2016年10月4日11時51分に毎日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
10月4日12時56分に朝日新聞から、10月4日11時23分に産経新聞westからも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
3日午後11時35分ごろ、兵庫県猪名川町広根の新名神高速道路の建設現場で、高架橋の足場を解体していた建設作業員の男性(39)が約20m下の川に転落。
搬送先の病院で死亡が確認された。
警察の調べでは、足場として使っていた金属製パネル(縦約5m、横約5.3m)を取り外し、クレーンでつり上げようとした際、男性が転落したという。
男性は命綱を着けておらず、乗っていたパネルが二つ折りになった際、放り出されたという。
一緒に作業していた男性(25)も投げ出されたが、命綱で転落を免れた。
パネルは中央部分から折り畳める構造といい、警察は、撤去作業に不備がなかったか、関係者から事情を聴いている。
出典
『転落事故 建設現場で作業員男性死亡 兵庫・新名神』
http://mainichi.jp/articles/20161004/k00/00e/040/154000c
『新名神工事でまた作業員死亡 兵庫、20メートル転落』
http://www.asahi.com/articles/ASJB443WMJB4PIHB00R.html
『新名神建設現場でまた事故…作業員が川に転落死』
http://www.sankei.com/west/news/161004/wst1610040027-n1.html
10月4日14時50分にNHK神戸からは、若干ニュアンスの異なる下記趣旨の記事がネット配信されていた。
警察によると、当時、男性は、別の男性作業員と2人で、転落防止用のフェンスを取り外す作業をしていたが、突然、フェンスが倒れた時にバランスを崩し、転落したという。
新名神高速道路の建設現場では、ことし4月、神戸市北区で、橋桁が落下し、作業員10人が死傷する事故も起きていて、兵庫労働局が、ことし5月から8月にかけて、県内19か所の橋の建設現場で、立ち入り調査を行ったところ、8割近くの現場で、労安法に違反する不備が、あわせて28件あったという。
警察は、男性の命綱がきちんと固定されていたか確認を進めるとともに、工事の安全管理に問題がなかったか、関係者から話を聞くなどして調べている。
出典
『新名神建設現場で男性転落死』
http://www3.nhk.or.jp/lnews/kobe/2023216301.html?t=1475610311736
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。