2016年6月23日付で河北新報から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
6月22日20時34分にNHK東北NEWS WEBからも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
石巻市は、22日、納入業者や建設業者、行政委員などへの各種支払いで305件、1億2603万円を二重払いする事務処理ミスがあったことを明らかにした。
市によると、6月14日午前9時半ごろ、会計課の担当職員が銀行への振り込みデータを、銀行の支払いを行うデータの処理業者に2回送信した。
パソコンでのデータ送信後は、通常、プリンタに結果が印字されるが、プリンタの電源を入れ忘れて印字されなかったため、送信していないと勘違いして、再送信した。
パソコン画面での送信確認も怠った。
1月にシステムを更新する前にはあった、二重送信を防止する機能が働かなかったこともミスにつながった。
データを受け取った処理業者も同じデータと気づかず、そのまま銀行にデータを送った。
6月16日に二重支払いに気付いた住民から銀行に照会があり、判明した。
二重支払いの対象は31人と100社に上り、市は、銀行を通じて返納を依頼。21日までに約3500万円の返納があった。
再発防止策として、今後は管理職が立ち会った上で、銀行振り込みのデータを送信する。
亀山市長は、「関係者に多くの迷惑を掛け、市民の信頼を失墜する事態となった。信頼回復に向け、確認作業を徹底したい」と謝罪した。
出典
『石巻市が事務処理ミス 1億2603万円を二重払い』
http://ishinomaki.kahoku.co.jp/news/2016/06/20160623t13016.htm
『1億2000万円を二重送金』
http://www3.nhk.or.jp/tohoku-news/20160622/3393041.html
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。