2016年10月1日付で河北新報から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
9月30日12時18分に共同通信から、9月28日付で朝日新聞福島中会版(聞蔵)から、9月28日付で河北新報からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
東京電力は、30日、小型無人機「ドローン」を使った福島第1原発1、2号機の共通排気筒(高さ約120m)の放射線量調査で、ワイヤが切れて線量計が排気筒に落ちたと発表した。
線量計が落下するトラブルは、9月27日に続いて2度目。
30日午前、地上からワイヤでつながった線量計をドローンでつり上げ、排気口に投入。
線量計を下降させながら地上60m地点まで線量を10m間隔で計測後、ドローンを支点にワイヤを引っ張り上げる途中、70m地点で線量計との接続部近くが切れたという。
排気筒内部で何かに引っかかったためとみられるが、詳しい原因は分かっていない。
ワイヤはステンレス製で、太さ約0.6mm。線量計は重さ約1kg。
排気筒上部の手すりにワイヤが接触し、すり切れた27日のトラブル(この時の線量計は重さ約110g)を受け、東電は、ドローンでワイヤをつり上げたまま線量計を排気筒内部に投入する方法に変更、模擬訓練も行った。
東電は、排気筒の支柱に複数の破断が見つかったため半分に切断する予定で、解体方法を検討する目的で、排気筒内部の放射線量を調べていた。
出典
『福島第1>ドローン調査で線量計また落下』
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201610/20161001_63025.html
『排気筒内また線量計落下 福島第1原発、ドローン調査』
http://this.kiji.is/154427318588556791?c=39546741839462401
『<福島第1>排気筒にドローンの線量計落下』
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201609/20160928_63012.html
(ブログ者コメント)
9月29日付で東電より、線量調査に関する説明書?がネット配信されていた。
『福島第一原子力発電所 1/2号機排気筒の線量調査について』
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。