2017年6月9日14時51分にNHK京都から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
6月10日付で毎日新聞京都版から、6月9日13時32分に共同通信からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
6月9日付で同病院のHPにも、同趣旨の記事が掲載されていた。
9日午前11時前、京都市左京区の京都大学附属病院の研究施設で、「実験中に炎が上がり、2階から煙が出ている」と、近くにいた男子学生から消防に通報があった。
消防や病院によると、4階建ての建物の2階の実験室で、生物試料を処理しているときに実験器具の一部から火で出て服に引火したという。
消防が駆けつけた時には、火はすでに病院関係者が消し止めていた。
実験していた薬学部の大学院生の女性が、腕や背中に軽いやけどをした。
市消防局によると、実験が行われていたのは旧産婦人科病舎の2階。
現在、病棟として使っておらず、複数の研究室が入っていた。
この建物では、去年7月にも低レベルの放射性物質を扱う別の実験室で、ヒーターの電源の切り忘れが原因とみられる火事が起きている。
今回の部屋では放射性物質は扱っておらず、有害物質の漏出は確認されていない。
京都大学附属病院の田中事務部長は、「しっかりと教育していたはずだが、実験そのものか、あるいは学生の処理のどちらかに不備があったのだと思う。早急に、詳しい原因を調べたい」と話している。
出典
『京大附属病院で実験中に出火』
http://www3.nhk.or.jp/lnews/kyoto/2014127451.html
『火災 京大病院、実験中に出火 院生軽いやけど /京都』
http://mainichi.jp/articles/20170610/ddl/k26/040/465000c
『京大病院で実験中に火災 大学院生がけが』
https://this.kiji.is/245765923925196805?c=39546741839462401
『医学部旧産婦人科病舎にて火災が発生しました』
http://www.esho.kyoto-u.ac.jp/info/info2.html
(ブログ者コメント)
去年7月の事例は下記参照。
2016年7月9日掲載
2016年7月1日 京都市の京大付属病院実験室から出火し煙を吸った1人が観察入院、医薬品開発実験中に水槽からヒーターを取り出し木製机の上に置いたが電源を切り忘れていた (修正1)
http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/6081/
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。