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                                                       本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。  それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。  本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。        一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。       (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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20171128210分にNHK福岡から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

1129835分に毎日新聞北九州版からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

28日午前10時前、北九州市戸畑区にある中原小学校の2年2組の教室で、黒板の上の壁に設置した校内放送用の木製スピーカーが突然外れ、配線コードにぶら下がる形で落ちた。


当時は1時間目の授業が終わったところで、男女2人の児童が黒板を消していたが、スピーカーは真下にいた男子児童に当たり、児童は頭に軽いけがをした。


壁から外れたスピーカーは縦30cm、横40cm、奥行き15cmの大きさで重さはおよそ3kgあり、床から2mの位置で、壁に設置したねじにひっかけて固定していたが、市教委では、ひっかけ方が不十分だったとみている。


今回、壁から外れたスピーカーは、ことし4月の点検では異常はなかったということで、市教委では28日、市立の小・中学校や高校などに、壁に設置したスピーカーや時計などの緊急点検を行うよう指示した。

市教委は、「けがをした児童には申し訳ないと思っています。安心・安全のために日常点検に努めて事故を防いできたい」としている。

 

出典

スピーカー落ち児童軽傷

http://www3.nhk.or.jp/fukuoka-news/20171128/3114031.html

校内スピーカー落下 児童の頭に 軽い打撲 戸畑

http://mainichi.jp/articles/20171129/ddl/k40/040/324000c

 

 

11291058分に読売新聞からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

28日午前9時45分頃、北九州市戸畑区の市立中原小(313人)で、2年生の教室に設置していたスピーカー(縦30cm、横40cm、奥行き15cm、重さ約3kg)が落下し、頭に当たった男児が軽い打撲傷を負った。

 

市教委の発表によると、スピーカーは裏側に金具が取り付けてあり、黒板の上の壁に差し込んだ2本のネジに金具をかけて固定していた。

金具が十分にネジにかかっていなかったのが原因とみられる。

 

落下したのは1時限目後の休憩時間で、男児は黒板の字を消していたという。

 

事故を受け、市教委は、全市立学校213校にスピーカーや時計などの点検を指示した。

 

出典

『教室の壁からスピーカー落下、男児の頭に当たる』

http://www.yomiuri.co.jp/national/20171129-OYT1T50054.html 

 

 

 

 

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20171112258分に山陽新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

1日正午すぎ、岡山市南区古新田の市立福田小体育館で、合唱の練習をしていた6年生111人のうち数人が過呼吸や手足のしびれなどの体調不良を訴えた。

 

練習を中止して教室に戻った後も同様の症状を訴える児童が相次ぎ、計25人(男子9人、女子16人)が岡山、倉敷市の病院に運ばれた。

岡山市消防局によると、全員意識はあるが、搬送時に自力歩行が困難な児童が5人いたという。


同小によると、午前11時45分から、学習発表会に向けた練習を実施。

約10分間、リコーダーを吹いた後、合唱に取り組んでいた。


複数の6年生によると、衣替え初日で冬用制服を着た児童が多く、直前に避難訓練をしたこともあり、「暑い」「汗が出る」といった声が上がっていた。


同小には救急車などが次々と駆け付け、病院との間を往復した。

騒ぎを見聞きした保護者も多く訪れた。
船田校長は、「原因は分からないが、多くの子どもが倒れたのは事実。元気になって帰ってきてほしい」と話した。

 

出典

岡山・福田小児童25人病院搬送 体育館の合唱練習で体調不良訴え

http://www.sanyonews.jp/article/621785 

 

 

1111653分に産経新聞westからは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

正午すぎに4人が体調不良を訴え、保健室で休んでいた。

練習後に不調の児童が増えていったという。

 

出典

『体調不良で児童25人搬送、体育館で合唱練習中に 岡山』

http://www.sankei.com/west/news/171101/wst1711010065-n1.html 

 

 

1111759分にテレビ朝日からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

体調不良を訴えた児童は合唱の練習中で、どうやら多くは過呼吸とみられる。

 

病院に運ばれたのは25人。

合唱の練習で歌う時に意識するのは、いつもより息をたくさん吸い込み、いつもより息をたくさん吐くことだ。

だが、それが過呼吸につながるのだろうか。


福田医院・福田伴男院長:

「息を吸いすぎ吐きすぎ、そのバランスが崩れることによって、血液中の酸素と炭酸ガス(二酸化炭素)のバランスまで崩れてしまう。原因としては一種のストレス。胸の圧迫感、手足・唇のしびれ。ひどくなると指のけいれんまで」

出典

『合唱練習が原因か 小学生25人が次々に過呼吸で搬送』

http://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000113588.html 

 

 

111190分にNHK岡山からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

警察や学校によると、1日は6年生の児童およそ110人が体育館に集まり、今月11日に行われる音楽発表会に向けた練習をしていて、合唱の練習を始めてから10分ほどして、気分が悪いと訴える子どもが出始めたという。

 

病院で手当てを受けた6年生の男子児童は、「最初に女の子が倒れ、他の人が倒れるのを見ていて、自分も気持ち悪くなり、手足がしびれてきました。当時、体育館はとても暑かったです。はやくみんなが元気になってほしいです」と話していた。

 

出典

合唱練習中の小学生25人搬送

http://www3.nhk.or.jp/lnews/okayama/4025345321.html 

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

過呼吸症状を呈した事例は本ブログでも過去に何件か紹介してきたが、今回の事例を機に、過呼吸とはどのようなものか調べ直したところ、日本医師会から以下の記事がネット配信されていた。

ご参考まで。

 

『過換気症候群(過呼吸症候群)とは・・・』

(更新:2012年9月 日本医師会HP-健康の森-ストレスが引き起こす病気)

 

過換気症候群とは、ストレスなどの原因で呼吸過多になり、頭痛やめまい、手の指先や口のまわりのしびれ、呼吸困難、失神など、さまざまな症状を起こすものです。

過呼吸症候群ともよばれています。

呼吸が速く浅くなって、空気を吸い込みすぎる状態になり、血液中の二酸化炭素が少なくなって起こります。

呼吸をしているのに空気が吸い込めないと感じて、「このまま死ぬのでは」といった恐怖にかられます。

傾向として、男性よりも女性、しかも若い世代に多く見られますが、これが直接的に命にかかわることはありません。

 

http://www.med.or.jp/forest/check/kakokyu/index.html

 

 

 

 

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201710271614分に産経新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

千葉県警鎌ケ谷署や千葉県鎌ケ谷市消防本部に27日午後入った連絡によると、同市立道野辺小学校で、掃除中の児童14人がほこりを吸い込み、次々に気分が悪くなったと訴えた。

14人全員が同市や隣接する船橋市の病院に運ばれた。

いずれも意識はあるという。

 

同署によると、小学4年生の教室にあるプロジェクターのスクリーンを掃除したところ、たまっていたほこりが舞い上がり、児童はほこりを吸って体調の不調を訴えた。

マスクはしていなかったという。

 

出典

『小学校の掃除中にホコリ吸い込み体調不良 14人搬送 千葉・鎌ケ谷』

http://www.sankei.com/affairs/news/171027/afr1710270033-n1.html 

 

 

1027216分に共同通信からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

普段は掃除しない場所で、大量のほこりがたまっていたとみられる。

 

市村教頭は、「ご迷惑をおかけして申し訳ない。今後は、窓を開けて掃除するなどの対応をとる」と話した。

 

