2013年12月13日付で朝日新聞宮崎全県版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
宮崎労基署は12日、宮崎市のN造園土木と同社社長(60)を、労安法違反(安全処置義務違反)の疑いで書類送検した。
8月28日午前、従業員が宮崎市内の小学校で樹木を剪定中、電柱支線に絡みついていた植物を取り除く作業をしていたところ、感電し、墜落。下半身不随となった。
同社と社長は、社内の安全措置を徹底していなかった疑いがある。
(2013年12月29日 修正1 ;追記)
2013年12月13日付の宮崎日日新聞紙面に、下記趣旨の補足的記事が掲載されていた。
樹木剪定作業の際、電線近くにもかかわらず感電防止措置をとらず、50代の男性作業員を小型移動式クレーン車のバケットに乗せ、作業させた疑い。
同署によると男性は感電し、約5mの高さから落下した。
2013年11月28日付で毎日新聞北九州版から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
27日午前11時10分ごろ、苅田町松山の三菱マテリアル九州工場で、コンデンサー高圧遮断器の点検中に遮断機から大きな火花が飛び散り、作業をしていた男性2人が重軽傷を負った。
三菱マテリアルによると、けがをしたのは補修工事を請け負った岡住工業(本社・八幡西区)の社員(38)と下請け会社の社員(63)。
1人は顔と両手足に、もう1人は背中にやけどを負った。命に別条はない。
27日は、鉄くずを砕く「スラグミル電気室」の高圧遮断器が老朽化したため補修を実施。部品を交換後、点検中に火花が出たという。
三菱マテリアルは事故後に119番し、労働災害のため労基署にも連絡したが、警察には連絡しなかったという。
警察は、苅田町消防本部から午後3時過ぎに連絡を受け現場検証。小規模爆発事件とみて原因を調べている。
出典URL
http://mainichi.jp/area/fukuoka/news/20131128ddlk40040481000c.html
2013年11月15日9時48分にNHK長野から、11月15日7時44分に日テレNEWS24から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
14日午後5時ごろ、上田市武石上本入にある長野放送の美ヶ原送信所で、点検作業を行っていた松本市の中部電気保安協会職員の男性(63歳)が倒れているのを同僚が見つけ、消防に通報した。
男性は、救急車で松本市内の病院に運ばれたが、およそ2時間半後に死亡が確認された。
警察などによると、男性の左手には感電による傷痕がみられ、服には穴が開いていたということで、警察は作業中に誤って6600Ⅴの高圧電気設備に触れて感電したとみて、当時の状況を調べている。
長野放送によると、送信所では電源設備の交換工事が行われていて、社員や委託を受けた業者などの7人が点検作業を行っていたという。
出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/nagano/1013072551.html?t=1384556179069
http://www.news24.jp/articles/2013/11/15/07240317.html
(ブログ者コメント)
日テレNEWS24の写真では、山の頂上のような小高い場所に結構高いアンテナ7~8本が林立している。そういった場所にある送信所の模様。
(2013年12月6日 修正1 ;追記)
2013年11月15日付の信濃毎日新聞紙面に、以下の補足的記事が掲載されていた。
警察などによると、同日午後4時ごろから、長野放送社員と同営業所職員ら7人で作業。
15日未明に受変電盤のケーブルを交換する前に新ケーブルが高電圧に耐えられるかを点検しており、男性は点検後の片付け中に感電したという。
2013年11月6日付で日テレNEWS24(11月5日19時11分 テレビ新潟)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
5日午後3時10分ごろ、南魚沼市小栗山地内の関越道上り線で、作業員3人が高所作業車で道路の舗装補修工事をしていたところ、JR東日本の送電線に触れ感電した。
3人は、いずれも新潟市西蒲区の「I建興」の従業員(35歳、38歳、30歳)。
消防によると、3人はやけどの症状があり、病院に運ばれ手当てを受けている。うち2人は症状が重いという。
出典URL
http://www.news24.jp/nnn/news8825759.html
(2013年12月6日 修正1 ;追記)
2013年11月6日付の新潟日報紙面に、以下の補足的記事が掲載されていた。
警察などによると、送電線はJR上越線への配電用で、電圧は6万6千ボルト。関越道の路面から9.6mの高さを横切っていた。
事故当時は1車線を規制し、舗装補修工事をしていた。
クレーンを操作し、中央分離帯のガードロープの支柱を引き抜く際、電線に接触したとみられる。
2013年9月13日17時16分にFNNニュースから、9月13日13時17分に読売新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
