2017年7月20日20時53分に朝日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
7月20日21時2分に共同通信からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
消費者庁は20日、電気などの動力で刃が回転する草刈り機で指を切断するなど大けがをする事故が夏場に多発していると注意喚起した。
2009年9月から今年6月までに、消費者庁が把握しているだけで、草刈り機が関係する事故が140件発生。
そのうち112件は医療機関から寄せられた案件で、被害者の半数が60歳以上だった。
内訳は、切り傷が70件で最多、骨折16件、指などの切断11件、目の損傷9件。
消費者庁などによると、60代の男性は5月、草刈り中に機械の刃があたって砕けたコンクリートの破片で目を損傷。
70代の男性は14年、刃に絡まったツタを取り除いていたところ、刃が回りだして手を巻き込まれた。
14年7月には、草刈り機がはねた2cm弱の針金が使用していた30代男性の胸に刺さり、心臓を覆う膜まで達した。
回転中の刃が木などにあたり、機械が思わぬ方向へはじかれることによる事故もあった。
国民生活センターが4枚刃の機械で実施した、草刈り機の刃を2、3cmの小石に当てる実験では、回転する刃に当たった石が時速約130kmで約68m飛散し、車の窓ガラスが割れた。
消費者庁は、
▽他の人が周囲にいないことを確認
▽地面の石などの異物を取り除く
▽保護メガネなどの保護具を必ず身につける
▽刃に絡まった異物を除く時は機械を完全に止める
よう、注意を促している。
異物の多い場所で草刈りする場合は、ナイロン製コードが刃の役割を果たすタイプの機械が危険性が低いという。
出典
『草刈り機で指切断や目損傷…夏場に事故多発 消費者庁』
http://www.asahi.com/articles/ASK7N54RFK7NUTFL00L.html
『草刈り機の事故、8年で140件 消費者庁、注意呼び掛け』
https://this.kiji.is/260734049124681210?c=39546741839462401
(ブログ者コメント)
以下は7月20日付で消費者庁と国民生活センターの連名で出されている文書。
『刈払機(草刈機)の使用中の事故にご注意ください !』
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。