出典

ほこり吸い児童14人搬送 千葉の小学校で掃除中』

https://this.kiji.is/296614351555544161?c=39546741839462401 

 

 

1028日付の千葉日報紙面には、下記趣旨の記事が掲載されていた。

 

警察などによると、14人は4年生の教室で換気をして清掃中だった。

 

1人に過呼吸とみられる症状があったが、いずれも軽症。

過呼吸症状が出た1人にアレルギーはなかったという。

 

 

 

 

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201710131643分に時事ドットコムから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

13日午後0時半ごろ、福岡市南区長住の市立長住小学校で、理科の実験中に塩酸がこぼれ、複数の児童が目のしびれを訴えていると教員から119番があった。

 

児童13人(男子4人、女子9人)が目のしびれや喉の痛み、頭痛を訴え、病院に搬送された。

直接身体にはかかっておらず、いずれも軽傷とみられる。

 

警察や市教委などによると、午前11時20分ごろ、理科室で6年生37人がアルミニウムと鉄を希塩酸で溶かす実験をしていたところ、試験管を持っていた児童に隣の児童の手が当たり、希塩酸がこぼれた。

直後に別の児童も、試験管にアルミを入れる作業中、手を滑らせてこぼした。


理科室には他に教員1人がおり、こぼれた塩酸は教員が拭き取ったが、児童らが体調不良を訴えたため、保健室で応急処置をした後、消防に通報したという。

 

出典

塩酸こぼれ児童13人搬送=目のしびれなど訴え-福岡

https://www.jiji.com/jc/article?k=2017101300648&g=soc 

 

 

10131456分に朝日新聞からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

市教委などによると、事故は6年生の4時間目の授業中に発生した。

 

午前11時半ごろ、アルミニウムを塩酸で溶かす実験の準備をしていた際、児童が過って試験管2本を机の上に倒し、塩酸6mℓがこぼれた。

 

理科の担当教員が拭き取っている最中、児童らが「気分が悪い」と訴えたという。

 

出典

実験中塩酸こぼれ児童13人が目などに痛み 福岡の小学

http://www.asahi.com/articles/ASKBF457NKBFTIPE00T.html

 

 

 

 

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20171061950分にmBSニュースから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

6日正午すぎ、大阪市東淀川区にある市立西淡路小学校から、「理科の実験を終えたあとの児童たちの体調が悪い」などと119番通報があった。

警察によると、小学6年の男女9人が吐き気などを訴え、病院に搬送されたが、全員症状は軽いという。


「児童らは、小学校と中学校の交流の一環で、(淡路)中学校で理科の実験を行っていました」(海老記者リポート)


大阪市教育委員会によると、教室には児童38人と教諭3人がいて、鉄やアルミを溶かした塩酸を熱して蒸発させ、残った物質の変化を確認するという実験をしていた。

実験の過程で塩化水素などが発生するという。


「(鼻に)ツンとするような感じというのは聞いています。事前の予備実験をして換気等をして、話をしてあったんですが、こんなことになってしまって」(大阪市立西淡路小学校 堀尾校長)


警察は、指導した教諭や児童らから状況を聴くなどして、原因を調べている。

 

出典

『中学校で小学生が理科実験、終了後に体調不良訴える』

http://www.mbs.jp/news/kansai/20171006/00000062.shtml

 

 

106180分にNHK関西からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

大阪・東淀川区で、小学6年生のクラスの児童9人が理科の実験後に気分が悪くなり、病院に搬送された。
いずれも症状は軽いという。


大阪市教委によると、6日午前10時半ごろ、東淀川区西淡路の西淡路小学校の6年生38人が、隣りにある中学校の理科室で理科の実験を行ったところ、4人が体調不良を訴えたという。


小学校では、4人を別室に運んで様子を見ていたが、正午過ぎに119番通報し、その後に体調不良を訴えた5人を加え、あわせて9人が救急車で病院に運ばれた。

警察によると、9人はいずれも症状は軽く、自分で話したり歩いたり出来る状態だという。


市教委によると、実験は、金属を溶かした塩酸を加熱して蒸発させ、再び金属を取り出すというもので、有毒の気体が発生するが、窓を開けて換気をしていたという。


警察は、実験を指導した教員から話を聞くなど、当時の状況を調べている。

 

出典

理科の実験で小学生9人搬送

http://www.nhk.or.jp/kansai-news/20171006/4599301.html

 

 

 

 

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20179292047分にNHK島根から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

28日午後、松江市の中学校で、理科の実験中に三角フラスコが破裂して破片などが飛び散り、1年生の生徒2人が腕や指にけがをした。
2人とも手当てを受けて、通常通り登校しているという。
29日、松江市教育委員会が会見を開いて、明らかにした。


それによると28日午後3時すぎ、松江市の鹿島中学校の理科室で、水素を発生させる実験を終えて片づけをしていた1年生1人が、実験で使ったガラス管の先に火を近づけたところ、ガラス管と繋がっている三角フラスコが破裂したという。


この事故で、火をつけた男子生徒1人が、飛び散ったガラス片で右肘を4針縫うけがをしたほか、近くにいた女子生徒1人も左手の指を切る軽いけがをした。
2人とも病院で手当てを受け、通常通り登校しているという。


教育委員会では、本来、試験管を使って実験を行うべきだったにも関わらず、中に水素がたまりやすい三角フラスコを、前の授業に続いてそのまま使用したため、引火しやすくなっていたのではないかとしている。


担当の教師は「認識が甘かった」と話しているということで、教育委員会でも安全指導を徹底し、再発防止に努めるとしている。

 

出典

理科実験中に生徒けが

http://www3.nhk.or.jp/lnews/matsue/4034386771.html 

 

 

9292014分にFNNニュース(山陰中央テレビ)からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

理科の授業中にフラスコが爆発し、生徒2人がけがをした。
これは、島根県の松江市教育委員会が29日午後に発表したもの。


事故があったのは鹿島中学校で、28日に1年生21人が理科の授業で実験を行っていた際、突然、フラスコが爆発した。


この爆発で、男子生徒1人が右腕に4針縫うけがを、女子生徒1人が指を切る軽いけがをした。


市教育委員会によると、実験の後片づけの途中に、男子生徒が興味本位でフラスコに接続しているガラス管にマッチで火をつけたところ、爆発したという。


水素発生の実験では、通常、容量の少ない試験管を使うことになっているが、担当教師の指示でフラスコを使ったという。

 

出典

理科の授業中に爆発 2人けが

https://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00371955.html 

 

 

930日付で朝日新聞島根版(聞蔵)からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

火をつけた生徒がひじを4針縫うけが、別の生徒が指に軽いけがをし、破裂音で耳に違和感を訴えた。

 

指導していたのは、理科担当の50代の男性教諭。

水素は大量に発生すると危険なため、教科書に「必ず試験管に集める」と書かれているという。

細長い試験管に比べ、底が広いフラスコは容量が多い。

 

教諭は、前の授業でフラスコを使ったため、「つい、そのまま同じ器具を使ってしまった」と説明しているという。

 

 

 

(2017年10月15日 修正1 ;追記)

 

2017930日付の山陰中央新報紙面に下記趣旨の記事が掲載されていた。

 

教員は、注意すれば大丈夫と考えたといい、「判断が甘かった」と話しているという。

また、この日は、水素の発生時に火を近づけないよう、生徒に伝えていなかった。

 

市教委は校長会を通じ、正しい器具の使用やマッチを最初に片づけるなど、安全指導を徹底するよう、注意喚起する。

 

 

 

 