13日午前7時すぎ、港区西麻布の建設中のテレビ朝日の新社屋の17階屋上で、電気設備担当の21歳の男性とみられる作業員があおむけに倒れ、死亡しているのが発見された。
警察によると、男性の前には6600Ⅴの大型変圧器があり、男性の手には電気が流れた痕があったことから、警察は、男性は何らかの理由で感電し、死亡した可能性が高いとみて、くわしい事故原因を調べている。
出典URL
http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00253778.html
2013年9月12日付で神奈川新聞から、9月12日13時32分にmsn産経ニュース神奈川から、また9月13日付の朝日新聞横浜版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
12日午前0時半ごろ、横浜市旭区の横浜市水道局鶴ケ峰浄水場構内で、配電盤のケーブル交換作業をしていた電気工事会社役員の男性(55)が感電して倒れているのを同僚が発見した。
男性は病院に搬送されたが、約1時間半後に死亡した。
警察が事故原因を調べている。
警察などによると、男性は新しいケーブルを持って作業していたところ、ケーブルが配電盤内の高圧電気部(6600Ⅴ)に接触して感電した。
同僚が「バシッ」という異常音を聞いた直後、倒れている男性を発見し、119番通報したという。
絶縁のための手袋などはしていなかったという。
出典URL
http://news.kanaloco.jp/localnews/article/1309120024/
http://sankei.jp.msn.com/region/news/130912/kng13091213320002-n1.htm
2013年7月16日18時57分にmsn産経ニュース神奈川から、7月16日14時0分にテレ朝newsから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
16日午前10時25分ごろ、小田原市扇町の伊豆箱根鉄道大雄山線で、電柱に上って防護管の取り外し作業をしていた同社社員の男性(35)の右腕が高圧配電線に接触し、感電する事故があった。
この事故で、同線は全線で一時運転を見合わせた。
同社によると、男性は安全ベルトと命綱(長さ約1.2m)を装着しており、感電の衝撃で地上から約6mの位置で電柱から頭を下にして宙づりになった。30分後に救助された。
男性の救助と安全確認のため、同線は直後から約1時間35分間、送電を停止した。
男性は右腕と右足に軽傷。乗客にけがはなかった。
この事故で上下線16本が運休するなど、乗客約1160人に影響した。
出典URL
http://sankei.jp.msn.com/region/news/130716/kng13071618570006-n1.htm
http://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000008826.html
18日午前5時40分ごろ、北海道千歳市のJR千歳線南千歳駅構内で、枕木をクレーンでトラックに積み込む作業中にクレーンが架線に接触し、会社員の男性(50)が感電して意識不明の重体となった。
警察などによると、男性1人で積み込み作業を行っていた。
警察が事故原因などを調べている。
事故で千歳線は約1時間半運転を見合わせ、普通列車4本が区間運休、乗客約千人に影響が出た。
出典URL
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/120918/dst12091811340004-n1.htm
20日午前11時過ぎ、高岡市の中越パルプ工業の工場で地上から2.7mの場所に設置されたパイプの上に男性が倒れているのを、近くで一緒に作業していた男性作業員が見つけ、消防に通報した。
男性は病院に運ばれたが,まもなく死亡した。死亡したのは配管業の男性(60)。
警察によると、男性は足場にのって地上から4.7mの場所に設置された冷却用パイプの溶接作業を行っていて、現場近くにいた人が、男性が見つかる直前に「電気が来た」と言ったのを聞いているという。
警察は、21日に司法解剖を行った結果、男性が溶接作業中に感電して死亡したものと見ていて、引き続き、なぜ感電したのかなどを調べている。
出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/toyama/3064400611.html
http://www2.knb.ne.jp/news/20120821_33550.htm
30日午前11時45分ごろ、鶴ケ島市鶴ケ丘の住宅で、足場の解体作業をしていた建設作業員の男性(29)が突然倒れた。
男性は病院に搬送されたが、約2時間後に死亡が確認された。
警察によると、男性は作業中、気分の悪さなどを訴えていないことから、熱中症ではないとみられるという。また、遺体には目立った外傷はなかった。
足場付近には電線があったことから、感電した可能性もあるという。
