2017年6月10日付で朝日新聞岐阜全県版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
可児市土田の大王製紙可児工場で、8日午後5時20分ごろ、修理加工業者の作業員の男性(45)=静岡県富士市=が、不良紙を再加工する機械内の鉄製ローラーと外枠の鉄板に挟まれた。
機械の解体に時間がかかり、男性は約9時間後に病院へ運ばれたが、死亡が確認された。
警察によると、男性は、機械の上にあるベルトコンベヤーの点検中に落下したといい、原因などを調べている。
6月9日9時16分に日テレNEWS24(中京テレビ;四国放送)からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
8日午後5時20分ごろ、可児市土田の「大王製紙可児工場」で、「男性が機械に挟まれている」などと119番通報があった。
救急隊が駆け付けると、45歳ぐらいの男性が紙を製造する際に使われる機械のローラーに挟まれていて、意識不明の重体。
男性は関連会社の従業員で、修理のために工場を訪れていて、何らかの原因でローラーが突然動き出したという。
警察は、男性の身元の確認を急ぐとともに、当時の状況を調べている。
出典
『機械に挟まれ男性重体 可児の製紙工場』
http://www.jrt.co.jp/nnn/news86235060.html
(2018年1月14日 修正1 ;追記)
2018年1月11日付で朝日新聞岐阜全県版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。(新情報に基づき、タイトルも修正した)
多治見労基署は10日、機械メンテナンス「A機械」(静岡県富士市)と同社の安全責任者(38)、製造工程を請け負う「Nエコ・パルプ」(可児市)と同社社長(60)を、労安法違反の疑いで書類送検した。
容疑を認めているという。
同署によると、A機械の従業員(45)が昨年6月8日、製紙機械のメンテナンス作業中、粉砕機のスクリューに巻き込まれ死亡。
同社は、スクリューの可動部分に接触する危険があったのに、開口部に蓋や囲いをしなかった疑いがある。
Nエコ・パルプは、昨年3月から5月までの12日間、製紙機械の断紙の復旧作業で、粉砕機の開口部に蓋や囲いをしなかった疑いがある。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。