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20179142125分にNHK東海から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

14日午後0時45分ごろ、大垣市楽田町の大垣市立星和中学校の教員から消防に、「テントが飛ばされ生徒がけがをした」と通報があった。


警察によると、テントの中などにいた生徒16人が支柱に当たるなどして痛みを訴え、このうち少なくとも5人がけがをして、病院などで手当てを受けた。
いずれも軽傷とみられるという。


中学校では、14日は午前中から体育祭が行われ、当時は午後の競技を始めるため、生徒約500人がグラウンドに出て、テントの中で整列などしていたという。


警察によると、テントの支柱には、重しとして18ℓ入りのポリタンク4つが付けられていたが、突然、強い風が吹いてテントが重しごと浮き上がり、倒れたという。
事故を受けて中学校は体育祭を中止し、生徒を下校させる措置を取った。


岐阜地方気象台によると、大垣市の午後1時時点の天気は晴れで、西南西の風、風速7.2mが観測されたが、強風注意報を出す状況ではなかったという。
警察は、学校の安全管理に問題がなかったかどうか調べている。

また気象台は、局地的に強い風が吹いたと見て、学校の関係者から話を聞くなどして原因を調べている。


テントが飛ばされるのを見たという保護者の女性は、「少し砂ぼこりが舞った後に小さな竜巻のようなものが起き、あっという間にテントが舞い上がりました。あっという間の出来事で、とても驚きました」と話していた。


大垣市立星和中学校の兒玉校長は、「倒れたテントは出場前の生徒たちの待機場所にあったもので、中に生徒40人ほどがいた時につむじ風のような強い風が吹き、テントがひっくり返った。その際に鉄柱が生徒たちに当たった」と当時の状況を説明し、「生徒がけがをしたことは大変申し訳なく思っている。今後、こうしたことが起きないよう、生徒の安全確保に努めていきたい」と話した。

 

出典

テント飛ばされ中学生5人軽傷

http://www.nhk.or.jp/tokai-news/20170914/3932971.html 

 

 

9142153分に朝日新聞からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

同校は独自のテント設営マニュアルに従い、18ℓのポリタンクに水を入れて、6カ所ある支柱のうち4カ所の重しにした。

 

ただ、地面に固定する杭は使っていなかったといい、児玉校長は「突風などへの対応が十分でなかった。今後は、よりしっかり固定する対応をしていきたい」と話した。

 

出典

中学校の校庭で突風、テント飛んで生徒4人けが 岐阜

http://www.asahi.com/articles/ASK9G4TZ5K9GOHGB00D.html

 

 

9142118分に毎日新聞からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

警察や星和中によると、グラウンド東側に設置されていた、生徒が待機するテント6基(それぞれ高さ3.3m、幅5.3m、奥行き3.5m)のうち1基が風にあおられるように舞い上がり、支柱を固定する18ℓの水が入ったポリタンクや支柱が生徒に当たった。

 

同中の由井教頭は、「グラウンドにつむじ風のような風が発生したと思ったらテントが舞い上がった」と説明している。

 

岐阜地方気象台によると、大垣市内は当時晴天で、大気は安定していた。

午後0時38分に秒速8mの風速を記録したが、竜巻や強風の注意報などは出ていなかった。

担当者は、「晴天時には、グラウンドのような広い場所では地表面が暖められ、地上の空気が対流することでつむじ風などの突風が発生しやすい状況になる」としている。

 

出典

『岐阜の中学校 テント飛ばされ16人けが 体育大会中』

https://mainichi.jp/articles/20170915/k00/00m/040/095000c 

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

マニュアルに杭固定が定められていたのに順守していなかったのか、それともマニュアルに杭固定が定められていなかったのか、報道からは不明。

いずれにせよ、突風対策まで考えると、テント設営時、可能であれば杭固定しておいたほうがよさそうだ。

 

 

 

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2017915日付で毎日新聞埼玉版から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

14日午前10時15分ごろ、加須市の市立不動岡小学校(児童数240人)から、「10歳の女児のせきがとまらない上、手にしびれがある」と119番があった。

 

警察や学校などによると、体育館で体育の授業をしていた4年生の男女6人が体調不良を訴え、久喜市と羽生市の病院に搬送されたが、いずれもけがはなく帰宅。

 

体育館周辺では業者が殺虫剤を散布しており、児童は殺虫剤を吸い込んだとみられ、警察が詳しい原因を調べている。

 

搬送された4年生の女子児童(10)は毎日新聞の取材に、「薬剤みたいなにおいがして臭くて、窓を閉めたらにおいが充満してみんな気持ち悪くなった。びっくりして不安だった」と話した。

 

学校などによると、午前9時35分から4年2組の児童21人が体育館でバスケットボールの授業中だった。

館内が暑かったため、担任の女性教諭の指示で窓を開けたが、数分後に異臭がしたため窓を閉めて授業を中断し、教室に戻ると、6人が体調不良を訴えたという。

 

業者は9時10分ごろから校内の樹木に毛虫を駆除する殺虫剤を散布する作業を始め、9時半ごろは体育館近くで作業中だった。

学校は、作業中は校舎の窓を閉めていたが、9時半ごろに業者から「校舎の窓を開けていい」と伝えられ、校内放送を行って各教室の窓を開けた。

だが、体育館周辺ではまだ作業中だった。

学校側は「業者との連携不足だった」としている。

 

学校は保護者にメールなどで連絡し、全校児童は午後、保護者に付き添われて下校した。

 

学校は同日午後に記者会見し、蛭間校長が謝罪。

作業は本来、8月の夏休み中に行う予定だったが、天候不順で9月にずれ込んだ上、9月の休日は体育祭の準備などがあり、14日に行ったという。

15日の授業終了後、午後6時から保護者会を開き、事情を説明する。

 

加須市教委は市立小中学校に対し、殺虫剤をまく場合は休日や放課後にするよう、注意喚起をするという。

 

出典

『異臭 4年生6人搬送 体育授業中、殺虫剤吸い込む? 加須・不動岡小』

 http://mainichi.jp/articles/20170915/ddl/k11/040/113000c 

 

 

 

(2017年10月15日 修正1 追記)

 

2017915日付の埼玉新聞紙面に、下記趣旨の記事が掲載されていた。

 

校長と教頭が記者会見し、「作業が終わったので、体育館の窓を開ける判断をした。危険性の認識が薄かった」と謝罪した。

学校側は「消毒の手順は業者任せだった」とした。

 

 

 

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20179121236分に朝日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

大阪大は12日、大学院生の男性が学内で実験中に、使用していたガラス容器が破裂し、飛び散った破片で左手の指や腹部にけがをしたと発表した。

男性は命に別条はないが、病院で治療を受けているという。

 

阪大によると、男性は基礎工学研究科博士後期課程2年生。

同日午前1時半ごろ、化合物の合成反応実験をしていた際、左手に持っていた化合物が入った容器内でガスが膨張し、破裂したとみられる。

この事故で火事や有害物質は生じていないという。

 

阪大では詳しい事故原因を調べており、西尾・総長は「原因が判明次第、再発防止策を含め適切な対策を実施する」とコメントしている。

 

出典

阪大で実験中に大学院生けが ガラス容器が破裂

http://www.asahi.com/articles/ASK9D3WDWK9DPLBJ001.html 

 

 

9121418分にNHK関西からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

12日午前1時半ごろ、豊中キャンパスにある基礎工学研究科で、大学院2年の男子学生が、有機化学の実験を行っていたところ、いきなりガラス製の容器が破裂した。
この事故で、男子学生は、飛び散ったガラス片で左手の指やおなかに大けがを負い、病院で治療を受けた。


