







2023年2月13日14時27分にYAHOOニュース(TBS NEWS)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
きょう午前、東京・新宿区のビルの解体現場で、作業員が送電設備を撤去するため配線を切断したところ、ショートし爆発しました。
この爆発によるけが人は、現時点で確認されていません。
午前11時10分ごろ、東京・新宿区信濃町で「ビルの解体現場で爆発音がした」と、目撃者の男性から110番通報がありました。
東京電力などによりますと、ビルの解体現場で作業員が送電設備を撤去するため地下から掘り起こした際に、配線を切断したためショートし、爆発したということです。
警視庁によりますと、この爆発でけが人は確認されていないということです。
この影響で午後2時現在、信号機に影響は出ていませんが、周辺の住宅や店舗およそ730軒が停電していて、警視庁が事故の原因を詳しく調べています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/fa827bf18ec2adc62f1cfed44021094fd4543702
2月13日19時32分にYAHOOニュース(FNN PRIME)からは、ドッカーンという、短いがすごい音がした、配電盤の電源を切ろうとしたところ爆発したなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
都心のど真ん中とも言える東京・新宿区でビル解体工事中に爆発が発生。
約730世帯が停電する事態となった。
【画像】爆発が発生し都内が停電…薬局や青果店も真っ暗に。病院では手術直前に…
事故の一報を受けて、取材班は現場へ。
すると、薬局の電気は消え、店の中は真っ暗になっていた。
近所の人は当時の様子について、「ドッカーンって短い音なんですけど、すごい音がして、それと同時にすぱっと停電になってしまいました」と話した。
13日午前11時すぎ、東京・新宿区信濃町のビル解体現場で爆発が起きた。
直後に撮影された写真をみると、消防隊員や警察官が現場を調べているのが分かる。
警視庁によると、爆発したのは「変電盤」と呼ばれる電気施設で、作業員は「電源を切ろうとしたところ爆発した」と話しているという。
作業員にけがはなかったものの、事故の影響で周辺の700世帯以上が停電。
大きな影響が出た。
現場の隣の「信濃町眼科クリニック」を取材すると、懐中電灯等を用いて作業にあたっていた。
このクリニックでは、レーザーを使った目の手術の直前に停電したという。
信濃町眼科クリニック・酒井医院長:
「手術中に(停電して)大変な事態にならなかったことが、ちょっとホッとしている。」
そして、この取材中…
信濃町眼科クリニック・酒井医院長:
「あ、今、復旧しましたね。良かったです。
クリニックの電気が復旧した。
しかし、停電が続いた場所も少なくなかった。
停電した青果店「山長」では、冷蔵庫や冷凍庫の電気も止まり、商品が傷んでしまうことを心配していた。
青果店「山長」・渋谷店長:
「(扉を)開けないようにしています。できるだけ(温度)保たなければいけないので。」
停電が全て解消したのは、事故発生から約3時間後の午後2時過ぎのことだった。
警察と消防が、爆発の詳しい原因を調べている。
(「イット!」2月13日放送)
https://news.yahoo.co.jp/articles/06b986c3dda99c63e9c03408007f9b2fb0339e8d
2月14日9時13分にYAHOOニュース(テレビ朝日)からは、指揮者から電気は通っていないと言われ切断したなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
13日午前11時すぎ、東京・新宿区のビルの解体現場で爆発がありました。
近所の人:
「グレーの変圧器があって、そこがパンと破裂音みたいなのがして、煙が上がっていた」
「ここから逃げなきゃと思って、外に出たらもう1回『ボン』って。(爆発が)2回あったんだと思う」
作業員が変圧器を撤去するために配線を切断したところ、爆発したということです。
けが人はいませんでしたが、周辺の住宅や店舗およそ730軒が停電しました。
警視庁によりますと、作業員は現場の指揮者から「電気は通ってないから切断しても大丈夫だ」と伝えられていましたが、電線を切ったところ、爆発したとみられています。
(「グッド!モーニング」2023年2月14日放送分より)
https://news.yahoo.co.jp/articles/989867b3d0de4420c7cba22c8405786208dff1f9
(ブログ者コメント)
けが人がいなかったことから考えると、重機で切断したのかもしれない。
2023年1月21日5時15分にYAHOOニュース(中部経済新聞)から、下記趣旨の記事が当該器具の写真付きでネット配信されていた。
中部5県下で電気設備の保安管理を手掛ける中部電気保安協会(本店名古屋市中区)は、現場の作業環境の改善に力を入れている。
電気設備の停電作業時に作業者の安全を守る「短絡接地器具」について、大幅に小型・軽量化した器具を古川電機製作所(名古屋市千種区)と共同開発した。
特許も取得した。
従来品より約4割小型化し、重量は4~5割軽量化した。
今後、現場に導入し、2025年度までに全量を新型器具に入れ換える方針だ。
運転中の電気設備の安全などを点検するための停電作業は、日々実施されている。
ビルや工場などの高圧の電力需要家件数は全国で84万件あり、需要は増加傾向にある。
これに伴い、感電や火災などの電気事故も増えている。
設備の調査・点検を入念に行うことで、電気事故を未然に防止することが求められている。
ただ、技術者不足などを背景に、作業現場の効率化も課題として顕在化している。
電気設備の安全確認などをする際、設備の停電作業時の誤通電や他の電路からの電磁誘導による感電の危険から作業者を守る必要がある。
労働安全衛生規則で作業の都度、短絡接地器具を取り付けることが義務付けられている。
短絡接地器具は、停電作業時の不意の通電をアースに導く感電防止のための安全器具だ。
先端の接続部やリード線などで構成される。
このほど、電力設備機器メーカーの古川電機製作所と共同開発した新型器具は、短絡電流による電磁反発力で器具が吹き飛ばないように、形状や最適な素材を追求。
電気設備につなぐ接続部は、従来の銅の合金からアルミニウム製に変更し、リード線も最適な太さにして、作業性を向上させた。
3次元(3D)プリンターやIoT(モノのインターネット化)を活用し、早期の開発を実現した。
電気設備の保安従事者は人材不足の傾向が強まっている。
課題解決へ向け、AI(人工知能)を活用したスマート保安の技術開発も産学官で検討が進められている。
こうした背景から、女性や年配者にまで幅広い世代に活躍してもらうためには、各種器具の軽量化、小型化といった、電気設備点検時の作業環境の改善が求められている。
中部電気保安協会では、各拠点などに現状約1300セットある各種の短絡接地器具について、状況をみて新型に切り換える。
同協会執行参与人財・技術開発センター所長の遠藤氏は、「安全を確保しつつ、作業性を向上させていくことが大事だ。こうした新型の器具を今後も開発し、作業者の負担を少しでも軽減できれば」と話している。
