2017年10月24日9時55分にNHK東海から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
10月23日21時21分にNHK首都圏からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
台風21号の影響で、23日夜11時頃から静岡県の熱海駅で運転を見合わせていた東京発静岡行きの東海道新幹線こだま705号の車内で、24日午前3時ごろ、乗務員らが非常食のカップケーキを乗客に配ったところ、「賞味期限が切れている」と指摘があった。
乗務員が確認したところ、賞味期限がことし8月までだったことがわかり、すぐに回収したが、配った128食のうち15食しか回収できなかったという。
これまでのところ乗客から健康被害などの届け出はないということだが、JR東海は熱海保健所に報告した。
JR東海によると、配ったカップケーキは5年間保存できるもので、賞味期限が近づけば新しいものと交換しているが、今回は一緒に配った水が賞味期限内のものだったため、非常食の期限をよく確認していなかったという。
JR東海は、今後、各駅での非常食の管理について指導を徹底するとしている。
農水省によると、賞味期限は品質が変わらずにおいしく食べられる期限のことで、色や味などに異常がなければ、期限を過ぎても食べることができるという。
出典
『新幹線客に賞味期限切れ非常食』
http://www3.nhk.or.jp/tokai-news/20171024/5072041.html
『JR東海 賞味期限切れパン配布』
http://www.nhk.or.jp/shutoken-news/20171023/0002520.html
10月23日20時30分に静岡新聞からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
JR東海は23日、台風21号の影響で熱海駅(熱海市)に長時間停車していた東海道新幹線こだま705号の車内で乗客に配った缶詰のパンの賞味期限が切れていたと発表した。
健康被害の報告はないという。
JR東海によると、23日午前3時ごろ、乗客に非常用に熱海駅で備蓄していたパン128食を配った。
その後に乗客から指摘を受け、乗務員が15食を回収した。
パンは5年間保存できるが、賞味期限は今年8月までだった。
出典
『新幹線で期限切れ缶詰パン配る JR東海、台風の停車中』
http://www.at-s.com/news/article/social/shizuoka/418970.html
(ブログ者コメント)
ブログ者の経験からいえば、缶詰であれば、賞味期限を2ケ月過ぎていたからといって、まったく問題はない。
報道されるほどの不具合ではないと思うのだが、非常用備品の管理不備事例としては参考になると感じたので紹介する。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。