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                                                       本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。  それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。  本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。        一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。       (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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20246192029分にYAHOOニュース(熊本放送)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

JR上熊本駅の屋根の一部が落下した事故についてです。

熊本市は施工業者の工事に不備があったと主張し、施工業者は「市が対策を放置していた」と主張しています。

果たして責任はどこにあるのでしょうか。

【写真を見る】【自治体か施工業者か】『屋根落下事故』責任の所在は? 「損害賠償を求める方針」の熊本市に対し業者は「市の責任」を主張 市議会で説明へ

去年7月、JR鹿児島線の上熊本駅で歩行者通路の屋根の一部が落下しました。

屋根を管理する熊本市は、業者側の工事に不備があったと訴え、担当した2社に損害賠償を求める方針を示しています。

一方、施工業者は熊本市の責任を主張します。

施工業者T土木の社長:
「落下する可能性があるということは、業者側も再三、市に申し入れていた。市の方が見過ごしていた、放置していた」

 

5年前の書類には「屋根に不具合」

熊本市と施工業者が5年前に交わした確認書には、屋根に不具合があるため、市と業者で原因を究明し補修に取り組むことが記されていました。

施工業者によりますと、雨漏り対策の工事をすることを決め、市からの最終的な着工許可を待っていましたが、その後、市の担当課が代わり改修工事が進まなくなったということです。

T土木の社長:
「われわれは今まで対策について協議してきていますよと話したけど、(市は)引き継ぎ資料を持っていなかった」

業者側はそれ以降、何度も屋根の安全対策を提案しましたが、市からは「確認します」という回答が続いたと訴え、憤りを感じています。

T土木の社長:
「われわれは誠実に対応してきていたのに、いざ屋根が落下する事故が起きたときに業者のせいにするのはやっぱりおかしい」

 

■熊本市「原因が判明せず対応できなかった」

きょう(19日)の熊本市議会でも、市の対応について委員から質問が相次ぎました。

紫垣委員:
「(屋根が)落ちるときまで結果的に何もしなかった」

上野委員:
「安全対策を先にしなかった市の対応は考えないといけない」

これに対し市は、雨漏りの調査は続けていたが、その最中に事故が発生したといいます。

熊本市 道路整備課 永田課長:
「なかなか抜本的に『これだ』という部分の(雨漏りの)原因が判明しなかったということから、なかなか対応できなかった」

対応が不十分だったことは認めましたが、具体的ないきさつの説明はなく、委員会は中断。

議論はあす(20日)に持ち越しとなりました。

 

■業者側の訴えと熊本市の訴え

上熊本駅の屋根は20163月に完成しました。

4月には熊本地震が発生し、5月に雨漏りするようになりました。

その後、対策をするも、根本的には改善されない状況が続きました。

今回、業者側が問題視しているのは、熊本市と業者で屋根の補修に取り組むとした2019年の確認書です。

キャスター:
「業者側の訴えでは、改修工事をしようとしたのに市の着工許可が出なかったと言っているわけですね」

業者は雨漏りの状況が悪化したため応急処置を提案しましたが、市の着工許可はずっと出なかったということです。

そして状況が悪化する中で、市の担当課が変わったことも影響したのか、さらに放置され続けたということです。

この確認書がありながら、なぜ、熊本市が業者側の工事に問題があったとして提訴する方針を示したのか。

20日の市議会で説明される見込みです。

https://news.yahoo.co.jp/articles/47dedbf5a523df168789a73a2c298ae5c1388120 

 

619845分にYAHOOニュース(熊本日日新聞)からは、市は内部に雨水が入って重量が増えたことや水に長期間さらされてパネル板の接着強度が低下したことが原因と判断しているなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

施工業者は菊池市と熊本市の2社でつくる共同企業体。

屋根は20163月に完成したが約2カ月後に雨漏りし、237月には高さ36メートルから重さ100キロの部材が落下した。
けが人はいなかった。

調査した市は、屋根を構成する「アルミハニカムパネル」内部に雨水が入り重量が増えたことや、水に長期間さらされてパネルを挟む板の接着強度が低下したことが原因と判断。

今年1月、品質や性能を欠いていたとして、業者側に屋根の撤去費約1600万円と新たな屋根の設置費約13千万円を請求した。

この日、業者側代理人の上田弁護士と寺内弁護士が会見。

「市は具体的な瑕疵[かし]や、雨漏りと熊本地震との因果関係を示していない」と指摘。

「業者側は市やパネルメーカーと雨漏りの補修について協議してきたが、コロナ禍以降は市が動かなくなった。業者側の早期着工の申し入れにも応じず、落下事故が起きた」と訴えた。

代理人2人は「市はこうした途中経過をかなぐり捨てて、業者側だけに責任があるように発表したため、会見に踏み切った」と話した。

https://news.yahoo.co.jp/articles/ee139964b18072fa098a4f00ed845d2b055889e9

 

620203分にYAHOOニュース(熊本県民テレビ)からは、市は今年1月に損害賠償請求の通知を業者に送った、市による調査では雨漏りと地震との関連は確認できていないとされているなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

・・・

19日、市議会の委員から「これまでの過程で熊本市側に責任はなかったのか」と指摘が。

このため熊本市は、事故が起こるまでの経緯を説明しました。

熊本市によりますと、 上熊本駅前広場の屋根は20163月に完成。

直後に熊本地震が起きました。

20165月に屋根の雨漏りを熊本市が建設会社と共に確認しました。

この間、原因の調査や補修に関する協議を進めていましたが、去年7月に屋根が落下。

ことし1月、市から建設会社に損害賠償請求の通知を送りました。

雨漏りを確認して事故が起きるまでの約72か月。

この間、なぜ補修などの安全対策が行われなかったのか…。

・・・

■熊本市土木部 :
「今回の提訴はあくまで、完成から2か月後に雨漏りがはじまった屋根という、納品物の瑕疵(かし)について判断を仰ぐものでございます」

一方、委員からは、熊本市による事故原因の調査で「熊本地震との関連は確認できていない」としていることについて、再調査などを行うべきという指摘がありました。

・・・

https://news.yahoo.co.jp/articles/07a14c908fbb5ba0ff6f2dcc0ae72424ef3de8fa 

 

 

 

 

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化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。

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