2014年6月17日20時46分に読売新聞から、下記趣旨の記事が写真付きでネット配信されていた。
16日午前7時半頃、山口県光市浅江3のJR山陽線島田~光駅間で、周南市の廃棄物処理会社の資源ごみ収集車(3.5トン)が市道から約1.5m下の線路に滑り落ちた。
列車との接触はなく、収集車を運転していた男性(37)にけがはなかった。
警察などによると、収集車は線路と並行する市道脇の駐車場から発進するところだった。
取材に対し男性は、「ブレーキが利かなくなり、(道路ののり面を)滑り落ちた。この収集車を運転するのは初めてで、サイドブレーキの位置も知らなかった」と話しており、警察が原因を調べている。
現場にはガードレールはなかった。
JR西日本広島支社によると、事故のため、柳井―徳山駅間の上下線で計6本が運休、計6本が最大で約2時間半遅れ、乗客約2000人に影響が出た。
出典URL
http://www.yomiuri.co.jp/national/20140616-OYT1T50133.html
6月17日付の朝日新聞山口東版からは、若干ニュアンスの異なる下記趣旨の記事がネット配信されていた。
男性は取材に対し、「ブレーキがきかずパニックになった」と話していた。
6月17日付の毎日新聞山口東版からも、若干ニュアンスの異なる下記趣旨の記事がネット配信されていた。
JR西日本広島支社によると、東広島市の白市駅発下関駅行きの普通列車(乗客約400人)が直前で停車、けが人はなかった。
警察などによると、駐車場からごみ収集車を出した際に、市道を横切ってのり面から約1.5m下の線路内に落ちた。
男性は現場で取材に対し、「ブレーキの操作を十分知らなかった」と話した。
同社によると、男性は中型、大型の運転免許を持っており、今月採用した。
ごみ収集車の運転は、今回が初めてではないとしている。
出典URL
http://mainichi.jp/area/yamaguchi/news/20140617ddlk35040515000c.html
(ブログ者コメント)
上記3記事から推測するに、『フットブレーキがきかなくなった、サイドブレーキのかけ方を知らなかった』ということかもしれない。
(2014年7月8日 修正1 ;追記)
2014年6月17日付の山口新聞紙面に、当時の状況に関する、下記趣旨の補足的記事が掲載されていた。
収集車は、幅約6mの市道に出ようとして停車することができず、市道を横切って転落したらしい。
線路手前に金網やガードレールはなかった。
当時、乗員乗客計約400人の下関行きの電車が光駅に向かって走っていた。
事故後、収集車の運転手(37)が近くの踏切に設置された非常ボタンを押し、線路内の信号が赤に変わったのに気付いた電車の運転士が停車した後、徐行で進んでいたところ、転落した収集車を見つけたという。
運転手は、この収集車を運転するのは初めてだったという。
「ブレーキが利かなかった」と話している。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。