2016年2月1日13時3分に中日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
1日午前11時半ごろ、名古屋市熱田区熱田西町の名古屋国際会議場センチュリーホールで、70代の女性3人が下りエスカレーターで転倒した。
このうち、77歳と73歳の女性が重傷、72歳の女性が軽傷を負った。
エスカレーター自体に不具合があったかなどは不明で、警察などが、当時の状況や原因を調べている。
警察によると、最初に女性が転倒したのは、4階から3階へエスカレーターで降りた踊り場付近。
他の2人も、折り重なるように倒れた。
会場では集会が開かれており、3000人が参加。
事故直前に集会が終わり、参加者が一斉にエスカレーターに向かった。
エスカレーターを利用していた女性は、「いつもより流れが遅く感じられ、たくさんの人が乗っていたのがわかった。事故の時は、3階の踊り場に人がたまり始めたと思ったら、女性が次々と倒れていて驚いた」と話した。
同国際会議場は、市制100周年を記念して1989年に開かれた「世界デザイン博覧会」の際に整備された市の施設。
延べ床面積は7万2000m2で、市内最大規模の会議場。
事故のあったセンチュリーホールは3000人収容で、他に大小26の会議室などを備える。
同国際会議場のエスカレーターでは、デザイン博の会期中も事故が発生。
89年7月、団体見学の小学生が折り重なるように倒れ、36人が負傷した。
警察は、業務上過失傷害の疑いで主催者などを捜査したが、刑事責任を問うのは難しいと判断。書類送検を見送った経緯がある。
出典URL
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2016020190115654.html
2月1日20時21分に毎日新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
1日午前11時半ごろ、名古屋市熱田区熱田西町の名古屋国際会議場で「エスカレーター付近で人が重なって倒れた」と119番があった。
消防によると、70代の女性3人が頭を打ち、けがをした。うち77歳と73歳の2人は重傷。
警察によると、4階から3階に下るエスカレーターに乗っていた女性3人が、3階の踊り場で降りる際に滞留し、後続の人たちに押されるような形で倒れたとみられるという。
同会議場によると、この日は会議場内の「センチュリーホール」で3000人規模の講演会が開かれていた。
市観光推進室によると、来場者の整理・誘導はイベント主催者に任せており、この日も主催者が警備員ら数人を配置していたという。
市は、会議場を休館などにせず、改めて口頭で注意喚起していく。
同会議場は、世界デザイン博覧会のテーマ館を転用して1990年4月に開館。
名古屋市では最大級の会議場で、同ホールのほか大小22の会議室などを備える。
デザイン博が開かれていた89年7月にも、小学生が別のエスカレーターで折り重なり、36人が重軽傷を負う事故があった。
出典URL
http://mainichi.jp/articles/20160202/k00/00m/040/059000c
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。