2014年6月18日7時36分に読売新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
6月18日付で岩手日報からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
岩手県大槌町は17日、復興事業の請負業者が工事の際に水道本管の元栓を誤って閉め、全世帯の7割近い3200世帯で断水したと発表した。
町水道事業所によると、断水は16日午後4時頃に発生。
浸水地域の盛り土工事で、新たに作った水道管の検査をしようとして、水が通っている本管のバルブを思い違いで誤って閉めてしまったという。
断水は17日午前2時頃に解消されたが、高台の地区では午前10時頃まで水が出にくい状態が続いた。町は給水袋(6ℓ入り)180袋を配布。
17日午前に碇川町長が復興事業を請け負う都市再生機構の担当者らを役場に呼び、再発防止を申し入れた。
出典URL
http://www.yomiuri.co.jp/national/20140617-OYT1T50193.html
http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20140618_1
(ブログ者コメント)
○なにを、なぜ、どう思い違いしたのだろうか?
肝心なところの情報が伝わってこないのは、もどかしい限りだ。
○たかがバルブの閉め間違いと、軽く考えてはいけない。
過去にはバルブの閉め間違いがキッカケとなり、大事故が起きた事例もあるのだ。
あれは、今から40年ほど前のことになる。
山口県徳山市の化学工場でエチレン装置が3~4日にわたり炎上した事故があったが、そもそもの発端はバルブの閉め間違いだ。
閉め間違いによるトラブル対応の最中に異常反応が起き、大事故になってしまった。
その後、何のバルブか識別表示されるようになったこともあり、その種の事故は減ってはいるが、かの事故を他山の石とし、バルブ操作は慎重に。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。