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                                                       本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。  それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。  本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。        一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。       (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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20169301955分に朝日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

9302026分に共同通信からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

30日午前10時45分ごろ、山口県周南市の徳山下松港沖を航行中のケミカルタンカー(199トン)が浸水していると、運航管理者の運輸会社(大阪市淀川区)から徳山海保に連絡があった。

 

乗組員4人は全員避難して無事だったが、タンカーは大きく傾き、甲板の一部まで水につかっている。

海保が監視を続けている。

 

同社によると、タンカーは午前10時20分ごろ、徳山下松港を広島県江田島市に向けて出港。

間もなく、乗組員から「浸水して船体が傾いている」と連絡があった。

 

タンカーは、岸から約350mの沖合で傾いた状態。

出港時に異常は見られなかったが、出港の約5分後、微速で航行中に浸水が発生し、船体が左側に傾き始めた。

 

船にはカセイソーダ(水酸化ナトリウム)の水溶液約450トンが積まれているが、船体に表立った破損はみられない。

 

海保が潜水調査で船底の破損状況を調べた結果、明確な亀裂や損傷はなかった。

 

船底で海水を出し入れして船体のバランスを取るタンクが破損した可能性が高いとみて、岸にタンカーを移動させて調べる。

 

出典

タンカー浸水、大きく傾く 表立った破損見られず 山口

http://www.asahi.com/articles/ASJ9Z5GJBJ9ZTZNB00X.html

山口沖、タンカー出港5分で浸水 船のタンク破損か

http://this.kiji.is/154550128937680899?c=39546741839462401

 

 

 

1011841分にNHK山口からは、下記趣旨の続報記事がネット配信されていた。

 

海保などが、船のバランスを保つために海水を出し入れする船底のタンクを調べたところ、およそ33トンの海水が入っているのが見つかり、排出作業を進めた結果、30日夜、船は水平に戻った。


タンカーには、劇物のカセイソーダ450トンが積まれていたが、流出は確認されておらず、1日午前7時すぎに「東ソー」の岸壁まで移動させた。


調べに対し船長は、「船を安定させるためタンクを空にして出港した」という趣旨の説明をしているという。


海保は、船長らから港を出た際の状況を詳しく聞くとともに、岸壁まで移動させたタンカーの船体に浸水を引き起こした原因につながる痕跡が残されていないか、詳しく調べている。

 

出典

タンカーを岸壁に移動

http://www3.nhk.or.jp/lnews/yamaguchi/4063142731.html?t=1475352004900 

 

 

 

(2017年7月15日 修正1 ;追記)

 

20177121229分にNHK山口から、バラストタンク内に海水が残っているのに航行に支障がないか確認せず出港した容疑で当時の船長が書類送検されたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

713日付で毎日新聞山口版からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

(新情報に基づき、タイトルも修正した)

 

徳山海保は、タンカーの当時の船長が船のバランスを保つ「バラストタンク」に海水が入っているのを知りながら、航行に支障がないか確認せずに出港させたことが事故につながったとして、業務上過失往来危険などの疑いで12日、書類送検した。


書類送検されたのは、去年9月に周南市のコンビナートの沖合で浸水し航行できなくなったタンカー「洋和丸」(199トン)の54歳の当時の船長。


同海保によると、「洋和丸」には海水を入れて船のバランスを保つ「バラストタンク」が備えられていて、積み荷の重さによって海水の量を調整しなければならないという。

ところが、当時の船長は、タンクの中に海水が入っているのを認識しながら劇物のカセイソーダ450トンを積んで出港し、5分後に浸水が始まったという。


同海保は、「バラストタンク」の中の海水が航行に支障がないか確認せずに出港させたことが事故につながったとして、12日、当時の船長を業務上過失往来危険などの疑いで書類送検した。


当時の船長はNHKの取材に対し、「タンク内に残されていた海水は船体が傾くほどの量だとは思わなかった。軽く考えていた」と話している。

 

出典

タンカー事故で元船長を送検

http://www3.nhk.or.jp/lnews/yamaguchi/4065069781.html 

『周南のタンカー事故 元船長を容疑で書類送検 徳山海保 /山口』

http://mainichi.jp/articles/20170713/ddl/k35/040/571000c 

 

 

 

(2017年7月21日 修正2 ;追記)

 

20177201835分にNHK山口から、起訴猶予になったという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

書類送検された54歳の当時の船長について、検察は19日付けで起訴猶予とした。
この理由について検察は明らかにしていない。

起訴猶予となったことについて元船長は、NHKの取材に対して「今後も海運会社の指導を受けながら安全運航に努めていきたいと思います」とコメントしている。

 

出典

書類送検の元船長を起訴猶予

http://www3.nhk.or.jp/lnews/yamaguchi/4065342561.html 

 

 

 

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自己紹介:
化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。

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