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                                                       本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。  それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。  本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。        一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。       (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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2017322357分に朝日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

321210分に産経新聞westから、32217分に共同通信からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

鳥取県中部の町立小学校で、昨夏、6年の女子児童(12)が、水泳の課外授業で教諭の指導の下、プールに飛び込んだ際に頭を強打して、頸髄(けいずい)を損傷する事故があった。

 

学校の事故報告書などによると、昨年7月15日午後5時20分ごろ、女子児童がプールのスタート台(高さ約36cm)から、水中にいる児童が持ったフラフープに向かって飛び込み、プールの底に頭を強打。

自力で上がれず、指導教諭に引き上げられた。

 

事故地点のプールの深さは90cmだった。

両親によると、女子児童は救急搬送され、6日間入院。

今も手のしびれを訴え、リハビリを続けているという。

 

学習指導要領は、事故防止のため、小学校の水泳の授業では水中からスタートするよう、定めている。

校長によると、指導教諭は、この点を理解していたが、課外授業だったことや、飛び込みスタートの水泳大会の練習だったことから、飛び込みを練習させたという。

 

校長によると、事故前日も、課外授業の水泳練習で飛び込んだ5年の女子児童が、プールの底に頭を打った。

この時は別の教諭らが指導していたが、気づかず、女子児童が後日、頭の痛みを担任に訴えた。

担任が報告せず、校長は12月になって把握したという。

 

女児の保護者は、事故直後に学校が救急車を呼ばなかったことや、調査委設立の遅れなどに不信感を募らせている。

 

校長は取材に、指導が一部不適切だったと認め、「対応が後手に回った部分もある。保護者とは誠意を持って話し合う」と回答。

町教委は、調査委設置が遅れた理由について「順調に回復していると報告を受けていたため」としている。

 

町教委は2日に、事故原因や再発防止策を検討する調査委員会を初開催。

指導が不適切だったことなどが指摘された。

 

町は、調査委を第三者委員会と位置付け、6人で構成。

町教委が選んだ県内の他の町立小校長や救急救命士らの他、女児の親が推薦した地元の児童館長1人をメンバーとした。

親側は他にも2人を推薦したが、認められなかった。

 

出典

プールに飛び込み頸髄損傷 小6、課外授業で練習中

http://www.asahi.com/articles/ASK3254FHK32PUUB00G.html 

小6女児が水泳の授業でプールに飛び込み頸髄損傷、学校は直後に救急車呼ばず 鳥取

http://www.sankei.com/west/news/170302/wst1703020042-n1.html 

6学校プールで頸髄損傷 水中に飛び込み、鳥取

https://this.kiji.is/209895687269695497?c=39546741839462401

 

 

341857分に朝日新聞からは、飛び込みに失敗した他の児童を教師が揶揄していたことが心理的負担を与えていたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

341959分に毎日新聞から、34196分にNHK鳥取からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

指導教諭が、飛び込みの苦手な別の児童4人について、「腹打ち三銃士」「腹打ち女王」などと呼んでいたことが、町教委などへの取材でわかった。

町教委は、「発言は不適切だった」としている。

 

指導教諭は発言について、「児童との信頼関係があるなかで、励ますつもりだった」とし、深く反省しているという。

 

町教委が2月、課外授業に参加した4~6年の児童など計95人に実施したアンケートでは、33人が発言を聞いたと答え、うち7割以上が「かわいそうだと思った」と回答。

「言われた人は泣いていた」という記述もあったという。

また、自由記述では、「自分が言われたら転校してしまう」とか、「周りの先生が注意していなかったのが疑問だった」などと書かれていた。

学校側は、児童4人にからかわれた認識はなかったと説明しているが、土海教育長は、「頑張っていた子供に不適切な発言だった」と話している。

 

町教委は、この発言が女児に心理的負担を与え、事故につながった可能性もあるとみて、調査委員会で検証する方針。

 

女児の両親は取材に、「(女児は事故当時)『もし失敗すると、同じような言葉をかけられるのではないか』と思いながら飛び込んだようだ」と話している。

 

出典

飛び込み苦手児童「腹打ち三銃士」 プール事故時の教諭

http://www.asahi.com/articles/ASK344QZ8K34PUUB004.html

鳥取 教諭が「腹打ち三銃士」 飛び込み苦手な児童に

http://mainichi.jp/articles/20170305/k00/00m/040/034000c 

プール事故 教員が不適切発言

http://www3.nhk.or.jp/lnews/tottori/4044446831.html?t=1488660594899 

 

 

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自己紹介:
化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。

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