2017年4月17日20時5分にNHK北海道から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
4月17日19時11分に朝日新聞から、4月17日20時15分に北海道文化放送からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
17日午前11時すぎ、斜里町ウトロ高原の住宅で「女性が犬にかまれて倒れている」と、通りがかった人から警察に通報があった。
警察が駆けつけたところ、この家に住む女性(79歳)が自宅の敷地内で飼い犬に右腕をかまれて血を流して倒れているのが見つかった。
女性はヘリコプターで北見市内の病院に運ばれ、手当てを受けていたが、およそ3時間半後に出血性ショックにより死亡した。
警察によると、犬はこの女性が飼っていた体長およそ1m、体高約80cmの秋田犬(オス、3歳)で、犬小屋わきの鉄棒に鉄の鎖でつないで飼っていたという。
町の職員などが麻酔で眠らせて保護したという。
女性は夫と息子と暮らしているが、当時は1人だった。
警察は、女性が餌を与える際にかまれたとみている。
この秋田犬は、これまでトラブルはなかったという。
秋田犬は忠犬ハチ公の犬として全国で知られているが、生態に詳しい専門家によると攻撃的な面もあり、飼育には注意も必要だ。
江戸時代に秋田犬の飼育が盛んに行われた秋田県大館市のホームページや秋田犬のブリーダーによると、性格は飼い主に忠実で賢いという。
番犬としても高い能力を持つ一方、明治時代などには闘犬として飼われたこともあり、飼い主以外には攻撃的になり、威圧感を与えることも多くあるという。
また、感受性が強いため、急に驚かされたりすると人間に危害を加えてしまう危険性もあるということで、飼育には注意も必要だという。
出典
『飼育の秋田犬にかまれ女性死亡』
http://www.nhk.or.jp/sapporo-news/20170417/5652061.html
『飼い犬に右腕などかまれ79歳死亡 北海道』
http://www.asahi.com/articles/ASK4K619VK4KIIPE02K.html
『飼い犬「秋田犬」腕かまれ79歳女性「出血性ショック」で死亡 餌時にかんだか』
(ブログ者コメント)
これまでトラブルを起こさなかった飼い犬に噛まれて死亡した事故は、3月に八王子市であったばかりだ。(本ブログ掲載スミ)
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。