







2025年7月23日11時0分にGOZMODOから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
■9kgのネックレスって何?
アメリカにて、ある男性がMRI装置に吸い込まれて死亡するという痛々しい事故が起きてしまいました。
原因はゴツすぎるチェーンネックレス。
亡くなったのは、ニューヨーク州ウェストベリー在住の61歳の男性。
妻のMRI検査のために、一緒にロングアイランドのウェストベリーにあるMRI検査施設「ナッソー・オープンMRI」に来院しており、別の人の検査中に誤って検査室に入ってしまったと見られています。
ナッソー郡警察の発表によると、7月17日の事故当日、男性はトレーニング用として9kgものチェーンネックレスを首に着けており、そのネックレスが装置に引っ張られたと報じています。
その後、男性は重体となって病院へ搬送されましたが、残念ながら翌日に死亡が確認されました。
■MRI検査に金属はダメ、ゼッタイ
MRIは非常に強力な磁石を用いて検査を行なうため、検査室内に金属を持ち込むことは禁物です。
その威力は並大抵のものではなく、中には戦車さえ持ち上げられる装置もあります。
そのためMRI検査を受ける人は、身体に装着している金属や体内に埋め込まれている可能性のある金属について、繰り返し質問されます。
MRI事故は過去にも起こっており、最近では装着していたアナルプラグがシリコン製だと思い申告しなかった女性が重症を負う事故がありました。
2023年には、MRI検査中に銃器を所持していることを告げなかったために、自分の銃でおしりを撃たれた女性もいました。
また、検査室に持ち込まれてしまった金属ボンベがMRIの磁石に引きつけられ、6歳の男児に直撃して亡くなるという痛ましい事故も起きています。
https://www.gizmodo.jp/2025/07/metal-is-prohibited-during-mri-scans.html
7月21日11時21分にCNNからは、診断が継続していたのに検査を終えた妻が検査室に夫を呼び入れた、夫は反転して装置にぶつかったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
17日にロングアイランドのウェストベリーにある「ナッソー・オープン・MRI」で、男性が首につけていた「大型の金属製の鎖」によって装置に引っ張られた。
当時は診断が継続しており、男性の入室は認められていなかったという。
MRI検査は疾病の発見や診断によく用いられる。
国立画像生物医学・生物工学研究所(NIBIB)によると、強力な磁力で体内の陽子を刺激することで、詳細な体内の画像を撮影できるようになる。
ただし、その強力な磁場は装置の外側にも及ぶため、金属製品を身に着けたり体内に埋め込んだりしている場合は重大な危険を招く。
NIBIBによれば、鉄や一部の鋼など磁化しやすい物質に非常に強い力が働き、車いすを部屋の反対側まで吹き飛ばすほどの力を持つという。
エイドリアンさんによると、ひざの検査を終えた後、立ち上がるためキースさんを呼び入れた。
キースさんはトレーニング用として首に約9キロの大きな錠付きの鎖をつけていた。
エイドリアンさんは「その瞬間、機械が夫を反転させ、夫が装置にぶつかった」と語った。
エイドリアさんと技師はキースさんを装置から引き離そうとしたという。
MRI室では、患者が体内に金属を含む医療機器を装着していないか事前に申告することが求められる。
ペースメーカーや人工内耳などは絶対に持ち込めないとNIBIBは指摘する。
しかし、装置外の金属も脅威となる。
鍵のような小さな物から酸素ボンベのような大型のものまで、磁性を持つものは凶器になり得ることを今回の事故は示した。
こうした事故は過去にも起きている。
2001年、ニューヨーク州バルハラの病院で、MRI検査中、装置が作動した際に金属製の酸素ボンベが飛来して6歳の男児に直撃し、死亡した。
https://www.cnn.co.jp/usa/35235736.html


















その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。