4月17日21時56分にNHK NEWS WEBから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
17日午後4時ごろ、福岡県飯塚市楽市の穂波川で、工事のため川の中に置かれていたクレーン車が大雨による増水の影響でバランスを崩し、水道管が通っている鉄橋に倒れ込んだ。
工事を発注した国交省遠賀川河川事務所によると、この事故で、けがをした人はいなかったが、橋の水道管が壊れた。
この水道管は近くの配水池に水を引くためのもので、今のところ復旧のめどは立っていないという。
現在、配水池に残った水で水道の供給が続けられているが、いずれは底をつく見通しだという。
飯塚市では、18日の昼以降、周辺のおよそ9500世帯で断水するおそれがあるとして、給水車などを出して対応する準備を進めている。
出典
『福岡 飯塚 増水の川で重機倒れ水道管破損』
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170417/k10010951871000.html
4月18日1時47分に毎日新聞からは、当時の降雨状況などが、下記趣旨でネット配信されていた。
4月18日6時0分に西日本新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
前線を伴う低気圧の影響で、九州・山口各地は17日昼過ぎから局地的に激しい雨が降り、各地で被害が出た。
気象庁によると、1時間あたりの最大雨量は、長崎県平戸市43.5ミリ、鹿児島県さつま町41ミリ、佐賀県伊万里市40.5ミリ、北九州市38ミリ、福岡県飯塚市35.5ミリなど。
気象台によると、飯塚市では17日、降り始めから午後6時までに102・3ミリの降水量を記録した。
飯塚市の穂波川では、午後4時ごろ、水管橋の架け替え工事をしていたクレーン車(80トン)が急な増水で横転、水管橋を破損した。
市企業局などによると、18日午後6時以降に、市内の一部世帯で断水の恐れがある。
同市の遠賀川と穂波川の河川敷内にある駐車場では、午後4時半ごろから川の水があふれ、3カ所で車10台が窓の下あたりまで水につかった。
けが人はなかった。
出典
『大雨 福岡・飯塚でクレーン車横転 断水の恐れ』
http://mainichi.jp/articles/20170418/k00/00m/040/125000c
『河川敷の車6台浸水 飯塚市の遠賀川100ミリ超す大雨』
https://www.nishinippon.co.jp/nnp/f_chikuhou/article/322424
4月18日21時41分にNHK福岡からは、復旧工事の様子などが下記趣旨でネット配信されていた。
遠賀川河川事務所は、水道管の破損した部分を切断したうえでホースをつなぎ、水を送る復旧作業を進めている。
作業では、午後6時半ごろ、水道管の一端にホースがつながれた。
現在は、ホースのもう一端をつなぐのに障害になっている橋の一部を切断する作業が行われている。
河川事務所は、18日の夜中には作業を終え、ホースに水を通したいとしている。
断水している世帯のため、飯塚市は給水を周辺の14か所で、18日は夜9時まで、19日は朝7時から行うことにしているが、復旧作業が予定通り進んだ場合、断水は19日の朝にも解消される見通しになった。
出典
『水道管損傷 朝にも断水解消へ』
http://www.nhk.or.jp/fukuoka-news/20170418/5671383.html
(ブログ者コメント)
18日報道のNHKによれば、直径70~80cmはあるだろうか、黒い蛇腹状のホースを水道管に接続する様子が放映されていた。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。