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                                                       本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。  それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。  本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。        一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。       (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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201710241621分にNHK NEWS WEBから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

24日午後0時40分ごろ、東京都中央区の東京メトロ・日比谷線の茅場町駅と八丁堀駅の間で、中目黒駅に向かう8両編成の電車の窓ガラスが突然、割れた。


東京メトロによると、割れたのは1両目の車両の進行方向に向かって右側のガラス1枚で、この電車は現場に数分間停止したあと、ガラスが割れた付近に乗客が立ち入らないようにしたうえで、終点まで運行したという。
けがをした人はいないという。


ガラスが割れた原因はわかっていないということで、東京メトロが詳しく調べている。

 

出典

東京メトロ日比谷線 走行中に車内の窓ガラス突然割れる

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20171024/k10011195861000.html 

 

 

10241854分にテレビ朝日からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

10241335分に朝日新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

電車は八丁堀駅で停車し、駅員がガラスの破片を片付けて、割れた部分を段ボールで覆ったという。

 

その後、駅員が乗車して、安全を確保しながら乗客を乗せたまま、車両交換できる中目黒駅へ向かった。

 

出典

『日比谷線の窓ガラスが粉々に 走行中に突然

http://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000112972.html 

地下鉄日比谷線、走行中に窓ガラス割れる けが人なし

http://www.asahi.com/articles/ASKBS4DFJKBSUTIL01F.html

 

 

10242348分に読売新聞からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

日比谷線では4月にも、走行中の電車の窓ガラスにひびが入るトラブルがあったが、原因は判明していない。

 

ガラスが割れた時はいずれも地下を走行中で、砂利が敷き詰められている区間でもなかった。

 

出典

『日比谷線、走行中に窓ガラス割れる4月もひび』

http://www.yomiuri.co.jp/national/20171024-OYT1T50102.html 

 

 

102550分に朝日新聞からは、下記趣旨の解説的記事がネット配信されていた。

 

東京メトロ日比谷線線で、24日、走行中の列車の窓ガラスが突然割れた。

9月にもJRと私鉄で破損が相次いだ。

今回は地下区間での出来事。

いったい何が起きたのか。

 

午後0時40分ごろ、8両編成の日比谷線が茅場町駅を八丁堀方面へ出発した直後、先頭車両の後方で「ドン」と音がした。

さらに「ドーン」という大きな音が響くと、乗客から悲鳴があがった。

 

偶然乗り合わせた朝日新聞の記者が音がした方を見ると、進行方向に向かって右側の窓ガラス1枚が割れ、厚さ5mmの丈夫そうなガラスが粉々になっていた。

 

「誰か運転士に伝えて!」と男性が叫ぶ。

荷物を抱えて扉付近に向かう人、写真や動画を撮ろうとする人、車内は騒然となった。

 

 

列車の窓ガラスが破損することは、しばしばある。

 

9月21日には、JR東海道線と東急東横線の車両で、相次いでガラスが割れた。

それぞれ原因を調べているが、特定には至っていない。

 

列車の窓には強化ガラスが使われており、風圧や劣化で割れることは考えにくい。

では、なぜ割れるのか。

 

過去には、鳥などの衝突で運転席の正面が割れたケースが報告されている。

昨年9月には東急田園都市線で、列車の揺れでバランスを崩した男子高校生が、ドアガラスに頭をぶつけてヒビが入ったケースもあった。

 

だが、それらは「相当まれなケース」(東急電鉄)で、「多くの場合、最も可能性が高いのは投石」と、鉄道関係者は口をそろえる。

ただ、「車内に貫通した石があるとか、目撃者がいる場合でなければ断定は難しい」(JR東日本)という。

 

なるほど、地上なら投石が疑わしい。

しかし、この日の日比谷線線のケースは、一般人が立ち入れない地下区間で起きた。

 

実は、日比谷線線では今年4月にも、秋葉原~小伝馬町間を走行中にガラスが破損している。

やはり完全な地下区間で、東京メトロが両駅の防犯カメラや駅間の設備を調べたが、原因は分からなかったという。

 

ほかの地下鉄ではどうか。

 

東京都営地下鉄は、「把握している限り、地下区間でのガラス破損はない」とする。

 

一方、大阪市営地下鉄では、2015年10月、天井にある換気口に設置していた資材運搬用のチェーンが、何らかの理由で一部垂れ下がり、列車が接触して前面のガラスが割れたケースがあったという。

 

鉄道ジャーナリストの梅原淳さんは、このケースに注目する。

「地下鉄のトンネルは狭く、車両との距離がごく短い。もちろん、ぶつからないように配備されているが、劣化で傾いた設備が軌道上にはみ出し、カーブなどで横にぶれた車体に接触することは考えられる」

 

対策はあるのか。

「地下鉄では、トンネルや設備の保守管理に万全を期すのが第一」と梅原さんは指摘する。

一方、地上での鳥の衝突や投石は、鉄道会社側で完全に防ぐことは難しい。

「鉄道会社にとって悩ましい問題だろう」と話す。

 

東京メトロは営業運転終了後、トンネルや設備に異常がないか調べる方針だ。

 

出典

『電車の窓ガラス破損相次ぐ 人が入れぬトンネル内で何が』

http://www.asahi.com/articles/ASKBS5V94KBSUTIL039.html 

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

昨年9月の田園都市線で頭をぶつけた事例は、本ブログでも紹介スミ。

 

 

 

 

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化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。

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