大学では、実験を行う際には、通常、教員やほかの学生が立ち会うよう指導していたということだが、事故があった当時、男子学生は、1人で実験を行っていたという。


大学では、学生の回復を待って、実験の内容や経緯を聞き取るなどして、事故の詳しい原因を調べることにしている。

出典

実験中容器破裂 阪大院生大けが

http://www.nhk.or.jp/kansai-news/20170912/3863301.html

 

 

9121630分に京都新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

12日午前1時半ごろ、大阪府豊中市の大阪大大学院基礎工学研究科の実験棟で、実験中にガラス容器が破裂し、博士課程2年の男性が飛び散ったガラス片で左手の指や腹部を負傷した。

命に別条はないが重傷という。

 

大阪大安全衛生管理部によると、男性は1人で実験していた。

装置に手を入れ、容器を使って有機合成の反応実験をしていたが、詳細は不明。

隣の研究室のスタッフが破裂音に気付き、駆け付けたという。

装置は壊れたが、火災や有害物質の漏えいはなかった。

 

大阪大によると、危険を伴う作業は1人でやらないルールといい、本人の回復を待って聞き取りをするとしている。

 

出典

実験中に容器破裂、院生重傷 阪大

http://www.kyoto-np.co.jp/politics/article/20170912000131

 

 

913日付で毎日新聞大阪版からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

12日午前1時半ごろ、豊中市待兼山町の大阪大豊中キャンパスの基礎工学本館で、大学院基礎工学研究科に所属する20代の大学院生の男性が実験で使用していたガラス製のフラスコが破裂した。

男性は、飛び散った破片で左手や腹部にけがをしたが、意識はあり、有害物質の漏出などもないという。

 

阪大によると、男性は化合物を合成する実験を1人でしていた。

反応させた化合物をフラスコに移し替えていたところ、破裂したという。

阪大が原因を調べている。

 

阪大は危険防止のために、夜間や休日に1人で実験しないよう指導している。

西尾学長は「原因が判明次第、適切な対策を実施します」とコメントを出した。

 

出典

『事故 実験中に 阪大院生がけが』

http://mainichi.jp/articles/20170913/ddl/k27/040/366000c

 

 

 

 

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20179111732分に毎日新聞から、内閣府の動きに関し、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

内閣府は11日、保育所や幼稚園での死亡事故などの事後検証を徹底するよう、自治体に通知を出した。

毎日新聞の取材では、2016年の死亡事故13件のうち、自治体が検証しているのは5件にとどまるとみられることが分かっている。

病死も対象であることを明示して、検証を求めている。

 

保育事故の検証制度は、再発防止を目的に、16年度に始まった。


認可外施設での事故は都道府県や政令市などが、認可施設の事故は市区町村が、保育や医療の専門家ら第三者による検証委員会を設置して検討する。

 

内閣府は16年3月の通知で、死亡事故については例外なく、意識不明などの重大事故は自治体が必要と判断したものについて、検証を実施するよう求めていた。

しかし、「病死」などを理由に検証の必要はないと判断した自治体もあった。

 

新たに出した通知は、死亡事故はすべて検証するよう改めて求め、「明らかな病死でも、発生前、発生時、発生後の一連のプロセスでの子どもや周囲の状況、時系列の対応などを検証し、再発防止に役立てることが極めて重要」と指摘。

死亡事故が発生したにもかかわらず、検証委員会を開いていない自治体に対し、早急な開催を求めている。

 

また、内閣府の有識者会議は、既に事故検証報告書をまとめた東京都や大阪市などへのヒアリングを実施。

それを踏まえ内閣府は、保育施設に預け始めて間もない時期に事故が発生している点など、共通する問題点を整理したうえで、全国に周知して事故予防の徹底を呼び掛ける。

 

出典

『保育事故 病死も対象 内閣府、検証徹底を自治体に通知』

https://mainichi.jp/articles/20170911/k00/00e/040/153000c 

 

 

9121936分に毎日新聞からは、厚労省の動きに関し、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

厚生労働省は、ベビーホテルなどの認可外保育施設に対し、子どもの死亡など重大事故が起きた場合、自治体への報告を義務化する方針を決めた。

現在は、保育所など認可施設のみにある報告義務をすべての保育施設に広げ、再発防止策の徹底に結びつけたい考えだ。

児童福祉法の施行規則を改正し、10月中に実施の見通し。

 

報告の対象となるのは、死亡事故のほか、意識不明もしくは全治30日以上のけがや病気。

罰則はない。


報告を受けた自治体は、特別立ち入り調査を実施するなど、施設を指導する。

事故は国にも報告され、データベース化される。

 

厚労省は、以前から通知で認可外施設にも報告を求めていたが、十分に報告が上がっていないとの指摘もあり、義務化に踏み切る。

 

認可外保育施設は認可に比べ、保育士の配置や面積など設備の基準が緩く、夜間も預かるベビーホテルのほか、日中の預かり施設、東京都の認証保育所など自治体が独自に補助する施設、企業主導型保育がある。

地域住民が一時的に乳幼児を預かるファミリーサポートや病児保育なども報告義務の対象になる。

 

厚労省によると、全国の認可保育施設は約3万2000カ所、認可外施設は約7000カ所。


内閣府によると、2016年の保育施設などでの死亡事故は13件。

うち認可施設での発生が6件、認可外施設が7件で、認可外では死亡事故の発生率が高い。


また、認可施設での負傷事故報告が500件超に対し、認可外は10件程度にとどまり、負傷事例で報告割合が低いとみられる。

 

厚労省保育課は、「負傷事故もきちんと把握することで指導監査を徹底し、再発予防につなげたい」と話している。

 

出典

『保育事故 認可外施設10月にも報告義務化 厚労省が方針』

https://mainichi.jp/articles/20170913/k00/00m/040/055000c 

 

 

 

 

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201792433分にNHK NEWS WEBから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

保育施設で預かり中の乳幼児の「突然死」は、預けられて1週間以内に起きているケースが比較的多いことが、専門家の調査でわかった。

 

専門家は、急激な環境の変化が突然死の要因になっている可能性があるとして、預かりの初期は特に注意が必要だと指摘している。

 

内閣府によると、保育施設に預けられた乳幼児が睡眠中などに突然死亡する「突然死」は、去年までの10年間に146件報告されている。


東京の多摩北部医療センター小児科の小保内俊雅部長らの研究グループが、このうち死因が明らかな事故などのケースを除く43件の突然死について、子どもの登園開始からの期間を調べたところ、全体の30%が、初日から1週間以内の初期に起きていたことがわかった。


初日に死亡したケースが全体の14%、2日目が7%、3日目から1週間以内が9%となっていて、研究グループでは、詳しい死因は明らかになっていないものの、「新たな環境への適応困難」が突然死の要因の可能性があると指摘している。


調査を行った小保内部長は、「子どもは新しい環境への適応が苦手で、保護者から離され、1人で保育所という環境に入ることが、大きなストレス要因になっていると考えられる。保育所での預かり初期の預け方、預かり方を社会全体の問題として考えていく必要がある」と話している。

 

出典

保育施設の乳幼児「突然死」 預け始め1週間に注意

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170902/k10011123211000.html?utm_int=all_side_ranking-social_004

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

小保内部長の研究内容などは、2年前にも報道されていた。

 

20151219175分 産経ビズ)

