2017年4月18日20時19分に産経新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
18日午前11時55分ごろ、北海道美瑛町水沢の肥料製造販売会社、B農産の資材置き場で、積まれていた鉄製の小型コンテナが強風で落下し、近くで作業していた同社社長のMさん(男性、54歳)と社員Sさん(男性、26歳)が下敷きになった。
Mさんが首を骨折するなど重傷を負い、Sさんは頭部を打撲。いずれも命に別条はない。
警察によると、コンテナは縦約1.1m、横約1.7m、高さ約1.2m。
2人は、コンテナに掛けられていたシートが強風で飛ばないよう作業していたという。
旭川地方気象台によると、美瑛町では事故当時、暴風警報が出ており、午前11時35分には瞬間風速29メートルを記録した。
出典
『強風でコンテナ落下、作業中の社長が首折るなど2人けが』
http://www.sankei.com/affairs/news/170418/afr1704180031-n1.html
(ブログ者コメント)
この日の北海道は大荒れの天気で、各地で大きな被害が出ている。
以下は関連報道。
(4月18日19時22分 YAHOOニュース;北海道文化放送)
4月18日の北海道は、この春一番の大荒れの天気となった。
暴風によって、停電や家屋の損傷が相次いで発生。
各地で暴風が猛威を振るった。
道の真ん中をふさぐ家屋の一部。
北海道伊達市では、4月としては最大となる、瞬間風速31メートルを観測。
風に飛ばされた屋根が道路をふさぐなど、33件の通報があった。
この暴風にあおられ、伊達市で2人がケガ。
美瑛町では、倒れたコンテナの下敷きになり、1人が首などの骨を折る重傷。
記者:「ものすごい強い風が吹いています。こちら農業用のビニールハウスですが、ビニールがめくれあがって、"バタバタ"と、ものすごい音を立てています」
一方、上川町では、農業用ハウスのビニールが、強風で相次いで剥がれた。
ハウスの持ち主:「ミニトマトを作る予定です。がっかり
です」
道路には木の枝が散乱。一部、折れた木は電線に引っかかっている。
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北海道によると、これまでに、建物への被害は全壊2件など、67件に上っているという。
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一方、十勝地方では、季節外れの大雪。
2016年の台風で被災した清水町では、くるぶしを超える高さの雪が降り、雪解けで増水したペケレベツ川も、再び冬景色に変わった。
24時間で降った雪の量は、中札内村上札内で22センチ、帯広市でも9センチなどとなっていて、この時期としては、8年ぶりの大雪となった。
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出典
『"暴れる春" 猛烈風雨 電柱倒れ 家屋吹き飛ぶ けが人続出 異常事態』
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170418-00000006-hokkaibunv-hok
(4月19日19時4分 NHK北海道)
18日、42.2メートルの最大瞬間風速を観測した後志の真狩村に札幌管区気象台の職員が入って、突風の詳しい被害状況などを調べた結果、突風は瞬間的におよそ50メートルに達していたとみられることがわかった。
調査を行ったのは札幌管区気象台の機動調査班の職員4人で、19日朝、真狩村を訪れ、18日の突風で住宅の倉庫のシャッターがめくれたり屋根のトタンが剥がれたりした現場で、写真をとるなどして被害の状況を調べた。
また、付近の住民に風が吹いた方角などを聞いたりして、突風の詳しい状況を調べていた。
真狩村では、18日午前10時半ごろ、42.2メートルの最大瞬間風速を観測したが、19日の調査の結果、周辺の樹木の幹が折れていたことなどから、突風は瞬間的におよそ50メートルに達していたとみられるという。
ただ、突風をもたらした現象がどのようなものだったかは、19日の段階で確認できなかったとしている。
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道が19日午後5時現在でまとめた18日の発達した低気圧による強風の被害では、けがをした人は、重傷が芦別市、美瑛町、上川町でそれぞれ1人、軽傷が伊達市で2人など9人で、合わせて12人が重軽傷を負ったことが分かった。
このうち美瑛町では、農業用の資材置き場で積み上げられた小型のコンテナが倒れて作業をしていた男性2人が下敷きになり、54歳の男性が首や背中の骨を折る大けがをしている。
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出典
『真狩村 瞬間的に約50mの風か』
http://www.nhk.or.jp/sapporo-news/20170419/5705332.html
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。