警察で詳しい死因を調べている。
出典URL
http://sankei.jp.msn.com/region/news/120731/stm12073113210002-n1.htm
(2013年3月25日 修正1 ;追記)
2013年3月19日付で朝日新聞埼玉版(聞蔵)から、感電死だったという下記趣旨の記事がネット配信されていた。
川越労基署は18日、足場工事会社「K社」と外壁塗装会社「J社」のほか、それぞれの工事責任者の30歳と38歳の男性社員2人を労安法違反の疑いで書類送検した。
同署などによると、J社はK社に対し、鶴ケ島市の住宅の外壁塗装リフォーム工事の足場組立てと解体を発注。
昨年7月30日に100Ⅴの電気引き込み線に近い場所で男性作業員に作業をさせた際、十分な安全対策をとらなかった疑い。
作業員は感電死した。
17日午前8時50分ごろ、伊丹市西台のマンション建設現場で「作業員が電線に触れて感電した」と119番通報があった。
建設会社員の男性(63)が搬送先の病院で死亡が確認された。死因は急性心不全だった。
警察によると、建設現場では、この日朝から作業員約30人が専用の車を使って基礎部分にコンクリートを流し込む準備をしていた。
車のアームが高さ約12mの電線に引っ掛かったため、男性が足場に上り、ゴム手袋をはめた手で電線を取り外そうとしていた。
警察は、男性が電線に触れて感電したのではないかとみている。
22日午後3時前、苫小牧市の市道で、40トンの大型トレーラーが道路左脇の電柱に衝突して横転した。
この事故で、電柱は根元から折れて電線がトレーラーに垂れ下がり、運転手の男性(60)が感電しておよそ1時間半後に死亡した。
警察によると、現場は、苫東厚真火力発電所近くの片側1車線の直線の道路で、電線にはおよそ6600ボルトの高圧電流が流れていたという。
警察が現場近くにいた人に話を聞いたところ、トレーラーは走行中に突然、車線からはみ出し、そのまま電柱に衝突したということで、警察が事故の原因を詳しく調べている。
トレーラーは肥料を積んで苫小牧港から釧路方面に向かう途中だったという。
出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/sapporo/7005298801.html
(ブログ者コメント)
車の中にいた時に雷に撃たれたが無事だった、という話を聞いたことがある。
なぜか?
それは、人間が電気を通し難い材質でできたシートに座っていたため、電流は車の外側を流れるものの人体には流れず、よって感電せずに済んだ・・・ブログ者はそう考えている。
しかし、今回は、車の中にいた方が、10億ボルトともいわれる雷よりは、かなり低い電圧で感電死された(電圧と感電とは必ずしも比例関係にはないが)。
これは、トラック横転により身体がトラックボディに接触するなどして、人体経由の電気の通り道ができた・・・そういったことがあったからかもしれない。
10日午前11時半ごろ、倉敷市のJFEスチール西日本製鉄所変電室で、変圧器のあるダクト内から悲鳴が聞こえ、作業員が駆けつけたところ、ダクト下で作業員の男性(37)が倒れているのを発見、死亡が確認された。
警察によると、作業員4人で変圧器の補修工事を行っていた。
男性はダクト内で作業しており、変圧器には高圧電流が流れていたという。
警察は、感電した可能性があるとみて詳しい事故原因を調べている。
出典URL
http://sankei.jp.msn.com/region/news/120411/oky12041102030002-n1.htm
2012年1月29日19時48分にNHK鹿児島から、また1月30日付の毎日新聞鹿児島版から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
29日午後3時すぎ、阿久根市の肥薩おれんじ鉄道の線路内で「人が倒れている」という連絡が鉄道会社から警察に入った。
警察などが確認したところ、倒れていたのは市内に住む14歳の男子生徒で、病院に搬送されたが、感電していて全身をやけどする大けがを負った。
この中学生は、倒れているのが見つかったとき釣りざおを持っていて、現場の近くの高松川で一緒に釣りをしていた友人らに「場所を移す」と言って1人で線路のほうに歩いていったという。
現場の線路沿いにはフェンスなどはなく、警察は中学生が線路を横切ろうとした際、誤って釣り竿が高さ5mの架線に触れるなどして感電したとみて調べている。
この事故で鉄道の運行に影響はなかった。
鉄道会社によると架線には常時、2万ボルト電圧がかかっていて、半径2m以内に近づくと感電するため、線路に立ち入ったり、架線に物を近づかせないよう注意を呼びかけている。
出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/kagoshima/5055621071.html
http://mainichi.jp/area/kagoshima/news/20120130ddlk46040311000c.html
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。