https://news.yahoo.co.jp/articles/1580bacf063bbf8777320fd567d969fcb90734f7
2023年1月19日20時0分にYAHOOニュース(鹿児島読売テレビ)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
肥薩おれんじ鉄道の鉄橋で19日午前、作業中の50代の男性が感電する事故があった。
男性は死亡し、警察は、安全管理上、問題がなかったかも含め捜査している。
感電事故があったのは肥薩おれんじ鉄道の上川内と川内駅の間の鉄橋だ。
警察によると、19日午前10時半すぎ、「現場で一緒に作業をしていた作業員が感電して服が燃えている」と消防に通報があった。
消防と警察が駆け付けたが、福岡県北九州市の塗装業、鶴元さん(56)の死亡が、その場で確認された。
現場では、8人がかりで鉄橋の塗装作業が行われていて、事故当時は2人で作業をしていた。
通報した作業員は「バチンという音がして振り向いたら人が倒れていた」と話しているという。
近くには2万ボルトの高い電圧で電気が流れる高圧線が通っていて、鶴元さんが何らかの原因で触れたとみられている。
遺体はやけどによる損傷が激しかったという。
警察は、安全管理上、問題がなかったかも含め捜査している。
事故の影響で、肥薩おれんじ鉄道とJR鹿児島本線の一部の区間で一時運転を見合わせ、約350人に影響が出た。
https://news.yahoo.co.jp/articles/43a1a0da307497046fb66e4d4f30b27b187a960b
1月19日17時6分にNHK鹿児島からは、組み上げた足場に乗って作業していた、バチンと音がして、見たら服が燃えていたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
19日午前10時半ごろ、薩摩川内市の川内川にかかる肥薩おれんじ鉄道の鉄橋で、「現場で一緒に作業していた作業員が感電して服が燃えている」と消防に通報がありました。
感電したのは、福岡県北九州市の鶴元さん(56)で、救助のため消防が駆けつけましたが、その場で死亡が確認されました。
警察によりますと、鶴元さんは肥薩おれんじ鉄道から鉄橋を塗装する委託を受けた業者の1人で、組み上げた足場に乗って作業を行っていたということです。
当時、現場周辺にはほかに7人の作業員がいて、近くにいた作業員は「バチンと音がして見たら服が燃えていた」と話しているということです。
警察は、何らかの原因で近くの高圧線と接触したとみて、現場の安全管理に問題がなかったか調べることにしています。
この事故で、肥薩おれんじ鉄道と、同じ電力を供給しているJR鹿児島本線の一部区間で、2時間余り運転が見合わせとなりました。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/kagoshima/20230119/5050021746.html
2022年12月3日5時58分にTBS NEWSから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
埼玉県飯能市の改装工事中のガソリンスタンドで、クレーンが電線に接触する事故があり、作業員1人が意識不明の重体です。
警察によりますと、きのう午前9時すぎ、飯能市の改装工事中のガソリンスタンドから「クレーンで作業中に電線に接触し、作業員の意識が無い」と119番通報がありました。
事故当時、重さおよそ800キロの鉄板を運び出す作業をしていて、クレーンが高さおよそ10メートルの電線に接触していることに気づかないまま、76歳の作業員が吊り上げた鉄板が回転しないよう押さえたところ、青い火花が上がったということです。
作業員は感電したとみられ、病院に搬送されましたが、意識不明の重体です。
警察は、業務上過失傷害の疑いも視野に、事故の原因を詳しく調べています。
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/220557?display=1
12月3日8時45分にYAHOOニュース(埼玉新聞)からは、鉄板の大きさなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
2日午前9時9分ごろ、埼玉県飯能市岩渕のガソリンスタンドで、改装工事をしていた日高市の男性会社役員(76)が、意識不明の状態で搬送された。
感電とみられる。
飯能署によると、男性は地盤保護のために敷設していた敷き鉄板(約2・24平方メートル、厚さ2センチ、800キロ)を撤去する作業に従事。
別の30代男性が操縦するクレーン車がつり上げた鉄板を、外から手で抑える補助者を担い、鉄板に触れた瞬間、青い火花が散ったという。
同じ工事現場にいた50代の男性作業員が119番した。
同署が事故の状況や原因、適切な安全管理がなされていたかなどについて調べている
https://news.yahoo.co.jp/articles/8702a645f6d37a09f0524851c41142ca5b264149
2022年9月3日18時51分にNHK新潟から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
3日午後4時前、新潟市中央区で街路樹の枝切り作業をしていた男性2人がけがをしたと119番通報があり、2人は意識不明の状態で新潟市内の病院に搬送されました。
搬送されたのは、新潟市秋葉区の会社員、轡田さん(47)と新潟市北区の会社員、小田さん(33)の2人です。
警察によりますと、2人は新潟市から委託を受けて、作業車に乗って街路樹の枝切り作業をしていたということで、高圧の電線で感電したとみて、事故の詳しい状況を調べています。
男性を救護した近所の男性によりますと、「ドーン」という音がなり、現場に向かったところ、男性2人が作業車のゴンドラの中で倒れていて、呼びかけたものの反応はなかったということです。
また、2人は安全ベルトのようなものを装着していましたが、Tシャツ姿で、1人は背中にやけどのような跡があったということです。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/niigata/20220903/1030022500.html
9月3日22時0分にYAHOOニュース(テレビ新潟)からは、別の作業をしていた同僚が感電に気づき通報した、高圧線には近づくだけで感電の危険があるなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
新潟市中央区で9月3日、街路樹のせん定作業をしていた男性2人が作業中に感電し、病院に搬送されましたが、意識不明の重体です。
2人が作業していた木の近くには高圧線がかかっていました。
警察によりますと、3日午後3時50分頃、新潟市中央区の市道で 街路樹のせん定作業をしていた新潟市秋葉区の会社員、轡田さん(47)と新潟市北区の会社員、小田さん(33)が感電しました。
2人は新潟市内の病院に運ばれましたが、意識不明の重体です。
新潟市からの委託を受け、当時、造園会社の社員6人で、せん定作業をしていましたが、2人は高所作業車のバケットで枝切りを担当していたということです。
別の作業をしていた同僚が2人が感電したことに気づき、消防に通報しました。
