2021年8月17日19時53分にYAHOOニュース(山陰中央テレビ)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
カニの殻などを使って健康食品などの原料を造る境港市の工場で男性作業員2人が意識不明の状態で見つかり、病院で手当を受けています。
見つかった場所は工場の大型の釜の中でした。
きょう午前8時57分、境港市のKケミカル境港工場で、工場内にある大型の釜の中で22歳と42歳の男性作業員が意識不明となって倒れているのが見つかり、消防に通報がありました。
警察によると、22歳の男性作業員が点検のため釜の中に入った後、意識不明に、その後、同僚からの連絡で42歳の男性が助けに入ったところ、この男性も急に意識が無くなったということです。
2人は米子市内の病院に搬送され、手当を受けていますが、現在も意識不明です。
この工場では何を製造しているのか?
Kケミカル境港工場は、カニやエビのなどの甲殻類の殻に含まれる成分を原料に、キトサンやグルコサミンといった健康食品などの原料を製造しています。
2人が発見されたのはフタのある直径4メートル、高さ5メートルの大型の釜で、通常はカニの殻や薬品を入れて混ぜるということですが、事故当時は中は空で、使われていませんでした。
警察によると、この釜は7月の上旬から使っておらず、使用を前にきょう点検したところ、事故が起きたいうことです。
警察は、2人が意識を失った釜に薬品などが残留していた可能性が無いかなど、原因を調べています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/5af064577f1ed70a5924a68fb4d91960e7133ad1
8月17日18時25分にNHK鳥取からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
警察は、釜の中に何らかの薬品が残され、発生したガスを吸い込んで意識を失った可能性があるとみて、事故の詳しい原因を調べています。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/tottori/20210817/4040009235.html
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。