2017年7月17日に掲載した元記事がプロバイダーの字数制限オーバーとなりましたので、ここに新情報を第2報修正1として掲載します。
第1報は下記参照。
http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/7353/
(2017年10月29日 修正1 ;追記)
2017年10月23日20時30分に日本経済新聞から、夫が書類送検されたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
高松南署は23日、妻(79)を乗せた車いすを押していた無職の夫(81)を過失致死の疑いで書類送検した。
転落して他人に危害が及ぶ可能性があったのに、回避する義務を怠り、下段にいた女性(76歳)を死亡させた疑い。
出典
『車いす転落、夫を書類送検 高松のエスカレーター事故』
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO22595640T21C17A0AC8Z00/
(2018年3月10日 修正2 ;追記)
2018年3月8日19時21分に産経新聞westから、夫が略式起訴されたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
高松区検は8日、過失致死の罪で、妻(80)を乗せた車いすを押していた無職の夫(81)を略式起訴した。
起訴状によると、夫は昨年7月10日午前、エスカレーターのステップには十分な大きさがないのに車いすをエスカレーターに乗せ、前輪を降り口付近の段差に引っ掛からせてバランスを崩して後方に転落。
後ろにいた渡辺さんに腰椎骨折のけがを負わせ、出血性ショックで死亡させたとしている。
出典
『車いす転落によるエスカレーター事故、夫を略式起訴』
http://www.sankei.com/west/news/180308/wst1803080074-n1.html
ちなみに2017年7月13日12時48分に毎日新聞からは、福祉協議会HPから車椅子でのエスカレータの乗り方に関する解説が削除されたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
香川県社会福祉協議会は12日、エスカレーターで車椅子を使う方法などを挿絵とともに解説していた介助の手引きをネットのホームページ(HP)から削除した。
協議会は、「今回の事故にかんがみた」と説明している。
県社協によると、削除したのは「街で障害者に出会ったら 知っておきたい援助の仕方」。
少なくとも2010年ごろには冊子版(A4判、25ページ)を発行し、HPにも掲載していた。
エスカレーターでの車椅子使用については、「危険を伴いますので注意が必要です」としたうえで、上りに乗る際は「キャスター(前輪)を上げてステップに乗る」などと記載していた。
県社協は12日、市町の社協に冊子が残っている場合、配布を中止するよう要請。
担当者は、「エレベーターのない建物もあるので、安全に使う方法を掲載していた。今後、障害のある方の移動をどう考えるか、関係者で話し合いたい」と説明する。
国交省建築指導課によると、車椅子をエスカレーターに乗せることは、法令上、禁じられていない。
しかし、エスカレーターは基本的に車椅子を乗せる設計になっておらず、同省は、エレベーターの使用を求めている。
担当者は、「過去数年の事故を調べたが、同様の事故はなかった。通常の使い方ではない」と指摘した。
一方、高松南署は12日、司法解剖の結果、女性の死因が腰椎骨折による出血性ショックだったと発表した。
出典
『エスカレーター事故 香川県社協、車椅子介助の手引き削除』
https://mainichi.jp/articles/20170713/k00/00e/040/234000c
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。