街路樹の周辺には高圧線がかかっていて、警察によりますと、接触しなくても近づくだけで感電の危険性があるということです。
警察は事故のくわしい原因を調べています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/b0c27361f13972c8159591b501dcb85fd1218356
9月4日6時49分にYAHOOニュース(テレビ朝日)からは、バケットを誤って操作し高圧電線に接近した可能性もあるなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
3日、新潟市で街路樹の剪定(せんてい)をしていた作業員2人が感電し1人が死亡、1人が意識不明の重体です。
午後4時前、新潟市の市道で高所作業車で街路樹の枝などを切断していた轡田さん(47)と小田さん(33)が高圧電線に近付き、感電しました。
現場にいた他の作業員が消防に通報し、2人は病院に搬送されましたが、轡田さんが死亡し、小田さんは意識不明の重体です。
警察は、2人が高所作業車のバスケットを誤って操作し、高圧電線に接近した可能性もあるとみて、事故の経緯を調べています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/d4148ef466b9c3c1b83eda2795889e73d9ca6611
2人は市の委託を受け、高所作業車のバケットに乗り、街路樹の枝を切る作業をしていた。
次の剪定場所に移動する途中で感電したとみられ、バケットの近くに高圧電線があった。
https://www.sankei.com/article/20220904-LEF2ZDCS4ZPLRIJIEF7TX54PM4/
9月4日7時49分にFNN PRIME(新潟総合テレビ)からは、高圧電線は数m近づいただけで感電する恐れがあるという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
警察によりますと、2人がせん定作業をしていた街路樹の上には高圧電線があり、作業中に電線に近づいたため、感電したとみられるということです。
高圧電線は数メートル近づいただけでも、感電してしまう恐れがあるということです。
https://www.fnn.jp/articles/-/412372
9月5日19時9分にYAHOOニュース(新潟総合テレビ)からは、電圧は66KVだった、電力会社は4m以上距離をとるよう注意を呼び掛けていたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
【記者リポート】
「事故があった現場です。街路樹のてっぺんから数m上のところに高圧電線のケーブルが伸びているのが分かります。作業員はこのケーブルに近づいたため、感電したとみられています」
街路樹の上に伸びていた高圧電線は地上から約11mの高さに。
この高圧電線には、直接触れなくても、近づくだけで感電する可能性があるといいます。
2人が近づいた高圧電線にかかっていた電圧は約6万6000ボルト。
感電を防ぐためにも、電力会社などは4m以上距離を取るよう注意を呼びかけていました。
警察は、高所作業車の操作を誤って2人が高圧電線に近づいたとみて調べています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/e1937e2811c767a2fc51bf9497f24337d8542c09
(ブログ者コメント)
作業者には、電線から4m以内に近づかないよう注意していたはずではあるが、現場にメジャーがあるわけではない。
もしかすると、4mという距離感覚がつかめなかったから、ということかもしれない。
(2022年9月30日 修正1 ;追記)
2022年9月28日16時55分にYAHOOニュース(テレビ新潟)からは、元請け、1次下請け、2次下請けの3社とも東北電力と事前協議を行わず感電防止措置も行っていなかった、事故はバケット収納時に起きたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。(新情報に基づき、タイトルも修正した)
事故をうけ、新潟市は28日、街路樹のせん定を発注していた造園会社など3社に対し、1か月の指名停止措置を行ったと発表しました。
指名停止期間は9月28日から10月27日までの1か月間です。
指名停止となったのは、市が発注した新潟市中央区のC園、1次下請けで新潟市東区のN造園土木、2次下請けで阿賀野市のK造園の3社です。
新潟市によりますと、3社は作業にあたって送電線の設置をしている東北電力と事前に協議を行っていなかったほか、感電の危険防止に必要な措置を行っていなかったことなどから、指名停止措置を行いました。
事故が起きたのは、新潟市中央区鐙西(あぶみにし)の市道で、警察などによりますと、3日午後3時50分頃、街路樹のせん定作業をしていた2人が感電し、救急搬送されましたが、1人が死亡しました。
もう1人は一時意識不明の重体となっていましたが、その後、意識は回復しているということです。
感電したのはK造園の2人で、2人が作業していた木の近くには高圧線がかかっていました。
2人は高所作業車のバケットで枝切りを担当していたということです。
せん定作業が終了した後、高所作業車のバケットを格納する際に送電線に接近したことから、バケット部分に乗っていた2人が感電したということです。
別の作業をしていた同僚が2人が感電したことに気づき、消防に通報しました。
街路樹の周辺には高圧線がかかっていて、警察によりますと、接触しなくても近づくだけで感電の危険性があるということです。
警察が業務上過失致死傷の疑いを視野に捜査しています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/3c4b1a6bef73a0d4d953d72ddfabafcd0b855e9f
9月28日15時18分にYAHOOニュース(新潟放送)からは、安全対策未実施のやや詳しい内容が下記趣旨でネット配信されていた。
新潟市は、受注した3社が送電線を設置した東北電力とその位置や高さなどについて事前に協議していなかったことや、監視人を置くなど、危険防止のための必要な措置をとっていなかったとして28日、3社に対し、指名停止措置を講じました。
https://news.yahoo.co.jp/articles/15ea5d98af659d7bd74fc75aa62b3d7804d8c0ae
9月28日17時20分にNHK新潟からは、絶縁用の防護具をつけていなかったという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
新潟市によりますと、2人は高所作業車のゴンドラに乗って作業を行い、ゴンドラを格納する際に高圧電線に接近して感電したということで、その際、感電を防ぐ絶縁用の防護具をつけず、作業を監視する人がいなかったうえ、電力会社との事前の協議を行っていなかったということです。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/niigata/20220928/1030022746.html
(ブログ者コメント)
送電線の近くで作業するのに、電力会社と事前協議していないとは思ってもみなかった。
発注した市は、仕様書に事前協議することと書いていなかったのだろうか?