 

元気だった赤ちゃんが睡眠中に突然死亡する「乳幼児突然死症候群(SIDS)」。

「うつぶせ寝」など危険因子に関する情報の周知が進み、発症は年々減少傾向にある。

 

しかし、最近の研究で、保育施設での突然死は増加傾向にあり、特に預かりはじめて1カ月以内の時期に多いことが分かってきた。

親がしばらく付きそう「慣らし保育」の充実など、預かり初期の保育のあり方を模索する動きも出始めている。 

 

5年で59人死亡】

 

東京都保健医療公社多摩北部医療センター(東京都東村山市)の小保内俊雅小児科部長らの研究グループは、保育施設での突然死について調べるため、平成20年から24年までの5年間の「保育所及び認可外保育施設事故報告書」を詳細に分析、昨年11月に学会誌に発表した。

同報告書は、厚生労働省が保育施設に対して、死亡事故など重篤な事故が起きた際に提出を求めている。

 

その結果、5年間に保育施設で死亡した乳幼児は59人。そのうち50人が睡眠中に死亡していた。

月齢別では6カ月以下が18人、7カ月以上1歳未満が15人、1歳が12人、2歳が5人。

発見時の体位は、56%が「うつぶせ寝」だった。

 

発生時期を調べたところ、最も多かったのは11月で9人。続いて、4月=7人、3月=6人、1、2、12月=それぞれ5人、と続いた。

1月から4月、10月から12月に集中しており、小保内さんは、「この時期はRSウイルスやインフルエンザなど感染症の流行期と重なっており、集団保育によって感染機会が増えることも危険因子ではないか」と分析している。

 

「慣らし保育」重要】

 

また、4月に関しては、亡くなった7人のケースを詳細に調べたところ、預かってから1カ月以内の発症が6人に上っていた。

乳幼児は新しい環境において適応が難しく、十分な注意が必要なことが浮き彫りになった。

 

死亡した全乳幼児の在園期間との関係を詳しく検討したところ、登園初日に死亡したのは6人。

その後は、2日目=3人、3日目から7日目まで=4人、1週間以降1カ月以内=6人、1カ月以降=14人、不明=17人、という結果だった。

 

小保内さんは、「小児の予期せぬ突然死は、原因が分かっていないのが現状。保育施設でも家庭でも、危険因子を排除した環境で育児をすることが現段階での最善の予防法だ」と話す。

さらに、保育施設に預けられて間もない時期に発症が多いことから、一定期間、親が付き添う「慣らし保育」を実施するなどの対策が必要ではないか、と指摘している。

 

研究成果学ぶ】

 

突然死を防ぐため、こういった最新の研究成果を学び、対策を考えていこうという動きも始まっている。

今年6月、SIDS予防に取り組む保育関係者らが「保育中の突然死予防研修推進会」(事務局・広島市)を立ち上げた。

 

メンバーの1人で、応急手当てに関する教材開発や研修を手掛けている「マスターワークス」(静岡県沼津市)代表の伊東和雄さん(57)は、「預かり初期の乳幼児には、生まれて初めて母親と離れて過ごす心理的ストレスや、集団生活での感染症との接触、疲労などの肉体的ストレスが加わっている」と説明。

同会では、小保内さんの賛同も得て、啓発プログラム「保育環境における突然死を防ぐために」を作成。

各地で講習会などを開いている。

 

伊東さんは、「1歳未満の乳児だけでなく、3歳未満ぐらいまで注意が必要。忙しい両親との間では連絡帳を活用し、子供の体調不良を把握するなど連絡を密に行うことが予防につながる」と話している。

 

出典

保育施設での乳幼児の突然死、預かり初期に集中 “慣らし期間”が重要

http://www.sankeibiz.jp/econome/news/151219/ecc1512191705002-n1.htm 

 

 

 

 

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2017825日付でTBS NEWSから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

24日午後4時前、さいたま市緑区にある「M保育園」から「プールで遊ばせていた子どもが気付いたら浮かんでいた」と119番通報があった。

救急隊がかけつけると、4歳の女の子が意識のない状態となっていて、病院に運ばれたが重体。

 

警察によると、当時はプールの時間で19人の園児が遊んでいて、2人の保育士が監視にあたっていた。

園児の1人が声をあげて指をさしたところに、女の子がうつぶせの状態で浮かんでいたという。

 

プールは屋外に設置されていて、深さは70cmから95cmあり、警察が当時の水深や詳しい状況を調べている。

 

出典

4歳女児がプールで重体、2人の保育士が監視

http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye3138303.html 

 

 

824日付でテレビ埼玉からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

警察によると、女の子は人工呼吸などを受けた後、すぐに病院に運ばれ、搬送時は呼吸をしていたが、意識が戻らない状態だという。

 

プールは縦が6mで横は4.7m。

 

出典

保育園のプール4歳の園児おぼれる 意識不明の状態

https://www.teletama.jp/news/ 

 

 

8251819分にNHK首都圏からは、年齢の異なる園児を一緒にプール遊びさせるのは危険だという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

女児は25日朝早く、死亡した。

 

保育園によると、事故が起きた当時、プールでは3歳と4歳そして5歳の、年齢の異なる園児あわせて19人が遊んでいたことがわかった。


午前中は、年齢別にプールの時間を設定していたが、午後は、再びプール遊びを希望した異なる年齢の園児を一緒に遊ばせていたという。


当時、プールでは、保育士2人が監視にあたっていたが、子どもの事故に詳しい専門家は、幼い子どもの場合、年齢が1歳でも違えば体格差が大きくなり、監視の目が届きにくくなると指摘している。


警察は、プールの防犯カメラの映像を分析するなどして、当時の対応に問題がなかったか調べている。


保育士の経験をもとに、保育現場の救命処置や事故を防ぐための講演活動を行っている専門家、遠藤登さんは、幼い子どもは年齢が1歳でも違えば体格差が大きくなるとしたうえで、「3歳から5歳までの19人が一緒に遊ぶ中で保育士が2人という態勢は事故のリスクが高いと思う。異なる年齢の子どもたちをプールに入れるのであれば4、5人の保育士が必要だ」と指摘している。


そのうえで、プールでの事故を防ぐためには「プールで遊んでいる最中も、一人ひとりの園児の名前を呼ぶなどして所在を確認することや、滑ったり転んだりしても水から顔が出るような、年齢にあった水深にすることが大切だ」と話している。

 

出典

プール事故 年齢異なる園児遊ぶ

http://www.nhk.or.jp/shutoken-news/20170825/3325462.html 

 

 

8261759分に共同通信からは、監視役の保育士2人が1分ほど目を離していたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

8261825分にNHK埼玉から、8262244分に朝日新聞から、827935分に産経新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

園長(67)が26日、同市で記者会見し、「あってはならない事故を起こし、本当に申し訳ない」と、泣きながら謝罪した。

 

園長によると、防犯カメラの映像などから事故当時、プール遊びを監視していた保育士2人は、プールに設置された滑り台のスロープ部分を取り外す作業をしており、30秒から1分ほど目を離した。

作業後に1人が振り返り、他の園児が指さす先を見ると、水面に女児がうつぶせの状態で浮いていたという。


普段は、園児をプールから出した後に片付けていたが、事故が起きた24日は今年のプール最終日で、片付けを急いでいたという。

また、事故当日は前の週に比べて気温が上がり、保育園では水遊びをより楽しんでもらおうと、いつもより水の量を増やして、大人のひざ上ほどの深さにしていたという

 

