2021年8月16日17時45分に共同通信から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
東京都の多摩消防署で2017年8月に救急隊員だった山崎Tさん(男性、当時50歳)が急性心不全で亡くなったのは、「体力錬成」として上司が過度な運動を強いたためだとして、山崎さんの弟(51)が16日、都に経緯説明や約6900万円の賠償などを求める民事調停を東京簡裁に申し立てた。
申立書などによると、上司が山崎さんの勤務態度に不満を持ち、個別に訓練を実施。
暑い日中に防火服を着用したまま消防署の周りを走らせたり、階段の上り下りや腕立て伏せをさせたりした。
山崎さんは訓練開始の約1時間半後に心不全を発症し、その後亡くなった。
https://nordot.app/799918218017177600?c=39546741839462401
8月17日付で毎日新聞東京版からは、上司は罵声を浴びせるなどした、公務災害に認定されているなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
多摩消防署で2017年、救急隊員の男性が訓練中に急性心不全で死亡したのは適切な指導を超えているとして、男性の弟(51)が16日、都に約6953万円の損害賠償や経緯の説明などを求めて東京簡裁に調停を申し立てた。
申立書によると、男性は山崎Tさん(当時50歳)。
同年8月13日、上司から「体力錬成」と称してランニングや腕立て伏せを強いられ、体調が悪化して死亡した。
上司は運動中に罵声を浴びせ、ほほに平手打ちをしたという。
20年10月、地方公務員災害補償基金都支部が公務災害と認定した。
記者会見した弟は、「時代錯誤で法令順守の意識の低さを感じる。真摯(しんし)に受け止め、誠実に対応してほしい」と述べた。
東京消防庁広報課は「申立書が送達されておらず、現時点でのコメントは控える」としている。
https://mainichi.jp/articles/20210817/ddl/k13/040/007000c
8月16日22時49分にYAHOOニュース(TOKYO MX)からは、炎天下に防火服を着て・・・という表現の記事がネット配信されていた。
(その他の内容は上記と同じにつき、本文転載は省略)
https://news.yahoo.co.jp/articles/cb0abfcf71cbeefe04d56042787a51ba72e7b8cc
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。