2022年8月10日15時7分にYAHOOニュース(rkb)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
北九州市の工場で去年、ブレーカーをつけたまま照明器具を取り替えるなど、適切な作業手順を怠ったことで作業員を感電死させたとして、電気設備会社の男性社員が書類送検されました。
業務上過失致死の疑いで書類送検されたのは、北九州市小倉北区の電気設備会社に勤める34歳の男性です。
男性は去年7月、照明器具の交換を依頼された小倉北区許斐町の工場で、適切な作業手順を怠り、電線に触れた作業員の浦田さんを感電事故によって死亡させた疑いが持たれています。
警察は、男性が工事を発注した会社から事前にブレーカーを落とすよう指示されていたものの、そのまま照明器具を取り替えたことが事故につながったと判断しました。
取り調べに対して、男性は容疑を認めた上で、「作業効率を優先した」と供述しているということです。
https://news.yahoo.co.jp/articles/484d3b74ae9ebc55580580685b31700aa4754a41
8月10日16時9分にYAHOOニュース(福岡放送)からは、2人は一緒に作業していたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
去年7月、北九州市の工場で照明器具を取り換えていた作業員の男性が感電して死亡しました。
警察は10日、感電を防止するための措置を怠ったとして、一緒に作業していた男性を書類送検しました。
業務上過失致死の疑いで書類送検されたのは、北九州市小倉北区の電気設備会社に勤める34歳の会社員の男性です。
警察の調べによりますと、男性は去年7月、北九州市小倉北区許斐町の工場で、照明器具の取り換え作業を行う際に感電防止措置を怠り、一緒に作業していた同僚の浦田さん(当時28)を感電死させた疑いが持たれています。
男性は第一種電気工事士の資格があり、本来はブレーカーを落として電気を止めて作業をするよう決められていましたが、調べに対し「作業効率を優先させ、ブレーカーを落とさず作業した」と話しているということです。
https://news.yahoo.co.jp/articles/85576e5c0ad31c852da6617055088df9196bba4a
2022年8月4日19時10分にFNN PRIME(鹿児島テレビ)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
4日午前11時ごろ、霧島市牧園町万膳で「男性が電柱につり下がっている」と119番通報がありました。
九州電力送配電によりますと、男性は関連会社の56歳の委託作業員で、消防に救助され病院に運ばれましたが、約3時間半後に死亡しました。
男性は、電線に倒れかかっていた竹の除去作業をしていて感電したとみられています。
九州電力送配電は「今後このようなことがないよう再発防止に万全を期したい」としています。
https://www.fnn.jp/articles/-/399057
2022年7月10日14時11分にNHK新潟から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
10日午前10時半ごろ、長岡市要町にある「N精米工場」で40代の男性が倒れているのが見つかり、工場の従業員から消防に通報がありました。
男性は長岡市内の病院に搬送され、その後、死亡が確認されました。
警察によりますと、精米工場は10日は稼働しておらず、男性は1人で精米機の部品交換作業を行っていたということで、工場内の漏電に気づいた電気の保安業者や工場の従業員などが駆けつけたところ、男性が倒れていたということです。
男性は電線の被膜を取りのける工具を握っていたということで、手にやけどの跡が残っていたことなどから、警察は男性が作業中に感電したとみて詳しい状況を調べています。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/niigata/20220710/1030021703.html
7月10日14時34分にYAHOOニュース(新潟総合テレビ)からは、漏電アラームが鳴ったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
10日午前10時すぎ、長岡市のN精米工場で、岡山県に住む男性会社員(49)が意識不明の状態で倒れているのが見つかりました。
男性は病院に運ばれましたが、約1時間半後に死亡が確認されました。
警察によりますと、男性は1人で精米機の部品の交換作業を行っていたということです。
当時、漏電を知らせるアラームが鳴ったこと、また男性が右手に電線の被膜を剥ぐための工具を握っていて、やけどの跡もあることから、警察は作業中に感電した可能性があると見て、事故の原因を詳しく調べています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/2ca4288aecb8eda9dabedb876b2f77b30348862a
7月11日11時52分に新潟日報からは、漏電の自動通報を受けた電気保安協会の従業員らが倒れている男性を見つけたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
10日午前10時半前、新潟県長岡市要町3の「N精米工場」で、精米機のメンテナンス中だった岡山県玉野市、会社員の男性(49)が意識不明で倒れているのを、漏電の自動通報を受けた東北電気保安協会の従業員らが見つけ、119番通報した。
男性は搬送先の病院で死亡した。
長岡署によると、男性は同工場から部品交換の依頼を受けたメンテナンス会社の社員で、10日午前9時ごろから1人で作業をしていた。
発見された際、電線の被膜をはぐ工具を握っていた右手にやけどの跡があったことから、同署は感電した可能性があるとみている。
https://www.niigata-nippo.co.jp/articles/-/84681
2022年5月12日11時56分にYAHOOニュース(テレビ新潟)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
5月11日午後10時すぎ、新潟県長岡市で変圧器の取替作業をしていた30代男性が感電する作業事故がありました。
警察によりますと、男性は長岡市神田町1丁目の歩道上に設置されている変圧器を取り替えようと、変圧器が格納されている箱の内部に頭を入れて作業をしていたところ、電流が流れている部分に接触し感電したということです。
消防によりますと、救急搬送時、男性に意識は無く、呼吸も無かったということです。
