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9月8日10時48分にYAHOOニュース(読売新聞)からは、現場は船舶中心で泳ぐ人はあまりいなかったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
福島県条例では、船舶が遊泳区域を航行した場合は罰則があるが、航行区域で人が泳ぐことに決まりはない。
特に中田浜周辺は水深が深く、遊泳客の多い南隣の崎川浜と比べ、船舶が中心だという。
湖岸を管理する県会津若松建設事務所は、「船舶が頻繁に往来する場所で、泳ぐ人はあまりいなかったのでは」としている。
https://news.yahoo.co.jp/articles/4241e4f339d610c23854dc65516bb84da846a2ca
9月8日21時0分にYAHOOニュース(福島テレビ)からは、船は速度全開状態で接触し、接触後も停船せず航行を続けていたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
Q:速度はどのくらい出ていた?
「全開ですよ、いつも。いつも全開で出ていくんすよ。
ジェットにしてもボートにしても。
いつかは起きるとは思っていました、事故が」
こう話すのは、現場近くにいた男性。
スピードを出し航行するクルーザーを見ていた。
警察などによると、クルーザーは4人と衝突した後も、すぐには停船せず、航行を続けていたとみられている。
事故当時現場近くにいた人:
「(事故後クルーザーは)ずっと出ていってたんですよ。
あれ、なんで戻ってこなかったんだろう、その(衝突の)後ね。わからなかったのかなと思ったんですよね」
https://news.yahoo.co.jp/articles/c7ca37a0c854334b1e5fb8dacb445010ad0bccea
9月9日1時0分にYAHOOニュース(福島テレビ)からは、クルーザー以外に2隻のボートも捜査対象になっているという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
事故当時現場近くにいた人:
「3艇出ていったのは見ています(Q速度はどれぐらい?)全開ですいつも」
4人と衝突した後も、すぐには停船をせず航行を続けていたとみられるクルーザー。
捜査関係者によると運転して男性は「人がいたのも分からなかった」と話していて、事故当時、クルーザーとともに2隻のボートが現場付近を航行していたことがわかった。
このため、複数のボートが事故に関与した可能性があるとみて、国の事故調査官がマリーナに置かれた船舶の損傷状況を確認したが、9日までの調査では特定には至らなかった。
https://news.yahoo.co.jp/articles/d0e1e682493fed6838e933c3bf8e07fac80d5520
(ブログ者コメント)
この事故が起きる前、クルーザーや水上バイクが海水浴客の近くを走行する危険行為が2件報じられていた。
猪苗代湖関連事例として紹介する。
(8月18日20時7分 YAHOOニュース;J-CASTニュース 写真付き)
神奈川県鎌倉市内の由比ガ浜で、クルーザーが浜辺に接近して水遊びなどをする親子らの近くを走る動画がツイッターに投稿され、物議を醸している。
白いデッキに黒っぽいボトムのクルーザーが、浜辺から見て左方向から水しぶきを上げながら、サーファーや水遊びする人たちに近づいてくる。
デッキには、水着姿の若い女性ら数人が立って、サーファーらに手を振っている。
クルーザーは、海の中に立つ親子らの近くを通り過ぎ、サーファー1人に水しぶきがかかるほど接近した。
すると、「危ない!」と何度も叫んでいるような声が響き...。
この40秒ほどの動画は、鎌倉市議会の長嶋竜弘議員(無所属)が2020年8月16日夜、ツイッターに投稿した。
ツイートによると、クルーザーは、波打ち際の人がいる直ぐ横を何度も行ったり来たりしたという。
動画は、もう1本あり、2本で計50万回以上も再生されて、様々な意見が寄せられている。
「マジで危ねえ」「何を考えてるのか」「こういう人は免許を剥奪して欲しい」などと厳しい声がほとんどのようだ。
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サーファーから『船が来ると波が起きるので、もっと波を立ててくれ』と停泊しているときに声をかけられ、数分ぐらいかけて、何回か浜辺近くを往復したということです。
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依頼したサーファーにも問題があり、陸から見えるほど人の近くまでは接近していなかったなどとして、逮捕や書類送検はせず、船長らへの注意・指導に留めた。
免許取り消しもしないという。
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https://news.yahoo.co.jp/articles/e2ff3f8e87bd0059d5425fd2704f8291b5b94256
(2020年9月1日18時48分 YAHOOニュース;FNN PRIME)
海辺に響き渡る、水上バイクのエンジン音。
海水浴客の目の前を、水しぶきを上げ、疾走している。
映像が撮影されたのは、千葉・勝浦市の鵜原海岸。
30日は8月最後の日曜日とあって、多くの家族連れなどが訪れていた。
30日午後2時ごろ、4台の水上バイクが急接近。
砂浜から20メートルほどの辺りを、爆音を轟(とどろ)かせ、わが物顔で走り抜けている。
さらに、くるくると旋回を繰り返し、海水浴客に水しぶきをかけようとしているようにも見えた。
砂浜に向かって突っ込んでくる危険な動きに対し、悲鳴にも似た声が響き渡っていた。
勝浦市役所によると、現場の鵜原海岸は、海開きをしていれば水上バイクなどの乗り入れは禁止。
しかし、2020年は海開きをしていないことから、規制することができないという。
また、勝浦海上保安署によると、当日、通報があり、海岸に駆けつけたものの、水上バイクの特定には至っておらず、水上バイクの利用者らには、安全な航行を心がけるよう呼びかけていくとしている。
https://news.yahoo.co.jp/articles/9c8720da7cba065e128067ebac4ed318ee2b3390
(ブログ者コメント)
以下は、FNN PRIME映像の3コマ。
猪苗代湖や由比ガ浜の事例と違い、鵜原事例は故意の暴走行為だ。
(2020年12月6日 修正1 ;追記)
2020年12月5日12時18分に読売新聞からは、鵜原海岸で危険行為をしていた4人が書類送検されたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
水上バイクで急転回したなどとして、勝浦海上保安署は3日、千葉県内の40~50歳代の男3人、東京都の40歳代男の計4人を県迷惑行為防止条例違反容疑で千葉地検に書類送検した。
発表によると、4人は8月30日、千葉県勝浦市鵜原海岸の海水浴場付近で水上バイクに乗り、急転回などの危険航行をした疑い。
第3管区海上保安部によると、管内で迷惑防止条例を適用したのは初めてで、全国的にも極めて珍しいという。
同部は「今後も危険な行為については厳正に対処していく」とした。
https://www.yomiuri.co.jp/national/20201203-OYT1T50256/
12月3日17時30分にNHK千葉からは、動画などを元に4人が特定されたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
目撃者などからの通報や危険な行為を撮影した動画などをもとに地元の勝浦海上保安署などが捜査を進め、4人を特定したということです。
4人は調べに対し、容疑を認めているということです。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/chiba/20201203/1080012934.html
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。