規格より短かった。
このためブレーキが強くかかり、ブレーキパッドが激しく摩耗した。

事故の直前まではエレベーターの利用者が多く、ブレーキドラムが摩擦熱で膨張したため、摩耗した状態でもブレーキがかかっていたが、その後、ドラムが冷えて縮むとパッドとの間に0.5〜0.6mmの隙間ができ、ブレーキが利かなくなっていた。

ブレーキパッドは昨年2月の定期検査時、右側が6mm、左は6.9mmあったが、事故後に測るとそれぞれ5mmと6mmだった。

一方、2006年に東京都港区であった事故後、金沢の事故機に摩耗検知のセンサーを取り付けたが、事故当時、センサーは緊急停止装置を動かす安全回路に接続されていなかった。

中間報告は、スプリングが規格外だった理由やセンサーが接続されていなかった経緯には触れていない。

この事故をめぐっては、国の事故調査部会とは別に、警察がエレベーターを動かすなど現場検証をして、事故の原因を調べている。



出典URL

http://mainichi.jp/select/news/20130209k0000m040051000c.html

http://www.asahi.com/national/update/0208/TKY201302080353.html

http://www.47news.jp/CN/201302/CN2013020801001598.html

http://www.nhk.or.jp/lnews/kanazawa/3025227271.html?t=1359755279634

 




(2013年3月16日 修正5 ;追記)

20133151648分に共同通信から、国交省は事故機と同じ型に安全装置の設置を求めるという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

昨年10月に起きたシンドラーエレベータ製エレベーターによる死亡事故を受け、国交省は15日、事故機と同じ構造の巻き上げ型557台の所有者に、扉が開いたままかごが動くのを防ぐ安全装置の設置を求める再発防止策を発表した。


装置の取り付けを急ぐため、所管する自治体は所有者に、設置時期を盛り込んだ改修計画を提出するよう指導。応じなかったり、計画通りに改修しなかったりした場合は、建築基準法に基づき使用禁止命令を出すことを検討する。


改修までの間は、1カ月おきにブレーキの不具合の原因となる部品の損傷や油の付着を点検するよう所有者に要請。

 

出典URL

http://www.47news.jp/CN/201303/CN2013031501001636.html

 

 

読者通信欄
ネーム 必須
メールアドレス 必須

拍手[0回]

2012年11月1日付で朝日新聞尾張知多版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
31日午前9時10分ごろ、稲沢市片原一色町の自動車解体業者「Y商店」の作業場で、現場監督をしていた男性(65)が落下してきた車の下敷きになり、病院に搬送されたが、出血性ショックで間もなく死亡した。
 
警察によると、男性はフォークリフトの先からチェーンで吊るして車体を持ち上げ、下からエンジンを切り離す作業をしていた。
しかし、車体にひっかけていたU字フックが変形し、1m下にいた男性の上に落下したという。
読者通信欄
ネーム 必須
メールアドレス 必須

拍手[0回]

2012年10月30日14時14分にmsn産経ニュースから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
30日午前8時50分ごろ、広島県大竹市のダイセル大竹工場から「ボイラーの中に作業員が転落した」と119番があった。
修理作業中の男性が頭部などを強く打ち、搬送先の病院で死亡が確認された。


警察によると、男性は足場の解体中に何らかの原因で約20m下に転落したとみられる。
警察は男性の身元の確認を急ぐとともに、転落した経緯などを調べる。

 
出典URL
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/121030/dst12103014160014-n1.htm
 
読者通信欄
ネーム 必須
メールアドレス 必須

拍手[0回]

 通信欄 
問合せなどあれば記事末尾の読者通信欄に名前(匿名可)とメルアドを記入し ①確認ボタンをクリック ②記入欄に用件記入   ③確認ボタンをクリック ④内容がOKであれば送信ボタンをクリック    してください。     ちなみに「ご送信ありがとうございました」との返信がありますが。それは通信欄会社からの自動メッセージですので、ご留意ください。
 カテゴリー Category 
 最新コメント Latest Comments 
[06/09 ※無記名]
[06/01 ※無記名]
[02/08 ※無記名]
[02/08 ※無記名]
[01/20 ※無記名]
[08/31 ガーゴイル]
[09/27 三浦]
[03/02 南方英則]
[11/20 山城守]
[07/20 記事内容について訂正をお願いします。]
[07/16 神戸ファン]
[04/21 Rawi]
[08/12 山田晴通]
[04/24 道産子]
[04/15 道産子]
[04/15 道産子]
[04/05 道産子]
[04/02 道産子]
[04/01 道産子]
[02/27 道産子]
[02/26 愛読者]
[01/10 愛読者]
[11/07 愛読者]
[10/12 愛読者]
[08/24 愛読者]
 ツイッターなどへの接続 
 製造業ブログランキングへの接続 
下記をクリックすれば、2種類の製造業ブログランキングにつながります
にほんブログ村 企業ブログ 製造業へ
にほんブログ村 人気ブログランキングへ
 最新トラックバック 
 バーコード 
 カウンター 
 アクセス解析 
 プロフィール Profile 
HN:
魚田慎二
性別:
男性
自己紹介:
化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。

Template by ららららいふ / Material by 素材くん「無料WEB素材屋」

忍者ブログ [PR]