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                                                       本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。  それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。  本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。        一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。       (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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20187132030分に神戸新聞から、下記趣旨の記事が写真付きでネット配信されていた。

 

西日本豪雨の影響により、兵庫県姫路市林田町下伊勢で、傾斜地の太陽光発電施設が約3600m2にわたって崩れ、住民や通行人から不安の声が上がっている。

 

これまでに周辺の人や建物への被害はないが、住民らは「雨が降る度に心配」、「何か起きてからでは遅い」と、設置者の企業に早期の対応を求めている。

 

発電施設は、自然エネルギー事業を展開する「Gフェローズ」(東京都品川区)が2015年に整備した。

 

姫路市内に大雨特別警報が発令された7日未明、地盤が幅約60m、長さ約60mにわたって崩れ、太陽光パネルとともに斜面の中腹部までずり落ちた。

 

ふもとに住む男性(74)は、「以前から雨が降るとヒヤヒヤしていた。自宅の方にパネルが滑り落ちてきたらどうなるのか」と不安を口にする。

 

現場の真下には国道29号が通り、国交省姫路河川国道事務所によると、過去には隣接する別の太陽光発電施設から土砂が流出したこともあるという。

 

毎朝、通勤で利用するという同市北部の会社員女性(44)は、「高校生の長男もバス通学で利用していて心配。何かあってからでは手遅れ。早く撤去してほしい」と望む。

 

出典

『豪雨で太陽光パネル崩落 住民ら不安の声 姫路』

https://www.kobe-np.co.jp/news/himeji/201807/0011442893.shtml 

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

壊れた太陽光パネルには、感電の危険がある。

過去にも紹介したことがある情報だが、今回豪雨でも報じられていたので、改めて紹介する。

 

20187141718分 朝日新聞)

 

西日本豪雨災害で水没したり破損したりした太陽光パネルや送電設備に触れると感電する恐れがあるとして、経産省が「むやみに近づかないよう、十分注意を」と呼びかけている。

 

水没、破損しても、光があたれば発電が可能なことがあるため、破損箇所に触れると感電の恐れがあるという。

 

感電事故を防ぐため、経産省は、次のような注意喚起をしている。

▽太陽光パネルや送電設備が浸水している時には近づかない。

▽漂流・漂着している太陽光パネルに復旧作業で触れる場合は、素手を避けてゴム手袋や長靴で対策をする。

▽壊れた太陽光パネルは、ブルーシートで覆って遮断するか、地面に向けて、感電防止に努める。

▽水が引いた後も、湿気で発火する可能性があるため、注意する。

 

経産省ホームページはこちら。http://www.meti.go.jp/policy/safety_security/industrial_safety/oshirase/2018/07/300709.html別ウインドウで開きます

 

出典

水没したら感電の恐れ…太陽光パネルに注意 西日本豪雨

https://www.asahi.com/articles/ASL7F4JDSL7FPTIL01M.html 

 

 

 

 

 

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自己紹介:
化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。

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