2017年4月19日19時4分にNHK北海道から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
4月20日12時55分に北海道新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
19日、札幌市中心部の大通公園に面した交差点で、周辺のビルに暖房用の熱を供給する地下の配管のバルブ付近から大量の水蒸気が漏れだして、現場は一時、騒然となった。
札幌市中心部のビルなどに暖房用の熱を供給する北海道熱供給公社によると、19日午前8時すぎ、「大通西5丁目の地下の配管から白煙が出ている」とパトロール中の作業員から連絡があった。
現場を調べたところ、180℃の高圧温水が流れる配管の空気を逃がすためのバルブ付近から水蒸気が出ていたという。
漏れ出る水蒸気の量はその後増えて、午後3時ごろには視界が悪くなるほどとなり、熱供給公社の担当者らが車を誘導しながら原因を調査している。
熱供給公社によると、配管のバルブ付近から何らかの原因で温水が漏れ出して水蒸気が出たと見られるということで、19日夜、道路を掘削して復旧作業を行うことにしている。
現場近くを歩いていた会社員の男性は、「ものすごい煙で驚きました」と話していた。
出典
『ビル街に水蒸気 暖房用漏れる』
http://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20170419/5730731.html
『札幌オフィス街で蒸気噴き出す 地域暖房のバルブ破損か』
http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/society/society/1-0391447.html
4月20日11時51分に毎日新聞からは、別の推定原因が下記趣旨でネット配信されていた。
北海道熱供給公社(札幌市東区)によると、周辺のビルに温熱を供給するため地中に埋設された熱導管に、何らかの理由で浸透した雨水や下水などがかかり、水蒸気となり噴出したとみられる。
けが人などはなかった。
同公社は現場周辺にバリケードを張って原因を調べており、「みなさまにご迷惑をお掛けして申し訳ない」と陳謝した。
出典
『水蒸気 マンホールから激しく噴出 札幌中心部の交差点で』
http://mainichi.jp/articles/20170420/k00/00e/040/238000c
(ブログ者コメント)
映像によれば、地上に突き出した高さ2mほどの空気抜きパイプ?から勢いよく蒸気が噴出していた。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。