警察は、作業に問題がなかったかなど、事故の原因を詳しく調べています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/f0a78c85ddfbb7f1bc2796f624e0b4c08c8b8aa8
5月12日19時30分にFNN PRIME(新潟総合テレビ)からは、頭部の一部が変圧器に触れたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
11日午後10時半ごろ、長岡市神田町で歩道上にある変圧器の取り替え作業をしていた30代男性の頭部の一部が変圧器に触れ、感電しました。
男性はすぐに病院に運ばれましたが、意識不明の重体となっています。
警察によりますと、男性は通電状態で作業していたということで、警察が事故の原因などを詳しく調べています。
https://www.fnn.jp/articles/-/359123
2021年6月20日18時4分にYAHOOニュース(TBS NEWS)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
栃木県小山市で20日午前、高所作業車に乗って枝の伐採をしていた男性が、全身に大やけどをして死亡しました。
作業中に誤って高圧電線と接触したとみられています。
小山市横倉新田で午前9時40分ごろ、「工場内で柱の上が燃えている。人が燃えている」と110番通報がありました。
現場に消防が駆けつけたところ、市内の造園業・信末さん(男性、68歳)が高所作業車の上にある作業床で倒れているのが見つかりました。
信末さんは、通報からおよそ4時間後、全身に大やけどをしている状態で救出されましたが、運ばれた先の病院で死亡が確認されました。
警察によりますと、信末さんは事故当時、1人で高所作業車を使って木の枝などの伐採作業を行っていたということで、ほかにけが人はいませんでした。
作業車は高圧電線のすぐ近くにあり、信末さんが見つかった作業床に焼け焦げた痕もあることから、警察は伐採作業中に操作を誤って電線に接触したとみて、当時の状況などを調べています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/9e28275e4e42dc463a4ec051e6c9eba13cfd07ce
2021年6月9日19時8分に毎日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
9日午前9時10分ごろ、横浜市戸塚区のゴルフ場「戸塚カントリー倶楽部」で「高所作業車が高圧線に接触し、負傷者がいる」とゴルフ場従業員から119番があった。
神奈川県警戸塚署などによると、40代と50代の男性作業員2人が、乗っていた高所作業車のゴンドラ内で死亡しており、高圧線に接触して感電したとみられる。
同署は、業務上過失致死容疑を視野に事故原因を調べる。
同署によると、2人は東京都渋谷区の造園会社の作業員で、この日は午前7時から高所作業車で樹木の伐採作業をしていた。
午前8時10分ごろ、水まきをしていた業者がゴンドラから炎と煙が上がっているのを見てゴルフ場に連絡。
送電を止めてから救助活動をしたため、遺体の確認をしたのが約5時間後になった。
木と高圧線は離れているが、高所作業車本体とゴンドラをつなぐアームを旋回させると届く位置だった。
ゴルフ場には、死亡した2人のほか、同社の現場監督者と別の作業員2人の計3人もいたが、当時は別の場所にいたという。
現場近くにはJRの送電線もあり、JR東日本は救助作業の安全のため、同日正午ごろに送電を停止。
この影響でJR横浜線の東神奈川―八王子間で約2時間、運転を見合わせた。
上下線計27本が運休し、約1万1000人に影響した。
https://mainichi.jp/articles/20210609/k00/00m/040/122000c
6月9日19時21分にYAHOOニュース(FNN PRIME)からは、カゴの部分は黒く変色していたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
FNNのカメラが上空からとらえた事故直後の様子では、高圧電線に引っかかった高所作業車の周りには、救急隊員や消防隊員が複数人確認できる。
高圧電線の下に止まる高所作業車。
近くには、伐採された数本の木が確認できる。
作業員が乗っていたとみられるカゴの部分は焦げたように黒く変色し、激しく損傷しているように見える。
JR東日本によると、接触した高圧電線がJRの設備だったため、点検のため、送電を一時停止。
その影響で、東京と横浜市を通るJR横浜線が、9日正午から運転を見合わせたため、JR町田駅は利用客で混雑した。
https://news.yahoo.co.jp/articles/a3c28e39610e7206d8bd185b57a309b8aca26737
6月9日16時53分にNHK神奈川からは、ゴンドラ部分にあるコントローラーで操作していたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
近くには、ほかにも高圧線があったため、救出活動は付近の電気をとめてから行われ、事故からおよそ5時間後に助け出されましたが、2人はすでに死亡していたということです。
これまでの調べで、2人はけさ7時ごろからゴンドラ部分にあるコントローラーを使って高所作業車を操作し樹木の伐採を進めていて、地上の運転席は無人だったということです。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/yokohama/20210609/1050014064.html
(2022年3月13日 修正1 ;追記)
2022年3月12日5時1分にYAHOOニュース(神奈川新聞)からは、事故原因は明確にならなかったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
横浜市のゴルフ場「戸塚カントリー倶楽部」(同市戸塚、旭区)で昨年6月、高所作業車の男性作業員2人が高圧線に接触して感電死した事故で、神奈川県警が関係者の刑事責任を問えないと結論付け、捜査を終結していたことが11日、県警への取材で分かった。
捜査関係者によると、2月中旬に捜査結果をまとめた書面を横浜地検に送付した。
県警戸塚署によると、これまで、作業車やゴンドラなど設備面について捜査したが、不備は認められなかった。
また事故当時、現場には死亡した2人以外に直接の目撃者がおらず、事故原因も明確にならなかったことなどから、関係者の過失を認定できる十分な証拠がそろわなかったという。
https://news.yahoo.co.jp/articles/2854e00e8bdb574f0cb2d2874dfb93abb3f08e98
