2017年8月21日19時2分にNHK秋田から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
19日、秋田市にある飲食店が日本酒のビンに保管していた洗剤を誤って客に出し、客の女性2人がおう吐などの症状を訴えて救急車で病院に運ばれ、手当てを受けていたことがわかった。
秋田市保健所は、この飲食店を21日から5日間の営業停止処分にした。
営業停止の処分を受けたのは、秋田市の飲食店、「Dや秋田大学病院前店」。
秋田市保健所によると、この飲食店では19日の夜、日本酒の空き瓶に入れて保管していた洗剤を誤って客に提供し、飲んだ客の女性2人が、口やのどの痛み、おう吐などの症状を訴えて、救急車で病院に搬送された。
2人はいずれも命に別状はないということだが、1人は現在も入院して手当てを受けているという。
保健所が20日に立ち入り調査したところ、この店では当時、従業員が、業務用の洗剤を日本酒のビンに小分けにし、冷蔵庫で保管していたということで、この店を21日から5日間の営業停止処分とした。
同じようなケースは、去年、全国で2例あったということで、秋田市保健所は、「飲食店で洗剤を小分けにして保管する場合は、容器にラベルを貼り、置き場所を決めるなどして飲み物と間違えないよう指導を徹底していきたい」と話している。
また、この店を経営する株式会社Aは、「お客様に多大なる苦痛とご迷惑をおかけしたことを深くお詫び申し上げます。深く反省するとともに、再発防止に向けて万全を期していきます」とコメントしている。
出典
『飲み物と誤って洗剤 営業停止』
http://www3.nhk.or.jp/lnews/akita/6013214361.html
8月21日付で秋田魁新報からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
秋田市保健所は21日、同市広面字蓮沼の飲食店「和処ダイニング D秋田大学病院前店」で19日夜、スパークリング(発泡)日本酒を注文した客に誤って洗剤を提供し、市内の20代女性2人が嘔吐や喉の痛みなどを訴え病院に運ばれ、手当てを受けたと発表した。
うち1人は入院中だが、快方に向かっている。
保健所は、同店を21日から5日間の営業停止処分とした。
保健所によると、19日午後9時50分ごろ、油汚れ用の洗剤(約300mℓ)が入った瓶1本を提供。
1人は口に含んで味がおかしいと気付き吐き出したが、もう1人は少量を飲んだという。
出典
『酒と誤り客に洗剤、秋田市の飲食店 2人搬送、1人は入院』
http://www.sakigake.jp/news/article/20170821AK0018/
8月21日22時12分に日テレNEWS24からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
秋田市保健所によると、この店では19日、日本酒の容器に入った業務用のアルカリ性洗剤を誤って客に提供し、これを飲んだ20代の女性客2人が口やのどの痛みを訴え、病院に搬送された。
2人は口の中がただれ、おう吐するなどして、1人は入院して治療を受けている。
出典
『日本酒容器に「洗剤」誤って提供 客が入院』
http://www.news24.jp/articles/2017/08/21/07370342.html
(ブログ者コメント)
同種事例は本ブログにも数多く掲載している。
漂白or消毒or洗剤+客のキーワードで検索可能。
(2017年8月27日 修正1;追記)
8月23日付で朝日新聞秋田全県版(聞蔵)からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。(新情報に基づき、タイトルも若干修正した)
洗剤は日本酒のガラスびんの容器に入れられていたが、ラベルに「洗剤」と書いていなかった。
このため従業員が18日、日本酒だと思い込んで冷蔵庫にしまい、翌日、客に誤って提供してしまったという。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。