出典

片付けで目離す=保育園プール4歳死亡-さいたま

https://www.jiji.com/jc/article?k=2017082600480&g=soc 

 園児死亡「保育士の対応に問題」

http://www3.nhk.or.jp/lnews/saitama/1106113881.html 

保育園長「目を離した時に」 さいたまのプール死亡事故

http://www.asahi.com/articles/ASK8V5X17K8VUTNB00H.html 

『プールで30秒から1分でも目を離したら… 「あってはならない事故」 4歳女児死亡で保育園謝罪』

http://www.sankei.com/affairs/news/170827/afr1708270008-n1.html

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

○映像によれば、杭と木の板で作った直方体の枠にビニールシートを敷いた仮設プール。

 

○同じような事故は過去にも起きている。

201485日掲載

2014730  京都市の保育園で深さ20cmのプールで水遊びしていた男児が溺れて?意識不明状態、当時は約30人が水遊びし職員2人で監視していた

http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/4159/

 

 

 

 

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2017816623分に朝日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

三重県四日市市市で夏休みの学校のプール開放中、小学3年の男児(8)がおぼれ、一時、意識不明の重体になった。

無料で楽しめる貴重な場だが、最近は安全上の問題から縮小傾向にある。

安全に続けるにはどうしたらいいのか。

 

事故は1日午後、四日市市市の市立小学校で起きた。

縦25m、横13mのプールを柵で仕切り、深さ約60cmを低学年用、深さ約110cmを高学年用として使っていた。

 

市教委によると、周りの子たちが男児がおぼれていることに気づき、監視していたPTAの保護者が引き上げた。

 

男児はプールサイドで嘔吐し、保護者は自動体外式除細動器(AED)を試みたが、脈があったため不必要で、救急車が来るまで心臓マッサージを施した。

搬送時、意識不明の重体だったが、現在意識は戻り、容体は安定しているという。

 

プール開放は、市教委がPTAに運営を委託。

監視員は6人以上と定め、全員が救命講習を受けて心肺蘇生法などを習得するよう求めている。

 

この日は、保護者6人と学生ボランティア1人が四隅やその間などで監視していたが、周りの児童に指摘されるまで、おぼれたことには気づかなかったという。

 

市教委の担当者は、「PTAの中には、続けたいという人もいれば、責任問題などのリスクを負担に思っている人もいる。二度と事故を起こさないためにも、PTAと話し合いながら課題を整理し、続けるのかやめるのかも含めて検討する」と話す。

 

 

【開放中のプールでの事故は過去にも起きている】

 

2011年7月、大阪府泉南市の小学校で、小学1年の男児がおぼれて死亡する事故が起きた。

監視を委託されていたビル管理会社は警備業者としての認定を受けておらず、事故時はプールを監視している人がいなかった。

 

事故を受けて警察庁は12年、有償でプール監視を請け負うには、警備業の認定が必要という通知を出した。

ただ、保護者やボランティアなどの場合は認定は不要となっている。

 

通知後、警備会社への委託料が上がり、夏休みのプール開放をやめる動きも相次いだ。

スポーツ庁の調査によると、長期休暇中にプールを開放している公立小学校の数は、07年度の約4000校から、14年度は約3000校に減った。

 

安全対策を見直した自治体もある。

 

PTA中心の運営委員会に監視を委託する三重県鈴鹿市は、13年度から4年間、市スポーツ課の職員が監視業務について調査。

監視員が入水できる服装でない、携帯電話を見ている、といった問題が見つかり、今年度から監視員の水着着用を明文化するなど、ルールを厳しくした。

その結果、実施は昨年度の28校から7校に減った。

 

プール開放については、「続けてほしい」という要望の一方、「PTAの負担が大きく、本当はやめたい」という声も寄せられ、開放期間も短くなっていたという。

「開放は前向きにやっていきたいが、保護者の負担も考えて、継続の仕方を考える時期に来ている」と担当者は言う。

 

保護者が事実上ボランティアに近い形で監視することについて、PTA問題に詳しいライターの大塚玲子さんは、「学校のプールを無料で使えるのは保護者にとってありがたいが、PTAの労働力も本当はタダではない。素人任せで大丈夫なのか、といったことも心配」と話す。

 

監視について、NPO法人日本プール安全管理振興協会(横浜市)の北條理事長は、「わずかな時間でも目を離せば事故は起こり、発見が遅れれば死につながる。時間的、空間的に空白を作らないことが大切」と指摘する。

 

▽常に顔と目を動かす

▽水面だけでなく水底まで見る

▽巡回する時はプールのすぐそばを歩き、プールを真っ正面にして横歩きしながら全体を確実に見る

▽プール使用前後の安全点検は指さし確認する

といったことが重要だ。

 

「一つ一つは簡単だが、プロでもできているとは限らない。全体の意識を向上させる必要がある」

 

出典

学校プール開放、安全対策は? 委託大半、やめる動きも

http://digital.asahi.com/articles/ASK8G3QK8K8GUTIL00P.html?rm=607 

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

四日市市の事故は本ブログでも紹介スミ。

 

 

 

 

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201782日付で伊勢新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

四日市市教委は1日、同市赤水町の市立県小学校のプールで泳いでいた3年生の男子児童(8つ)が溺れる事故があったと発表した。

男子児童は救助されたが、呼びかけに応じず、市内の病院の集中治療室で治療を受けているという。

 

同市教委によると、同日午後1時40分ごろ、水深約60cmの低学年用プールで泳いでいた児童らが「様子がおかしい」と声を上げたため、声に気付いた監視員がプールで溺れていた男子児童を救助するとともに、救急に通報した。

 

男子児童は嘔吐していたため人工呼吸ができず、また備え付けのAEDが使用不可の状況だったため、監視員による心臓マッサージを経て病院に搬送。

呼吸と脈は確認できたが意識はもうろうとしており、肺には水がたまった状態という。

 

同校では市の委託事業として、PTAによって夏休み期間中の21―2日までプールを一般開放しており、この日は午後1時半から3時まで開放していた。

事故を受けて同校では、2日の開放中止を決定した。

 

市の規定では、一般救命講習などを受けた監視員が6人以上立ち会うこととなっており、当時は保護者ら7人が現場にいたという。

 

事前に保護者から提出を受けた健康カードに問題はなく、準備運動にも参加していたといい、同市教委教育総務課の長谷川課長は、「原因究明を進めて、二度とないようにしたい」と話した。

 

出典

『学校プールで児童溺れる 四日市で救急搬送 三重県』

http://www.isenp.co.jp/2017/08/02/5844/  

 

 

822035分にNHK三重からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

1日午後1時40分ごろ、四日市市立県小学校のプールで、この学校に通う小学3年生の8歳の男子児童が溺れた。


男の子は搬送時、意識がなかったが、市の教育委員会によると、2日午前になって、呼吸が落ち着いてきているという。
ただ、引き続き、集中治療室で治療を続けているという。


教育委員会によると、プールの開放は、市の事業を学校のPTAに委託する形で行われていて、当時、プールには監視員の保護者6人と学童保育所の引率者など、あわせて9人の大人がいたという。


プールは午後1時半に開放され、約10分後に男子児童が低学年用のコースで溺れているのが見つかったという。


市の教育委員会では2日朝から、監視していた保護者らから聞き取りを行い、当時の状況を調べている。


監視にあたっていた40代の女性の保護者は、「プールが始まったあと、子どもたちが騒ぎ出し、溺れた子のまわりに集まっていた。プールに入って、すぐにこういう事故が起こるのは怖いです」と話していた。

