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                                                       本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。  それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。  本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。        一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。       (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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2023771943分に秋田放送から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

JR横手駅東口の再開発事業で、建設中のビルの工事に施工不良があったとことがわかりました。

すでに入居する団体が引っ越し作業を進めている中で発覚した施工不良です。

工事の施工者の代表で横手市に本社があるY建設は7日午後5時ごろから横手市などと記者会見を開き、JR横手駅東口の再開発に伴い建設していた複合ビルで基礎部分や梁に施工不良があったと明らかにしました。

Y建設によりますと、施工不良は会社の調査で発覚しました。

去年10月、基礎コンクリートと部材を接合するボルトが7センチほどずれていたもので、その作業ミスを設計管理者に報告しませんでした。

その後、現場の判断で2階の梁を切断したり、新たにボルトの穴をあけてズレを修正したりして、設計図通りの施工を行いませんでした。

施工不良があったビルは高さおよそ34メートル。
地上7階建てで1階から4階はJA秋田ふるさと本店や地元の商工会などのテナントが、5階から7階にはホテルが入る予定になっています。

このうちJA秋田ふるさとは、週明けの10日からこのビルで営業を始める予定になっていましたが、問題の発覚を受けて、引っ越し作業を含めた移転作業を停止しました。

安全が確保できるまで、新しいビルでの営業開始を延期します。

横手市も、肝いりの再開発事業が施工不良によって異例の事態となっています。





https://www.akita-abs.co.jp/nnn/news93i2xgyvm6vd14vcpo.html

 

78632分に読売新聞からは、3階までの柱の1本もずれることがわかった、工期内に引き渡すため工事をやり直さなかったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

秋田県横手市のJR横手駅東口の再開発事業のビル1棟に施工ミスがあったと、建設を担当した共同企業体が7日、発表した。

10日から同ビルで営業開始の予定だったJA秋田ふるさと本店は移転延期を決めた。

施工したJVが7日、記者会見を行った。

ミスが判明したのは「B1棟」。
鉄骨造7階建て、延べ床面積7500平方メートルで、1~4階に同JAや横手商工会議所などが入り、5~7階はホテルとなる。
着工は2021年7月。

JV代表企業のY建設の武茂社長によると、昨年10月初旬、基礎の部分でアンカーボルトの位置がずれていて、3階までの柱(長さ10・5メートル)の1本もずれることがわかった。

設計監理者に報告し、基礎からやり直す必要があったが、現場の判断で報告せず、2階部分の梁の端を切断したり、ボルト穴を調整したりしてつなげたという。

現場担当者が6日、施工ミスを認めたといい、武茂社長は「再開発組合をはじめ、みなさんに迷惑をかけ、申し訳ない」と謝罪した。

不適切な対応の理由について、現場から「工期内の引き渡し」を挙げられたという。

ビルの安全性については、「設計監理者のこれからの判断を待つ」とし、今後、他のビルも再調査するという。

記者会見に同席した横手市の高橋大市長は「今の状況では、建物の使用中止を指示せざるを得ない」と述べた。

https://www.yomiuri.co.jp/national/20230708-OYT1T50039/

 

(2023年10月15日 修正1 ;追記)

202310111826分にNHK秋田からは、現場責任者2名による隠蔽で組織的関与はなかったとする弁護士の調査結果が報告されたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

この問題をめぐって、施工にあたった「Y建設」などの企業体が弁護士に依頼した原因調査の結果が11日、発注者が開いた会合で報告されました。

報告書によりますと、柱を基礎に固定するアンカーボルトがずれた施工ミスについて、「当時の作業記録などが破棄されるなどしたため、原因特定には至らなかった」としたうえで、ミスの発覚後もそのまま工事を進めたことについて、「現場の責任者を務める『現場代理人』と技術面での責任者の『監理技術者』が工期を優先したため、会社などに報告・相談を行わず、虚偽の報告書を作成するなどして施工ミスを明らかにしなかった」と指摘しました。

一方で、組織的な関与を裏付ける事実は見つからなかったとしています。

また、施工ミスや虚偽報告に至った背景には、自主検査体制の不備やコンプライアンス教育の不備、コミュニケーションの不備などがあると指摘し、改善を求めています。

調査結果を受けてY建設の武茂社長は、「企業風土の改善などに取り組むとともに、ビルが1日も早くオープンできるよう全力をあげたい」と述べました。

https://www3.nhk.or.jp/lnews/akita/20231011/6010019282.html 

 

  

 

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自己紹介:
化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。

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