本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。 それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。 本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。 一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。 (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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2016年9月17日付で毎日新聞岐阜版から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
JR東海は、16日、関ケ原町山中の東海道新幹線関ケ原トンネルの補修工事で、液体状のモルタルを誤って近くを流れる黒血川に流出させたと発表した。
県は、ドジョウ約100匹などが死んでいるのを確認した。
同社によると、同日午前2時15分ごろ、トンネル裏側の隙間をモルタルで埋める作業をしていたところ、モルタルを通す配管が詰まったため取り外すと、モルタルがあふれ、水路を経由して黒血川に流出した。
列車運行に影響はなく、けが人もない。
約4時間半後に現場から約1km離れた付近を通行した人が川が泡立っているのを見つけ、JR東海に連絡。
調査の結果、最大約2.8m3のモルタルが川に流出したことが分かった。
モルタルは回収中。
黒血川の水は、飲料水には使用されていないという。
同社は、「迷惑をかけ申し訳ない。工事管理を徹底し、再発防止に努めたい」と話している。
出典
『モルタル 川に流出 ドジョウなど死ぬ JR東海工事用 /岐阜』
http://mainichi.jp/articles/20160917/ddl/k21/040/027000c
(ブログ者コメント)
2016年9月16日付でJR東海から、流出状況の写真や事故のイメージ図などがネット配信されていた。
『東海道新幹線 岐阜羽島駅~米原駅間におけるトンネル充填材の流出について』
http://jr-central.co.jp/news/release/_pdf/000031700.pdf
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プロフィール Profile
HN:
魚田慎二
性別:
男性
自己紹介:
化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。
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