2021年3月2日9時23分に読売新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
厚生労働省は1日、新型コロナウイルスワクチンの先行接種を実施している医療機関に設置した超低温の冷凍庫が故障し、保管していた約1000回分のワクチンが使えなくなったと発表した。
2日に業者が冷凍庫を回収し原因を調査する。
同省によると、1日午前、1032回分のワクチンが入った、氷点下約80度に設定した冷凍庫の温度が27度まで上昇しているのを、医療機関の職員が発見。
データを確認したところ、2月26日の午後11時頃から温度が上昇していた。
週末は温度を確認する職員がおらず、発見が遅れたという。
この医療機関には2月15日の週に1170回分のワクチンが搬入され、接種を進めていた。
未接種の1032回分のワクチンは廃棄処分される。
厚労省によると1日午後9時現在、先行接種が進む施設に設置された100台の冷凍庫のうち、故障が報告されたのはこの医療機関の1台のみという。
同省は「原因を究明し、必要な対策を急ぎたい」とした。
https://www.yomiuri.co.jp/national/20210301-OYT1T50202/
3月2日23時1分に日本経済新聞からは、同じコンセントに薬品保管用の冷蔵庫も接続していたため電力不足になったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
厚生労働省は2日、同一箇所の電源コンセントに二つの機器を接続したことによる電力不足が原因だったと発表した。
冷凍庫の故障ではないという。
厚労省によると、医療機関が冷凍庫の電源としていたコンセントに、薬品保管用の冷蔵庫も接続していた。
電力消費のタイミングが重なるなどして、冷凍庫に供給される電力が足りなくなった可能性があるという。
今後、厚労省は他の医療機関にコンセントの共有を避けるよう注意を呼び掛けるとしている。
https://www.nikkei.com/article/DGXZQODG02D7Y0S1A300C2000000/
3月3日0時3分に読売新聞からは、冷凍庫は消費電力が大きかったという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
2日に業者が調べたところ、2口あるコンセントに消費電力の大きい冷凍庫と、別の冷蔵庫のプラグをそれぞれ差していたため、電力不足になったことが分かった。
https://www.yomiuri.co.jp/national/20210302-OYT1T50255/
3月2日23時34分にテレビ朝日からは、2口コンセントの片方に冷凍庫、もう片方に冷蔵庫をつないでいたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
コンセントは2口で、1つに冷凍庫、もう1つに冷蔵庫をつないでいたということです。
厚労省は冷凍庫を電源に接続する際は2口コンセントであっても冷凍庫のみをつなぐよう注意喚起していくということです。
https://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000208673.html
(ブログ者コメント)
ブログ者は、コンセント1か所には合計1500Wの電気製品しか接続できず、それを超えると火災のリスクが高まるし、場合によってはブレーカーが落ちる・・・程度の知識は持っていたが、電気製品の性能が落ちることまでは知らなかった
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。