2021年4月13日7時0分に福井新聞から下記趣旨の記事が、飛散したタイヤなどの写真付きでネット配信されていた。
北陸電力送配電(本社富山市)は4月12日、福井県敦賀市内で同日行っていた配電線工事中にクレーン車が誤って送電線に接近、電流が流れた影響でタイヤ部分が破裂、飛散し、周辺の民家と倉庫計3軒の窓ガラスや外壁が破損するなどの被害が出たと発表した。
住民や作業員にけがはなかった。
このトラブルにより、関西電力美浜原発など6件に供給していた特別高圧、高圧の電気が約15秒間停電した。
北陸電力送配電によると、同日午前9時45分ごろ、敦賀市中で配電線の電柱の建て替え工事に当たっていたクレーン車がアームを伸ばした際、高さ約21メートルにあった電圧7万7千ボルトの送電線に接近、地面に電気が漏れる「地絡」が起きた。
この影響で、クレーン車の直径約1・2メートルのタイヤ4本のうち3本が破裂。
ホイールを固定する直径約60センチの金属製リング3本が吹き飛び、最大で約30メートル離れた場所に飛散したという。
近くの倉庫外壁のトタンと窓ガラスが損壊し、NTTの電柱が折れた。
さらに周辺の民家2軒の窓ガラスや外壁、軽乗用車にも被害が出た。
作業員6人は無事だった。
同社は、「地元の皆さまや関係者に大変なご迷惑をかけ、深くおわびする。再発防止に努める」とコメントした。
https://www.fukuishimbun.co.jp/articles/-/1296869
4月13日7時9分に読売新聞からも同趣旨の記事が、送電線に接触した状態のクレーン車の写真付きでネット配信されていた。
北陸電力送配電は12日、福井県敦賀市中の配電線の工事現場で同日午前9時45分頃、クレーン車が誤って送電線に接近し、電流が地面に放電されるトラブルがあったと発表した。
同社などによると、けが人はなかったが、衝撃でクレーン車のタイヤ三つが飛散。
建物の外壁が壊れるなどしたという。
近くの男性(82)は、「大きな爆発音が数回して、自宅が揺れた」と話した。
トラブルの影響で、関西電力は12日、定期検査中の美浜原発3号機(美浜町)で外部からの一部の送電線で電気が一時受けられなくなったと発表した。
https://www.yomiuri.co.jp/national/20210413-OYT1T50077/
(ブログ者コメント)
運転席にいた人が無事だったのは分かるが、他の5人の作業員の方、よくぞ側撃雷も飛散したタイヤの直撃も受けなかったものだ。
それにしても、近くの家が揺れるほどの衝撃。
運転席にいた人はどんな感じだったのだろうか?
2020年8月26日20時48分にYAHOOニュース(チューリップテレビ)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
25日午後2時ごろ、富山市大泉中町の建築会社で、配線工事をしていた富山市山室の会社員平釜さん(男性、34歳)が会社の天井裏で倒れているのが見つかりました。
平釜さんは病院に運ばれましたが、およそ1時間半後に死亡が確認されました。
警察によりますと、平釜さんは新築中のショールームの配線工事を請け負っていて、天井裏で1人で作業していたということです。
建築会社に電力に異常があるとの連絡が入ったため、職員が確認に行ったところ、倒れている平釜さんを見つけました。
感電死とみられていて、警察は詳しい原因を調べています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/7b747c94ff9708650cae46662d02ed1fae9d8507
2020年8月24日18時57分にNHK広島から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
24日午後4時半ごろ、東広島市の吉川工業団地で、工場の従業員から「電気工事中にショートし従業員がけがをした」という通報が消防に寄せられました。
警察や消防によりますと、工場で作業をしていた47歳と22歳の男性2人が火花でやけどを負って病院に搬送されたということです。
いずれも意識はあり、命に別状はないということです。
2人は工業団地にある「M社広島工場」で作業していたということで、警察や消防が詳しい状況を調べています。
現場は、東広島市の吉川小学校から南東におよそ1.2キロにある、工場が立ち並ぶ地域です。
https://www3.nhk.or.jp/hiroshima-news/20200824/4000008720.htmlhttps://www3.nhk.or.jp/hiroshima-news/20200824/4000008720.html
(ブログ者コメント)
以下は、映像の1コマ。
屋外工事中の事故だった模様。
2020年8月2日付で毎日新聞千葉版から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
7月31日午後5時ごろ、御宿町岩和田の御宿岩和田漁港で、「防波堤付近で2人が倒れている」と漁港関係者の男性から119番があった。
救急隊が50代くらいの男女2人が意識不明で倒れているのを確認し、病院に搬送したが、その後、死亡が確認された。
いすみ署や漁協などによると、2人は夫婦で、8月1日解禁のイセエビ漁の準備のため、備え付けの電動ウインチを使って小型船の引き上げ作業をしていたとみられる。
女性はウインチのワイヤを引っ張った際に倒れ、駆けつけた男性もワイヤに触れた直後に倒れたという。
2人に目立った外傷はなく、同署は2人が感電した可能性もあるとみて調べている。
https://mainichi.jp/articles/20200802/ddl/k12/040/113000c
8月1日7時16分にNHK千葉からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
先月31日、午後5時ごろ、千葉県御宿町にある御宿岩和田漁港で、「人が倒れている」と漁業関係者から消防に通報がありました。
警察や消防が駆けつけたところ、50代くらいの男女2人が港で倒れていて、いずれも近くの病院に搬送されましたが、まもなく死亡しました。
警察によりますと、2人は当時、小型船を陸に引き上げる作業をしていたとみられ、はじめにワイヤーを使っていた女性が倒れた後、一緒にいた男性もワイヤーを触った直後に倒れたという目撃情報があるということです。
このため警察は、2人が作業中に何らかの原因で感電した可能性もあるとみて、詳しい状況を調べています。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/chiba/20200801/1080011771.html
