2020年2月9日0時19分に北海道新聞から、下記趣旨の記事が写真と現場の状況図付きでネット配信されていた。
8日午前11時55分ごろ、岩見沢市北村幌達布の北村地区河川水防センター敷地内で、乗車体験イベント中のスノーモービルが順番待ちの列に突っ込んだ。
岩見沢消防署などによると、岩見沢市と砂川市の7~11歳の子供5人と保護者2人の男女計7人が病院に搬送され、いずれも脚の打撲などの軽いけが。
岩見沢署は、業務上過失致傷の疑いもあるとみて、スノーモービルを運転していた札幌市の男性(61)から事情を聴いている。
岩見沢署によると、スノーモービルはスタート位置で女児1人を座席前部に乗せた後に急発進し、7~8メートル先で順番待ちをしていた30~40人の列に突っ込んだ。
乗車中の女児にけがはなかった。
コースはスタート後、すぐ右カーブになり、列はコースに沿うように並んでいた。
男性は、「右に曲がるつもりだったが、直進してしまった」と話しているという。
イベントは岩見沢市や地元のNPO法人などによる実行委が主催。
実行委によると、男性は地元のスノーモービル同好会の依頼を受け、ボランティアでスノーモービルを運転していた。
乗車体験は子供向けで、運転者の前か後ろに子供1人を乗せるなどして、4台が1周800~900メートルのコースを周回。
スタート位置にはイベント関係者2人が立ち、子供たちの乗り降りの安全を確認していたという。
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/391479/
2月8日17時39分にTBS NEWSからは、前に乗せていた女児の肘がアクセルに当たったという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
8日正午前、北海道岩見沢市の子ども向けのイベントで、スノーモービルが近くにいた人に突っ込みました。
「一気に親子連れの中に飛び込んでいった。悲鳴が上がっていた」(目撃者)
消防などによりますと、この事故で、7歳から11歳の子ども5人を含む男女7人が軽いけがをしました。
当時、現場ではスノーモービルの体験会が開かれていて、関係者によりますと、運転していた男性が子どもを前に乗せて発進しようとしたところ、子どものひじがアクセルに当たり、順番待ちをしていた人たちに突っ込んだということです。
警察が当時の状況を調べています。
https://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye3900409.html
2月8日18時50分に日本経済新聞からは、発進時に女児がバランスを崩したなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
岩見沢署によると、スノーモービルは60代の男性が運転。
運転手とハンドルの間に乗っていた同乗者が発進時にバランスを崩してハンドルにぶつかり、列に突っ込んだ。
イベントはJR上幌向駅から北北西約5.3キロの幾春別川の河川敷で開かれ、約150人が参加。
雪の下に苗木を植えるイベントとスノーモービル体験コーナーがあった。
〔共同〕
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO55428200Y0A200C2CE0000/
(ブログ者コメント)
以下は、TBS映像の4コマ。
このアクセルレバーに当たったという感じで目撃者が指さしている。
順番待ちの列ができていたことから考えると、1人を体験乗車させた後、アイドリング状態で次の子どもを乗車させていた、ということだろうか?
もしそうだったとすれば、乗車させる時にはエンジンを切り、乗った子供の態勢が整ってからエンジンをかけるようにしておけば、この事故は防げたのかもしれない。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。