2015年12月15日13時43分にNHK北海道NEWS WEBから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
12月16日付で朝日新聞北海道版(聞蔵)からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
15日午前、JR海峡線の青森県にあるトンネルで、北海道新幹線の開業に備えた工事をしていた作業員が落下させた工具が架線に接触し、下りの特急列車1本に50分あまりの遅れが出た。
JR北海道によると、15日午前8時50分ごろ、海峡線の青森県今別町にある長さ1300mあまりの「大川平トンネル」で、工事をしていた作業員が落とした長さ45cmほどの金属製の測定器具が架線に接触した。
この影響で、JR北は、架線に傷がついていないかなどを点検するため、列車の運行を約1時間見合わせた。
この影響で、新青森発函館行きの特急列車1本が54分遅れた。
現場は、北海道新幹線と貨物列車との共用区間のトンネルの出入り口で、新幹線が走行した際の風圧や振動を抑える「緩衝工」と呼ばれる覆いをとりつける工事を行っていたという。
JR北海道は、「お客様に迷惑をかけ申し訳なく思います。再発防止に向けて指導を徹底します」とコメントしている。
出典URL
http://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20151215/4318601.html
(ブログ者コメント)
ブログ者は、つい最近、スカイツリー展望台に上がって外を眺めていたところ、窓ふきゴンドラが降りてくるのに遭遇した。
これはレアな経験だと、じっと作業内容を見ていたところ、窓ふきワイパーはもちろんのこと、なんと水気ふきとり用の雑巾にも落下防止用のひもが結び付けられていた。
350m高さから雑巾が落ちたとしても、どうってことはないように思うのだが、一事が万事、例外を設けず、落下防止対策に取り組んでいるのだろうと、勝手に推察した次第。
今回事例の詳細は不明だが、こういった工事の場合、道具の落下防止対策を行うような要領になっているのではないだろうか?
要領に入っていなかったとしても、現場TBM時の危険予知などで、道具を落とした場合の危険性に気が付かなかったのだろうか?
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。