本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。 それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。 本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。 一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。 (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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2018年10月3日14時25分に読売新聞から、下記趣旨の記事が図解付きでネット配信されていた。
強風で錨が海底から外れて船が流される「走錨」について、海上保安庁が人工知能(AI)を使って迅速に把握するシステムの開発を進めていることがわかった。
9月の台風21号でも、走錨したタンカーが関西空港の連絡橋に衝突する事故が起きており、同庁はAIの活用で事故の未然防止を図る。
台風などの際、船舶は流されないよう錨を下ろして停泊(錨泊)するが、錨が海底から離れると走錨が起きる。
船自体がすぐに気づかないこともある。
同庁によると、走錨に伴う500トン以上の船舶の事故は、昨年までの10年間で計66件発生。
今月1日にも、台風24号の影響で走錨した貨物船が川崎市内で護岸に衝突している。
同庁は現在、全国7か所にある「海上交通センター」から、東京湾や大阪湾などで錨泊する船舶を、全地球測位システム(GPS)を用いた装置で監視。
あらかじめ設定した範囲から船が出ると警報が鳴る仕組みだが、範囲内で走錨した場合は把握できないなどの課題があった。
(ここまで424文字 / 残り131文字)
出典
『錨外れ船舶漂流、AIで察知…衝突防止へ海保』
https://www.yomiuri.co.jp/national/20181003-OYT1T50035.html
(ブログ者コメント)
関西空港と川崎市の走錨事例は、ともに本ブログに掲載している。
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プロフィール Profile
HN:
魚田慎二
性別:
男性
自己紹介:
化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。
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