2018年7月12日19時36分に日テレNEWS24(秋田放送)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
北秋田市の小学校で行われた理科の実験で、学級担任が薬品を取り違え、児童8人が体調不良を訴えていたことがわかった。
薬品の取り違えがあったのは、北秋田市の鷹巣東小学校。
北秋田市教委によると、11日、6年生の理科の授業で光合成に関する実験を行う際、学級担任がエタノールとジエチルエーテルを取り違えて児童たちに配り、湯煎して発生した気体を吸い込んだ児童8人が、むかむかする、頭痛がするなどと体調不良を訴えた。
ジエチルエーテルは、麻酔効果のある薬品。
8人のうち3人は病院を受診したが、「心配された症状はなく、処方などの必要はない」と診断を受けたという。
12日は、6年生全員が平常通り登校している。
市教委では、学級担任が容器に書かれた液体名をよく確認しなかったことが原因とみて、市内の全ての小中学校に注意喚起の通知を出している。
出典
『実験で薬品取り違え 児童が体調不良 (秋田県)』
http://www.news24.jp/nnn/news86113845.html
7月12日付で秋田魁新報からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
湯煎によってジエチルエーテルが気化し、それを吸い込んだ児童が頭痛などを訴えたという。
学校が、児童を屋外に出したり保健室で休ませたりして対応。
8人のうち3人は市内の病院を受診したが、11日中に帰宅した。
2つの薬品は、よく似た容器に入っており、薬品庫内で隣り合った場所に保管されていたため、取り違えたという。
学校は11日、6年生の保護者にメールで概要を報告し、12日に全校児童の保護者に文書で謝罪した。
市教委は、「予備実験の徹底や容器を明確に区別するなどし、再発防止に努める」としている。
出典
『理科実験で体調不良、鷹巣東小6年 健康被害なし、薬品間違う』
https://www.sakigake.jp/news/article/20180712AK0029/
7月13日付で河北新報からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
市教委によると、11日午前に、植物の葉に含まれる葉緑体を温めたエタノールで溶かし出す光合成の実験で、誤ってジエチルエーテルを使い、児童が気体を吸い込んだ。
8人のうち3人が、午後になっても体調不良を訴えたために、市内の病院で受診した。
特段の症状はなく、帰宅したという。
出典
『理科実験で担任が薬品取り違え 児童ら体調不良』
https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201807/20180713_43041.html
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
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