







2025年7月24日8時38分に読売新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
愛媛県新居浜市消防本部南消防署の救急車が5月、患者を搬送中にガソリンが少なくなり、別の救急車に患者と救急隊員を乗せ替えて病院に搬送していたことがわかった。
搬送に遅れが出たが、患者の容体に影響はなかったという。
消防の担当者は読売新聞の取材に、市消防本部の全消防署員に再発防止の注意喚起をしたと明かし、「早め早めに給油すべきで、認識が甘かった」と述べた。
消防の担当者によると、市消防本部に5月22日午後4時30分頃、患者搬送の119番があり、他の現場で業務を終えて南消防署に戻る途中だった救急車が対応。
患者を乗せ、救急隊員が容体を確認しながら搬送先を探したが、すぐに見つからなかった。
約40分後、救急車のガソリン残量が少なくなり、警告ランプが点灯していることに気づき、代わりの救急車の出動を要請した。
南消防署から2台目の救急車と、ガソリン入りの携行缶を積んだ資機材運搬用の軽トラックが出動。
患者を2台目に乗せ替え、救急隊員も乗り込んで病院に搬送した。
1台目は携行缶から給油した後、ガソリンスタンドにも立ち寄って南消防署に戻ったという。
ガソリン不足に陥った救急車は、この日、午前中から出動が相次いだが、午後1時40分頃から1時間ほど南消防署で待機していた。
消防の担当者は「待機中にガソリンを入れる時間があった」と語った。
総務省消防庁救急企画室の担当者は「人命を預かる救急車のガス欠は致命的な問題」と指摘。
救急車は装備が多くて車両が重いことなどから燃費が悪いことに触れ、「車両管理を徹底すべきだった。注意喚起にとどまらず、出動前に複数の隊員でチェックするなどの具体的対策が有効ではないか」と対応を求めた。
https://www.yomiuri.co.jp/national/20250723-OYT1T50186/
7月24日15時43分にYAHOOニュース(南海放送)からは、燃料半分で給油する規則だったが、相次ぐ出動の中、どの時点で半分になっていたかは把握していなかったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
新居浜市消防本部によりますと5月22日の夕方、119番通報で出動した南消防署の救急車が患者を乗せて病院に向かっていたところ、搬送先が見つからないままおよそ40分経過したところで、ガソリンの残量が少なくなっていることを示す警告ランプが点灯しているのに気づいたということです。
そのため別の救急車の出動を要請し、患者を乗せ換えて市内の病院に搬送、患者の容体に影響はなかったということです。
新居浜市消防本部は、ガソリンの残量が半分になると給油する規則を設けているということです。
この日は救急出動が相次いでいたということですが、どの時点で半分以下になっていたか残量を把握していませんでした。
消防本部は今回の事案を受け、救急車の燃料の残量確認や燃料が少ない場合の速やかな給油など職員に注意喚起の通知を出し、再発防止に努めるとしています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/ac3da4fcc2923bd4976cf9e50a2486346a46949a


















その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。