2017年10月20日19時51分に産経新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
小学館は20日、6月23日に出版した図鑑「小学館の図鑑NEO きのこ」で紹介した毒きのこの「ヒョウモンクロシメジ」の説明で、食べると下痢や嘔吐を引き起こすにもかかわらず、誤って「食用」と記載していたとして回収すると発表した。
編集部が監修者からの修正指示を見落としていたことが原因で、20日に読者から指摘があり発覚した。
5万部が発行され、すでに約1万6000部が販売されたが、これまでに誤記載による健康被害は報告されていないという。
同社によると、誤記載があったのは同書の25ページ左下の説明文で、「毒」と記載すべきところを「食用」としていた。
ヒョウモンクロシメジは少量でも食べると、下痢や吐き気、嘔吐などの胃腸系の中毒症状が出るという。
同社は、「多大なご心配とご迷惑をおかけして深くお詫びする。もしヒョウモンクロシメジを発見した場合には、決して召し上がらないよう注意してほしい」と謝罪した。
購入者には、正しく記載された本に交換するとしている。
出典
『小学館、図鑑で毒きのこを「食用」と誤記載・回収 食べると下痢や嘔吐』
http://www.sankei.com/affairs/news/171020/afr1710200032-n1.html
10月20日20時31分に時事通信からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
小学館は20日、6月に発売した「小学館の図鑑NEO きのこ」で、毒きのこの「ヒョウモンクロシメジ」を、誤って「食用」と記載していたと発表した。
健康被害は報告されていないという。
日本きのこセンター菌蕈(きんじん)研究所(鳥取市)によると、ヒョウモンクロシメジは秋の雑木林に生え、食べると30分~3時間後に腹痛や嘔吐、下痢などの症状が表れる。
小学館によると、編集の過程で転記ミスがあり、監修者からの修正指示も担当編集部が見落としていた。
今後は編集体制を強化し、再発防止に努める。
購入者からは送料着払いで回収し、後日訂正した図鑑を返送する。
出典
『毒きのこを食用と誤記=「小学館の図鑑NEO きのこ」』
https://www.jiji.com/jc/article?k=2017102001176&g=soc
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。