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                                                       本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。  それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。  本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。        一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。       (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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201510850分に産経新聞westから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

全国の公立・私立小中高等学校などのうち33都道府県の210校で、煙突に使用されたアスベスト(石綿)が飛散し、児童や生徒らが吸い込む恐れのあることが、7日、文科省の実態調査で分かった。
煙突用断熱材は、解体しなければ石綿は飛散しないとして、安全対策の「死角」になっていた。
学校に通う子供たちが中皮腫や石綿肺などを引き起こす石綿の被害を受ける可能性があり、各自治体には早急な対策が求められている。

文科省は、全国の各教育委員会を通じ、私立・公立の幼稚園、小学校、中学校、高校、中等学校、特別支援学校、計4万9964校の煙突を調査。
文科省が関連自治体に示した資料によると、2473校で断熱材として石綿が使用されていることが判明。
石綿の飛散対策を取っていない学校は1411校に上り、そのうち、児童や生徒が吸い込む可能性がある学校が210校、煙突の数では270本に上ることも分かった。

都道府県別で多かったのは、青森県(27校)や島根県(23校)、群馬県(19校)、熊本県(17校)など。

一方、東京都(8校)や大阪府(1校)など、都市部では比較的少なかった。

建物内に埋め込まれたストーブの排気用煙突などが対象となっており、昭和30~50年代に建てられた校舎などには、煙突の内側にアスベストを含む断熱材が巻かれているケースが多くあるという。

厚労省が平成24年9月、煙突用断熱材の飛散に注意するよう、全国の事業者団体などに通達。
文科省も昨年7月から調査に乗り出し、同年10月時点で数値をとりまとめた。
文科省は、件数などについて自治体側と最終調整しているとしており、近く結果を公表する方針。


出典URL

http://www.sankei.com/west/news/151008/wst1510080011-n1.html

 

 

108530分に産経新聞westからも、関連記事が下記趣旨でネット配信されていた。

吸引すると中皮腫や石綿肺などの病気を引き起こす恐れがあり、「悪魔の素材」とも称されるアスベスト(石綿)。

文科省による調査で、学校の一部で石綿飛散の恐れがあることが明らかになった。
すでに国交省の調査で、全国の事業所の一部で煙突から石綿が飛散していることがわかっており、子供たちが通う学校でも同様の実態が判明したことで、「死角」だった煙突の石綿対策が急務となっている。

国交省が平成24年に発表した調査によると、全国約80カ所の事業所を抽出して煙突を調べた結果、うち、劣化した5カ所で石綿が飛散していた。
空気中に浮遊する石綿の繊維は、通常、1ℓあたり1本未満とされるが、劣化した煙突では、底付近で最大24本の繊維が検出された。

建物の解体工事の際の環境省の基準(同10本)をも上回る数値で、国交省は当時、全国の学校や病院などに同様の煙突が5万本以上あると推定していた。

実際、煙突から石綿が飛散する事故は、全国で相次いで発生している。

21年3月、北海道苫小牧市の給食調理場のボイラーで異常燃焼が起こり、煙突内の石綿が屋外に飛散。

23年5月には、神奈川県綾瀬市の小学校で、旧校舎の解体作業中に煙突の石綿が飛び出し、授業中の児童が吸い込んだ可能性もあった。


23年3月の東日本大震災以降は、被災した建物の解体作業中に煙突の石綿が飛散することも問題視された。


厚労省は、24年7月、事業者などに劣化した煙突用断熱材の扱いに注意するよう通達。
26年6月には「石綿障害予防規則」を改正し、これまで野放し状態だった煙突用断熱材などについて、事業所などに除去や封じ込めなどの対策を実施するよう求めた。

文科省はこれを受け、26年7月に、全国の学校や教育施設に煙突用断熱材の使用状況を調べるよう、依頼していた。

17年、大手機械メーカー「クボタ」旧神崎工場(兵庫県尼崎市)周辺で、深刻な健康被害が明らかになった「クボタショック」以降、天井や壁など内装や外装を中心に石綿対策は進んだ。
しかし、煙突用の断熱材は当初、解体しなければ安全といわれ、安全対策の「死角」となっていた。

近畿大の中口譲教授(環境分析)は、「それぞれの煙突口から飛散する石綿の濃度を正確に把握し、客観的な数値で対策を進めるべきだ。むやみに怖がる必要はないが、児童・生徒や保護者の不安を和らげるためにも、文科省には正確な情報の公表が求められる」と話している。

出典URL

http://www.sankei.com/west/news/151008/wst1510080012-n1.html

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

学校や病院などには石綿飛散の恐れがある煙突が数万本あるという記事は、過去にも紹介済。

 

20121213日掲載

2012126日報道 ボイラー煙突解体時にもアスベストの飛散に注意

http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/2525/

 

 

 

 

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化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。

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