2017年3月2日17時51分に朝日新聞から、違法摘発に関する下記趣旨の記事がネット配信されていた。
3月2日13時36分に毎日新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
小型無人飛行機(ドローン)の飛行ルールを定めた改正航空法が施行された後の昨年1年間で、警察が同法違反容疑で36件摘発したことが、2日、警察庁のまとめでわかった。
同法は、2015年4月に首相官邸の屋上にドローンが落とされた事件などをきっかけに、同年12月に施行。
国交省の許可が必要な空域や承認が必要な飛行方向を定め、違反者に50万円以下の罰金が科される。
昨年1月以降、18都道府県警が36件を摘発し、書類送検した。
36件の内訳は、「飛行の禁止空域」違反が31件、「飛行の方法」違反が12件だった。7件が重複。
詳しくは、人口密集地域上空での飛行や目の届かない範囲での飛行などの違反で、試しに飛ばしたり花火や祭りを撮影したりといった目的が目立つという。
改正航空法を初適用したのは香川県警で、昨年1月、家屋が密集している高松市の公園周辺上空に無許可でドローンを飛ばしたとして、写真家の男性を書類送検した。
一方、首相官邸や原発などの上空で無断飛行を禁止するドローン規制法も昨年4月に施行。
警視庁によると、この摘発例はない。
出典
『ドローン飛行、昨年36件摘発 花火や祭りの撮影目立つ』
http://www.asahi.com/articles/ASK316F9TK31UTIL04F.html
『生活経済事件 16年ドローン摘発36件』
http://mainichi.jp/articles/20170302/k00/00e/040/277000c
3月3日20時40分に朝日新聞からは、最初の逮捕者が出たのは福岡県という、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
3月3日21時9分に日テレNEWS24からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
国土交通相の許可を受けずにドローンを禁止区域で飛ばしたとして、福岡県警は3日、北九州市市戸畑区の会社員のS容疑者(男性、58歳)を航空法違反の疑いで逮捕し、発表した。
ドローンの無許可飛行容疑での逮捕は、全国初。
八幡東署によると、S容疑者は、昨年8月21日午後6時半ごろ、国交省がドローンの飛行禁止区域に定める同市小倉北区西港町の上空で、許可を得ずにドローン(26cm四方、1.2kg)を飛ばした疑いがある。
S容疑者は、去年10月ごろ、このドローンを別の場所で飛行させた際に紛失。
今年1月、ドローンをなくしたと、署に届け出た。
その後、同市八幡東区の林でギンナン取りに来た近くの男性が墜落したドローンを見つけ、署に拾得物として届けた。
届けを受け警察が調べたところ、搭載されていたマイクロSDカードに記録された映像に、禁止区域の風景や、ドローンを操縦するS容疑者が映っていたという。
S容疑者は任意の聴取に1度は応じたが、その後、出頭要請に応じなくなったことなどから、逮捕に踏み切ったと、署は説明している。
逮捕後は、「その場所でドローンを飛ばしたのは間違いありません」と、容疑を認めているという。
出典
『無許可でドローン飛ばした疑い 福岡で全国初の逮捕者』
http://www.asahi.com/articles/ASK335DV8K33TLLS007.html
『ドローン無許可飛行で男逮捕 全国初』
http://www.news24.jp/articles/2017/03/03/07355624.html
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。