2020年10月2日21時44分に山陽新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
津山市教委は2日、市立鶴山中(同市山北)で硫化水素を発生させる理科の実験後に2年生の男女9人が体調不良を訴えたと発表した。
保健室で学校医の診察を受け、同日中に全員が授業に戻った。
市教委と同中によると、1時間目に2年生32人が理科室で硫化鉄に塩酸を加える実験を実施。
試験管を持っていた生徒の椅子を他の生徒が揺らして液体がこぼれ、周囲にいた7人が授業後に胸のむかつきや頭痛を訴えた。
試験管の口の上を手であおいで臭いを確認する指示が伝わらず、試験管に鼻を近づけた2人も不調を訴えた。
実験は50代の男性教諭が指導し、窓を開けて換気扇を回していたという。
同中は「体調を崩した生徒や保護者に深くおわびする。二度と同じことが起きないよう安全管理を徹底する」としている。
https://www.sanyonews.jp/article/1057906/ アカスミ
(ブログ者コメント)
硫化水素発生実験中の体調不良事例は、特段のものでない限り、紹介を割愛している。
しかし今回は、昨年、なんと同じ津山市の別の中学でも同種事例が発生していたということで、紹介することにした。
それにしても、同じ市で2年連続で同種事故が起きたというのに、報道ではその点について触れられていない。
なぜだろうか?
(2019年5月15日 18:15 KSB)
岡山県津山市の中学校で、理科の授業中に女子生徒10人が体調不良を訴え、そのうち9人が病院に運ばれました。
午前10時30分ごろ、津山市の北陵中学校で、2年生の理科の実験中に女子生徒10人が体調不良を訴えました。
そのうち9人が病院に運ばれ、1人がトイレで吐くなどの症状がありましたが、いずれも軽症だということです。
授業は31人が受けていて、硫化水素を発生させる実験をしていました。
中学校によりますと、窓は開けていて、直接臭いをかがないよう指導していたということです。
津山市教育委員会は今後、学校への聞き取りをしながら原因を調べるとしています。
https://www.ksb.co.jp/newsweb/index/13469
(2019年5月15日 日テレNEWS24)
悪ふざけをしていた生徒はいなかったという。
https://www.news24.jp/articles/2019/05/15/07436728.html
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。