2016年1月29日20時27分にNHK首都圏NEWS WEBから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
新潟市西蒲区の巻総合高校で、28日、校内のゴミ捨て場から農薬が無くなっていることがわかった。
警察によると、無くなったのは、容器に入った殺虫剤や除草剤など、あわせて10本の農薬で、このうちの5本、あわせておよそ290mℓは、劇物に指定されている種類だという。
新潟市保健所によると、これらの劇物は、飲み込むなどした場合、吐き気や視力に障害が起きるおそれがある。
農薬は、いずれも使用期限が切れ、高校が今月25日にゴミ捨て場に置いていたが、大雪の影響で業者による回収が遅れていたということで、警察で詳しい状況を調べている。
巻総合高校の大田校長は、「ご迷惑をかけて申し訳ありません。農薬を見つけた場合は学校に知らせていただきたい」とコメントしている。
出典URL
http://www3.nhk.or.jp/shutoken-news/20160129/5475791.html
1月29日21時0分に新潟日報からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
県教育委員会は、29日、新潟市西蒲区の県立巻総合高校で、廃棄予定だった農薬8種類、瓶10本を紛失したと発表した。
そのうち3種類5本が、飲んだり吸ったりした場合に健康被害の恐れがある劇物だった。
県教委によると、劇物は、いずれも殺虫剤で、商品名「ピラニカEW」2本、「アリルメート乳剤」2本、「アグロスリン乳剤」1本。
25日夕方に廃棄物回収場所に置き、28日午前になくなっていることに気付いたが、業者が回収した形跡がないという。
同校は29日に、警察と保健所に紛失を届け出た。
出典URL
http://www.niigata-nippo.co.jp/news/national/20160129231993.html
(ブログ者コメント)
NHKの映像によると、スチール製物置の最下段に、小型家電入り段ボール箱などと一緒に置いていた模様。
廃棄する毒劇物は処理業者に渡るまでが管理範囲・・・という教訓かもしれない。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。