 

出典

プール事故で市教委が聞き取り

http://www3.nhk.or.jp/lnews/tsu/3075672591.html 

 

 

82日付で中日新聞からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

1日午後1時40分ごろ、四日市市赤水町の市立県小学校の低学年用プールで、3年生の男子児童(8つ)がおぼれているのを他の児童が見つけ、監視員が引き上げた。

消防によると、男子児童は意識不明の状態で市内の病院に搬送された。

 

市教委によると、プールサイドに引き上げられた際、男子児童は嘔吐、監視員が心臓マッサージを施した。

当時、保護者7人が監視員を務め、62人がプールを利用していた。

 

プールは長さ25m、幅13m。

3分の1ほどが低学年用で水深60cm、高学年用は水深110cm。

夏休みに入って7月21日から8月2日までの予定で児童向けに開放されていた。

 

会見した市教委の上浦教育監は、「原因を究明し、再発防止に努めたい」と話した。

プールの開放は、2日は中止となる。

 

出典

小3おぼれ意識不明 四日市市立小、開放中のプール

http://www.chunichi.co.jp/article/mie/20170802/CK2017080202000017.html 

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

NHKから放映されていた解説図によれば、プールの四隅と長辺の真ん中に計6人の監視員がおり、それらに加え、指導員1人がプールを周回しながら監視していた由。

また、図によれば、長辺の真ん中にいる監視員のすぐそばで溺れた模様だ。

 

 

 

 

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2017716日付で朝日新聞さがみ野版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

714204分にNHK神奈川からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

相模原市教委は、同市南区の市立小学校の校庭で、バスケットボールのゴールが転倒して3年生の男児の左足に当たり、骨が折れる事故が起きたと、14日、発表した。

 

市教委によると、同日の昼休み、ほかの児童数人がゴールの支柱にぶら下って遊んでいたところ、前方に倒れたという。

 

ゴールは高さ3mほどで4本の支柱があり、うち2本が地下60cmまで打ち込まれた杭で固定されていた。

 

市教委は、全小中学校でゴールの固定状況などを点検し、安全管理を徹底するとしている。

 

出典

バスケゴール転倒で児童大けが

http://www3.nhk.or.jp/lnews/yokohama/1055195411.html

 

 

 

 

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2017720630分に神戸新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

7211012分に産経新聞westからも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

兵庫県加東市立滝野中学校(同市下滝野)で1年生の理科の授業中、水素を燃焼させる実験で爆音が発生し、生徒38人のうち耳に違和感を訴えた18人が病院で診察を受けていたことが19日、分かった。

受診の結果、いずれの生徒にも異常はなかったという。

 

同校などによると、14日午前11時半ごろ、若手の理科教諭をサポートしていた教頭(51)が空き缶に水素と酸素を注入し、火を近づけて音を鳴らそうとしたところ、爆音が発生した。

 

「耳がおかしい」と訴えた生徒18人に養護教諭が聴力検査を実施。

うち7人が聞き取りにくかったため、全員を病院へ連れて行ったという。

 

同校は、校長と教頭が18人の家庭を訪問して謝罪。

後日、他の20人にも聴力検査を行い、教頭が生徒宅に電話で事情を説明した。

 

教頭は現在も耳に違和感があるといい、「水素を入れる量が多くなってしまった」と説明。

同校は、「安全に配慮し、二度と起きないように注意する」としている。

 

出典

『理科実験で爆音、生徒18人病院へ 加東の中学』

https://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/201707/0010387095.shtml 

『理科の実験中に大きな音…生徒18人耳の不調を訴える』

http://www.sankei.com/west/news/170721/wst1707210023-n1.html

 

 

 

 

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20177121952分に朝日新聞から、最近の事故例のリスト付きで、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

学校でゴールが倒れて子どもが犠牲になる事故が後を絶たない。

国がゴールを固定するように呼びかけているのに、なぜ事故はなくならないのか。

 

「安全対策がポーズになっていないか、再検討することが大切だ」。

福岡県大川市で5月にあった小中学校の教職員向け研修会。

西南学院大の中馬充子教授が、こう呼びかけた。

 

大川市内の小学校では、1月、体育の授業中にサッカーをしていた当時4年生の男児(10)がゴールの下敷きになって死亡した。

味方の得点を喜んだ男児がネットにぶら下がると、ハンドボール用の小型のゴールが倒れてきたという。

 

杭やロープなど、ゴールを固定する道具はあった。

だが、固定するための鉄製の杭3本は現場にはなく、事故後に校庭の物置で見つかった。

ロープは2本とも切れていて、破損の時期も不明だった。

 

市教委によると、学校が固定状況を毎月確認する決まりだったが、昨年10月を最後に点検していなかったという。

記伊教育長は記者会見で、「施設設備は安全点検をしなければならないのが当然。それができておらず、大変遺憾に思っている」と謝罪した。

 

独立行政法人日本スポーツ振興センターのまとめでは、1998~2008年度に中高校でサッカーやハンドボールのゴールが倒れたことによる死亡・障害事故は16件。

09~15年度も、少なくとも3件把握している。

 

ゴールは、重量の大半がクロスバーやそれを支えるゴールポストに偏っているため、ぶら下がったり飛びついたりすると倒れやすいという。

 

千葉県茂原市の県立高校では13年、男子生徒(当時17)がサッカーゴールのクロスバーにぶら下がってゴールごと転倒し、亡くなった。

ゴールは固定されていなかった。

 

当時から昨年度まで務めた前校長は、「忘れてはならない。二度と繰り返さないよう、意識を高めている」と話す。

月に1度、教職員が校内の安全を確かめるなど、安全対策に力を入れているという。

 

この事故を受けて、文科省は13年9月、杭などでゴールを固定するよう都道府県教委などに通知した。

ただ、学校現場では必ずしも徹底されていない。

 

サッカーやハンドボールなどの専用グラウンドがない学校では、状況に応じてゴールを移動して使っている。

ある教委の幹部は、「移動のたびに杭を打ち込めば、相当な時間がかかる。徹底させるのは難しい」と打ち明ける。

 

福岡県内のある中学では、以前、4つあるサッカーゴールを固定せず、部活や授業のたびにグラウンドの隅から運んでいた。

だが、大川市の事故後、「万が一」に備えて砂袋で固定することにした。

 

県内の別の中学では、普段は固定しているサッカーゴールを昨年の体育祭で移動させ、得点板を付けて使った際、風で倒れた。

けが人はいなかったが、教員は「移動先でも固定させる必要があると感じた」。

 

長崎県内のある中学は、サッカーゴールを動かすたびに長さ35cmの杭2~4本で固定する。

打ち込むよりも抜くのが大変で、生徒たちとやっても、10分近くかかる。

体育の教員は、「大変だけど、子どもの安全を第一に考えれば仕方ない。良い方法があったら教えてほしい」と話す。

 

学校での事故防止を研究する名古屋大学大学院の内田良准教授(教育社会学)は、「ゴールの移動が頻繁だと、固定すべきだとわかっていても現実的に難しい。小学校の授業程度なら、本物のゴールにこだわらず、ハードルやコーンで代用する手もあるのではないか」と提案している。

 

出典

『児童犠牲も…学校のゴール転倒事故、なぜなくならない?』

http://www.asahi.com/articles/ASK7C5G4BK7CUTIL03J.html 

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

大川市の事例は、本ブログでも紹介スミ。

 

 

 

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2017741745分に伊賀情報タウンyouから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