(ブログ者コメント)
以下は、NHK映像の2コマ)
2020年5月3日17時54分に琉球放送から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
1日午後3時半ごろ沖縄市泡瀬のアパートで足場の解体作業を行っていた男性が近くの電線に触れて倒れました。
男性の右腕と左の太ももには電流が流れることによって生じる傷「電撃傷」があり、心肺停止の状態で病院に運ばれましたが、およそ8時間後に死亡が確認されました。
亡くなったのは糸満市糸満の新垣さん21歳です。
警察が詳しい原因を調べています。
(ブログ者コメント)
足場の解体や組み立て中の電線接触感電事例は、本ブログでも過去に何件か紹介スミ。
2019年12月20日15時0分に神戸新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
電気を止めないまま電力メーターを取り換える危険な作業を、無免許の作業員がしている-。
神戸新聞社の双方向型報道「スクープラボ」に兵庫県姫路市の男性から情報が寄せられた。
電気工事士の資格を持つ男性は火災や爆発の危険性を指摘し、「電気工事に従事するには資格が必要なはず」と訴える。
問題はないのか取材した。
男性が「無免許」を指摘する工事の施工会社(大阪市北区)に聞いてみた。
担当者は、「一部に無免許の作業員はいる」と認める一方、「法律的に問題はない」と強調した。
この会社は関西電力のグループ企業で、関電の委託を受けて電力メーターを交換している。
関電に取材すると、「社内の技能認定試験を取得しないと作業できないようにしている」とし、問題ないとの認識だ。
だが、現実は事故が相次いでいる。
神戸新聞社が入手した施工会社の内部資料には、作業員の単純ミスによる事故が連なる。
2018年8月には、電力メーター取り換え時に電線を挿入する端子穴を間違え、火花が発生しショートさせた。
配線を整理せず、挿入部分を見ていない初歩的なミスが原因とされた。
16年12月の事故では、メーターのネジを緩めようとした際、電動ドライバーが別のネジに接触しショートした。
経験1年未満の作業員が担当し、ショート防止のカバーを付けないルール違反があったとされる。
家屋に停電が発生して電化製品が故障したり、作業員がけがをしたりしたケースも報告されている。
関西電力は、作業員がけがをした事故は委託先から報告を受け、計器交換中の事故は「過去5年で複数件」とする。
男性は、「端子や電線に接触すると爆発の恐れがあり、負傷事案の把握だけでは不十分」と憤る。
電気工事の規則などについて経済産業省中部近畿産業保安監督部近畿支部に聞いた。
男性の言うように、欠陥工事による災害発生を防ぐため、作業には電気工事士法で免許取得が義務付けられている。
一方、同法施行令は、免許なしでできる「軽微な作業」を規定。
電力メーター交換はこれに該当し、免許不要という。
さらに、「電力会社所有の電力メーターは、電気工事士法の適用外」とされているという。
同支部の担当者は、「電力会社が作業をするので『技術的に大丈夫』という前提で法律が作られている」と解説する。
電力会社なら大丈夫というのは、法の不備では-。
記者の質問に担当者は、「誰でも触れるわけではないが、法律がカバーしきれていないのかもしれない。これ以上は本省に聞いてほしい」と言葉を濁した。
※神戸新聞社は、読者の投稿や情報提供を基に取材を進める双方向型報道「スクープラボ」
を始めました。
身近な疑問や困りごとから、自治体や企業の不正告発まで、あなたの「調べてほしい」ことをお寄せください。
LINEで友だち登録(無料)した後に投稿できます。
皆さんと一緒に「スクープ」を生み出す場。
ご参加をお待ちしています。
https://www.kobe-np.co.jp/news/sougou/201912/0012975308.shtml
2019年3月19日12時35分にNHK静岡から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
去年、御前崎市で、高圧の電線を修理していた作業員の男性が感電し、一時、心肺停止になった労働災害について、磐田労基署は、危険を防止するための必要な措置を講じなかったとして、中部電力と出先部署の元所長の男性を労安法違反の疑いで書類送検した。
書類送検されたのは、中部電力と出先部署「浜岡サービスステーション」の元所長の51歳の男性。
同署によると、中部電力と元所長は、去年7月下旬、御前崎市内で高圧の電線の修理を行う際、作業に当たった当時28歳の男性に、感電を防ぐ保護のための器具を十分装着させないなど危険を防止する必要な措置を講じなかったとして、労安法違反の疑いが持たれている。
男性は作業中に感電し、一時、心肺停止になったという。
同署は18日、静岡地検浜松支部に会社と元所長の書類を送致した。
調べに対し、元所長は容疑を認めているという。
中部電力は、「関係者の皆様におわび申し上げます。作業の安全にいっそう努めて参ります」としている。
出典
『感電で中電と元所長を書類送検』
https://www3.nhk.or.jp/lnews/shizuoka/20190319/3030002317.html
2018年12月18日21時32分にTBS NEWSから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
18日午後3時半ごろ、東海第2原発の敷地内にある屋内開閉所と呼ばれる建物の外で、43歳の男性作業員が倒れているのを同僚が見つけた。
男性は病院に運ばれたが、まもなく死亡が確認された。
日本原子力発電によると、男性は協力会社の作業員で、同僚と2人で電気機器の点検作業をしていたという。
安全に作業を行うために、仮設のアース線を設けて作業をしていたが、事故が起きた時には、アース線のコネクト部分が外れていたという。
警察や日本原子力発電は、感電した可能性が高いとみて、原因を詳しく調べている。
東海第2原発は首都圏唯一の原子力発電所で、先月、原子力規制委員会から20年の運転延長が認められ、再稼働を目指している。
出典
『東海第二原発で作業員死亡、感電死か』
https://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye3552671.html
12月18日20時39分に産経新聞からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
作業は17日から行われており、送電は停止されていたという。
出典
『東海第2原発で作業員死亡 放射線管理区域外で感電か』
https://www.sankei.com/affairs/news/181218/afr1812180037-n1.html
