2021年1月24日1時24分にYAHOOニュース(FNN PRIME)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
東京・港区のビルの地下駐車場で、消火設備の点検作業中に二酸化炭素が充満し、作業員ら3人が病院に搬送されたが、このうち2人が死亡した。
石竹記者
「ビルの地下駐車場で設備の点検中、二酸化炭素が充満し、2人が死亡したという」
23日午前11時ごろ、港区西新橋にあるビルの地下駐車場で、消火設備を点検していた作業員から「点検中に二酸化炭素を噴霧してしまった」と通報があった。
この事故で、亀井Nさん(男性、50歳)と亀井Sさん(男性、37歳)が死亡した。
警備員の男性1人も病院に搬送されたが、命に別条はなく、ほかに作業員が3人いたが、自力で避難したという。
この消火設備は、駐車場内で火災が起きた際に二酸化炭素を噴出して火を消し止めるもので、警視庁は、作業員が誤ってボタンを押して噴出させてしまったとみて、業務上過失致死の疑いも視野に捜査している。
https://news.yahoo.co.jp/articles/c5c73102c0400ca451a4b7ba1fc3fd8255bfd75f
1月23日18時58分に共同通信からは、作業に当たった6人のうち地下2階で点検していた作業員が異臭に気付いたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
23日午前11時15分ごろ、東京都港区西新橋1の14の1にあるオフィスビルの地下1階駐車場で「点検中に誤って二酸化炭素が噴き出した。地下にまだ人がいる」と119番があった。
現場にいた男性3人が救急搬送され、うち消防設備の点検をしていた作業員2人が死亡した。
もう1人の警備員(47)は命に別条はないという。
警視庁愛宕署によると、この日は午前10時半ごろから作業員6人が、地下1階と地下2階に分かれて消防設備を点検。
地下2階にいた作業員が異臭に気付き、地下1階の警備員がぐったりしているのを見つけた。
同署は誤って二酸化炭素が漏れたとみて、当時の状況を調べる。
https://this.kiji.is/725643837097689088?c=39546741839462401
(ブログ者コメント)
同じような事故は昨年12月、名古屋市のホテル立体駐車場で起きたばかりだ。(本ブログでも紹介スミ)
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。