75日付で伊勢新聞から、75日付で朝日新聞伊賀版(聞蔵)からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

7月4日午後0時10分ごろ、伊賀市立島ヶ原中学校で、理科の実験中に液体の一部が1年生の男子生徒(12)の左目付近にかかる事故が起きた。

生徒は念のため眼科を受診したが、左目の炎症は軽く、5日以降の水泳授業も可能な状態だという。

 

市教育委員会の発表によると、事故当時は1年生17人が5班に分かれ、2階の理科室で、過酸化水素水と二酸化マンガンを三角フラスコ内で混ぜて酸素を発生させる実験中だった。

 

通常は、濃度が35%の過酸化水素水を10倍に薄めるが、授業を担当した20代の女性教諭は、原液をそのまま使用してしまった。

 

液体は激しく反応して三角フラスコのゴム栓が飛び、酸素を採取するため、フラスコに近い位置にいた男子生徒にかかった。

 

女性教諭は教員に採用され6年目。同校では1~3年生の理科を担当している。

女性教諭は同じ実験の指導経験があるが、市教委の聞き取りに「うっかりしていた」「薄めるのを忘れていた」と述べ、過失を認めている。

 

懲戒処分の予定はないという。

学校は、生徒と保護者に謝罪した。

 

過去、同市内の学校で同種の事故が起きた事例はない。

市教委は、他の学校でも同様の事故が起きないよう、注意喚起する。

 

出典

『理科実験中に事故 生徒の顔に液体 伊賀市立島ヶ原中で』

http://www.iga-younet.co.jp/news1/2017/07/post-584.html

『理科実験中に事故 過酸化水素水、生徒にかかる 三重県伊賀市の島ヶ原中』

http://www.isenp.co.jp/2017/07/05/4871/ 

 

 

 

 

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2017692146分に共同通信から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

9日午後3時5分ごろ、高槻市の大阪薬科大の研究室で、男性助教(33)が液体の薬品を流し台に廃棄した際に発火し、煙を吸うなどして病院に搬送された。

顔に軽いやけどを負ったが、命に別条はない。

爆発音がして白煙が上がったが、目立った焼損はなく、ほかにけが人は出なかった。

 

警察によると、現場は助教の研究室で、6階建て研究棟の5階。

別の部屋に引っ越すため、1人で室内を整理していた。

 

直径約8cm、高さ約15cmのガラス製の瓶に入った液体を捨てたところ、突然火が上がった。

助教は「中身を確認していなかった」と話しており、薬品の種類は不明。

 

出典

大阪薬科大、薬品発火し助教軽傷 廃棄処分中、爆発音も』

https://this.kiji.is/245848088503649784?c=39546741839462401 

 

 

692212分に毎日新聞からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

9日午後3時5分ごろ、高槻市の大阪薬科大の研究室で男性助教(33)が薬品を扱っていたところ、突然、火が上がった。

間もなく消えたが、助教は顔をやけどする軽傷。

警察が原因を調べている。

 

警察によると、研究施設が入る建物の5階一室で薬品の整理中だった助教が、薬品名の表示がない瓶に入った液体を流し台に捨てた直後だったという。

 

警察は薬品の特定を進め、廃棄方法に問題がなかったか、助教から事情を聴いている。

 

煙を感知した非常通報装置から自動的に消防に通報があった。

大学によると、すべての講義が中断され、職員や学生が避難したという。

 

出典

『やけど 大阪薬科大で助教 研究室で薬品扱って火』

https://mainichi.jp/articles/20170610/k00/00m/040/115000c 

 

 

691759分にNHK NEWS WEBからは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

9日午後3時すぎ、大阪・高槻市奈佐原の「大阪薬科大学」にある実験棟の研究室で、33歳の助教の男性がガラス瓶の底に残った薬品を水で洗い流そうとしたところ、突然、大きな音とともに火柱と煙が上がった。


警察によると、この事故でガラス瓶が割れたほか、床の一部も焦げたということで、助教は顔や腕などに軽いやけどをした。

 

大学では授業を一時中断し、学生や教員を建物の外に避難させる措置を取った。


当時、助教は1人で薬品類の整理をしていたということで、警察は、ガラス瓶を洗う際に水と薬品が化学反応を起こしたとみて、原因を詳しく調べている。

 

大阪薬科大学の構内にいた薬学部の女子学生は、「バンという音がしてサイレンが鳴った。講義中だったが、研究棟に立ち入らないようにと言われ、そのまま避難した。建物の上のほうには引火性の高いものを扱う研究室もあると聞いている」と話していた。

 

出典

大阪薬科大で大きな音と煙 男性助教がやけど

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170609/k10011012171000.html 

 

 

691637分に産経新聞westからは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

9日午後3時10分ごろ、高槻市の大阪薬科大で、「白い煙が発生している」と大学職員から消防に通報があった。

同大の生体分析学研究室に所属する男性助教(33)が顔をやけどするなどして病院に搬送されたが軽傷。

 

警察によると、助教は研究棟5階の部屋で、ガラス瓶(直径8cm深さ15cm)に残った液体を廃棄中、火柱が上がり煙が発生したという。

助教は「バンという音がした」と話しているという。

 

出典

『実験室から煙、教員1人搬送 大阪薬科大』

http://www.sankei.com/west/news/170609/wst1706090057-n1.html 

 

 

 

 

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2017691451分にNHK京都から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

610日付で毎日新聞京都版から、691332分に共同通信からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

69日付で同病院のHPにも、同趣旨の記事が掲載されていた。

 

9日午前11時前、京都市左京区の京都大学附属病院の研究施設で、「実験中に炎が上がり、2階から煙が出ている」と、近くにいた男子学生から消防に通報があった。


消防や病院によると、4階建ての建物の2階の実験室で、生物試料を処理しているときに実験器具の一部から火で出て服に引火したという。

消防が駆けつけた時には、火はすでに病院関係者が消し止めていた。

実験していた薬学部の大学院生の女性が、腕や背中に軽いやけどをした。

 

市消防局によると、実験が行われていたのは旧産婦人科病舎の2階。

現在、病棟として使っておらず、複数の研究室が入っていた。

 

この建物では、去年7月にも低レベルの放射性物質を扱う別の実験室で、ヒーターの電源の切り忘れが原因とみられる火事が起きている。

 

今回の部屋では放射性物質は扱っておらず、有害物質の漏出は確認されていない。

京都大学附属病院の田中事務部長は、「しっかりと教育していたはずだが、実験そのものか、あるいは学生の処理のどちらかに不備があったのだと思う。早急に、詳しい原因を調べたい」と話している。

 

出典

京大附属病院で実験中に出火

http://www3.nhk.or.jp/lnews/kyoto/2014127451.html 

『火災 京大病院、実験中に出火 院生軽いやけど /京都』

http://mainichi.jp/articles/20170610/ddl/k26/040/465000c 

京大病院で実験中に火災 大学院生がけが』

https://this.kiji.is/245765923925196805?c=39546741839462401 

『医学部旧産婦人科病舎にて火災が発生しました』

http://www.esho.kyoto-u.ac.jp/info/info2.html 

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

去年7月の事例は下記参照。

 

201679日掲載

201671日 京都市の京大付属病院実験室から出火し煙を吸った1人が観察入院、医薬品開発実験中に水槽からヒーターを取り出し木製机の上に置いたが電源を切り忘れていた (修正1)

http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/6081/

 

 

 

 

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魚田慎二
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自己紹介:
化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。

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