12月18日21時35分に時事ドットコムからは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
男性は開閉所の壁付近に倒れていた。
出典
『東海第2原発で作業員死亡=感電か、定期点検中』
https://www.jiji.com/jc/article?k=2018121805675&g=soc
12月19日付で毎日新聞茨城版からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
原電や警察によると、男性は同日朝から作業員2人で、原子炉建屋の外にある別の施設で絶縁抵抗測定と呼ばれる電気系の点検作業をしていた。
出典
『東海第2原発 電気設備点検の男性作業員死亡』
http://mainichi.jp/articles/20181219/ddl/k08/040/082000c
(2018年12月28日 修正1 ;追記)
2018年12月27日18時3分にNHK茨城から、誘導電圧現象が原因だったという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
日本原電は、「アースの役割を果たす線を外したため、感電したとみられる」と、事故の原因を明らかにした。
日本原電によると、作業は電線の通電を止めた上で行われていたが、男性が倒れていた場所から10mほどのところにある別の電線には高圧電流が流れていたため、離れた電線にも電流が流れる「誘導電圧」と呼ばれる現象が起きたとみられるという。
現場では、こうした事態に備えて、アースの役割を果たす「接地線」と呼ばれる電線を引いていたが、何らかの理由でこれを取り外したため、感電した可能性が高いという。
東海第2原発の保志副所長は、「事故を重く受け止め、二度と同じような事故を起こさないという決意のもと、対策を講じていく」と述べ、今後、接地線を簡単に取り外しができないものに変更したり、安全教育を徹底したりすることにしている。
出典
『原発作業員“アース”外し死亡か』
https://www3.nhk.or.jp/lnews/mito/20181227/1070005038.html
(ブログ者コメント)
以下は、日本原電HPに掲載されている資料の抜粋。
添付写真や図によると、作業員の上方、約10mの位置に屋内開閉所のコンクリート壁を貫通した高圧電線が通っている。
■原因調査結果
作業にあたっては、予め東海原子力線2号を停電させるとともに、隣接している東海原子力線1号(受電中) からの誘導電圧※3を考慮し、屋内開閉所内に本接地を行い、地面に電気が流れるようにしていた。
当日は、屋内開閉所内の機器を点検する際に干渉する本接地を外すため、作業場所から離れた屋外に代替接地を行い、屋内開閉所内で点検作業を続けていた。
他の作業員への聞き取り調査の結果から、被災者は、屋内開閉所での点検作業中に何らかの理由で屋外の代替接地箇所に移動し、当該接地を外したことで誘導電圧が加わり感電したものと推定される。
また、被災者は、点検作業前の確認※4において、他の作業員に対し「屋外の代替接地には触れないこと、外さないこと」等を周知していることから、接地についての知識や理解が十分あったものと推定される。
このため、被災者が代替接地を外した理由を究明することができなかった。
■再発防止対策
代替接地は不具合があった場合、重大事故につながるおそれがあることから、人命を必ず守るという強い決意の下、個人のいかなる振る舞いがあった場合でも、接地線を外すことを防止する対策を検討した。
1.ハード面の対策
代替接地を伴う作業中は、簡単に当該接地を外せない対策を
講じる。
(1)代替接地(接地極側)を先に外すことができない構造を持つ器具の採用
(2)代替接地が不用意に外れないカバーの設置
2.ソフト面の対策
特別高圧の作業に従事する者に対して、代替接地の重要性を
繰り返し認知させる対策を講じる。
(1)社内規程への反映
代替接地を実施する場合は、代替接地を外してはいけないという注意表記を行うことや、すべての代替接地接続箇所に「操作禁止」表示を行う旨、社内規程に明記する。
(2)作業請負会社への要求事項の明確化と当社による確認
①作業請負会社への要求事項として、作業前の確認において、代替接地を外さないこと、誘導電圧に関する安全配慮を情報共有する旨明記するとともに、当社はこれらの要求事項が確実に実行されていることを日報等により確認するとともに、適宜立会い、当社からも注意事項を伝える。
②作業請負会社への要求事項として、許可なく代替接地に接近させないため、専従の監視人を配置する旨明記するとともに、当社が適宜現場を確認する。
③作業請負会社への要求事項として、特別高圧の作業に従事する者に対して、誘導電圧が発生する仕組みや災害事例及び接地取扱手順等を教育する旨明記するとともに、当社がその教育内容及び教育実績を確認する。
さらに、今回の事故を教訓として安全文化醸成の観点から、所長を含めた管理職、所員が現場に出向き会話することで、「予定から外れた場合には必ず立ち止まること」「安全に関し言い合える職場風土を醸成すること」の重要性を発電所で働く者全員に対して浸透させていく。
出典
『東海第二発電所 屋内開閉所における作業員の死亡事故について (再発防止対策等の取りまとめ)』
http://www.japc.co.jp/news/press/2018/pdf/301227.pdf
11月12日19時6分にNHK北海道から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
12日午後2時ごろ、苫小牧市表町2丁目で電線の張り替え作業をしていた業者から、「作業員が感電して意識がない」と消防に通報があった。
警察と消防が駆けつけたところ、20代の作業員の男性が電柱の上でぐったりしているのが見つかり、ドクターヘリで札幌市内の病院に搬送されたが、意識不明の重体だという。
警察によると、電線の張り替え作業は北海道電力が発注したもので、下請け業者が電気を止めた状態で作業にあたっていたが、別の作業員は警察に対し、「男性が作業を続けていることに気づかず、電気を通してしまった」と話しているという。
警察は、当時の状況を詳しく調べている。
また、苫小牧市では12日午後2時ごろから、一時、800戸あまりが停電し、北海道電力は事故との関連を調べている。
出典
『電線張り替え 作業員感電し重体』
https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20181112/0005615.html


















その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。