2016年1月30日付で読売新聞長崎版から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
28日夕から29日朝にかけ、長崎市内を中心に火災報知機の誤作動が相次いだ。
市消防局などによると、28日午後4時頃から29日午前9時までに報知機による通報が約20件あり、消防隊員が出動したが、全て誤作動だった。
消防庁予防課などによると、火災報知機は、大きく「煙感知器」と「熱感知器」の2種類に分けられるが、煙感知器の場合、気温の変化で内部に発生した結露が、煙の粒子と同じような光の乱反射を起こし、誤作動させることがある。
熱感知器も高熱に反応するほか、急激な温度変化にも作動するという。
同局は,「通報は1日に多くて6、7件程度。これだけの件数があるのは珍しい」とし、誤作動の原因について,「気温が上昇したことで湿度が高くなって反応したのではないか」と話している。
長崎地方気象台によると、長崎市内は、28日正午の気温が9.8℃、湿度は76%だったが、29日午前0時には気温15.7℃、湿度89%まで上昇していた。
出典URL
http://www.yomiuri.co.jp/local/nagasaki/news/20160129-OYTNT50268.html
1月30日付で朝日新聞長崎版(聞蔵)からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。読売新聞の記事とダブらない部分のみ記す。
気温と湿度が上がったことや、それに伴う報知機の結露などが原因とみられる。
誤作動は、梅雨や台風など、気温や気圧の変化が大きいときに起こることが多いという。
火災報知機メーカーのホーチキによると、報知機は温度の上昇を感知して作動するため、寒い室内で暖房をつけて短時間で急に温度が上がった場合などに警報が鳴ることがあるという。
湿気や結露なども原因になる。
同社は、「報知機が鳴ったら、実際の火災を想定して避難して」と呼びかけている。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
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