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                                                       本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。  それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。  本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。        一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。       (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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2012年10月4日付で朝日新聞島根版から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
安来市の日立金属安来工場で3日午前中に火災があり、工場が消防に通報していなかったことが分かった。
けが人はなかったが、安来市消防本部は工場に対し、消防法の通報義務に基づいてすぐに通報をするように口頭で注意した。


同本部によると、火事があったのは市内2カ所の工場のうち、海岸部の飯島町と亀島町にまたがる通称海岸工場。
午前10時25分ごろ、金属製品を洗った際に発生する酸性ガスを取り除いて排気する装置付近から出火し、ファンと高さ10mほどの塩化ビニール製の煙突が燃えたという。
工場内の消防隊が放水し、25分ほどで鎮火した。


消防には午前10時35分ごろ、安来市から中海を挟んで対岸にある米子市の男性から「黒煙があがっている」と119番通報があり、工場に電話して火事が分かったという。

火災について日立金属本社は、鎮火まで消防に通報しなかったことを認めたうえで「工場は自前の消防隊で対応できると判断したのかもしれないが、消防の注意を真摯に受け止め、今後はすぐに通報するよう対応を改善したい」と話している。

 
 出典URL
http://mytown.asahi.com/shimane/news.php?k_id=33000001210040001
 
 
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2012年10月2日付で長崎国際テレビから、10月3日付で毎日新聞長崎版から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
2日午後4時前、大村市のニチレイフーズ長崎工場で「天井から煙が出ている」と消防に通報があった。
火は工場の天井裏や断熱材などを焼いた。
出火当時、工場は稼働していて、従業員250人全員が外に避難したが、避難する際に煙を吸った女性3人が病院に運ばれ、治療を受けた。

 
ニチレイフーズ本社広報によると、「自動火災報知機が鳴って煙が出たので消そうとしたが消えなかった」と長崎工場から連絡があったという。
 
長崎工場は、延べ床面積およそ7500m2で、主に業務用、家庭用の冷凍食品を生産していた。ダクト部分の燃え方が激しいとみられる。
警察と消防が火事の詳しい原因を調べている。

 
出典URL
http://www.nib.jp/realtime/news/news_3014432.html
http://mainichi.jp/area/nagasaki/news/20121003ddlk42040486000c.html
 
 
また、10月3日付で朝日新聞長崎版(聞蔵)からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
天井約85m2が焼けた。
1階通路の配電盤の上部の天井が焼けていたという。
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2012年9月7日21時0分にNHK大分から、また9月8日付で朝日新聞大分全県版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
7日午後1時半ごろ、大分市の新日鉄大分製鉄所で、製鋼過程で出る「転炉ダスト」と呼ばれる、鉄分を含んだチリ状の粉を運搬するベルトコンベアから黒煙が出ているのを、敷地内で工事をしていたクレーンの運転手が気づき、消防に通報した。
新日鉄の自衛消防団が消火に当たり、火はおよそ30分後に鎮火した。
現場近くに作業員はおらず、けがをした人はいなかった。


新日鉄によると、ベルトコンベアは、工場と工場をつなぐように設置され、長さが180m、幅が70cmある。
中央部分が焼けているが、鉄製のカバーで覆っているため、どの部分が焼けたのか、現時点ではわかっていないという。


定期的に点検を行っていたということで、新日鉄などで火事の原因を調べている。


出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/oita/5074860561.html
 
 
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2012年9月2日付の朝日新聞山形庄内版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
1日午前1時50分ごろ、酒田市宮海の資源リサイクル会社「Gシステム」の第1工場の従業員から「工場の屋根が燃えている」と119番通報があった。
 
警察によると、放水すると水蒸気爆発を起こす恐れがあり、消火作業は難航。
火は約3時間半後にほぼ消えたが、午後9時現在もくすぶっているという。けが人はいなかった。
 
アルミを炉で溶かす過程で火の粉が飛び、工場内にあったアルミのちりに燃え移ったらしい。
 
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2012年8月20日1時59分にNHK NEWS WEBから、同日0時37分に読売新聞から、同日19時7分に朝日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
19日午後10時40分すぎ、仙台市や七ヶ浜町などにまたがる「JX日鉱日石エネルギー仙台製油所」の敷地内にある発電施設から煙が出ていると、製油所から消防に通報があった。
消防がポンプ車や化学消防車など11台を出して現場に駆けつけ、火はおよそ2時間後に消し止められた。
けが人はいなかった。


仙台製油所によると火事があったのは、LPGやメタンなどのガスを燃焼させてタービンを動かし、24時間電気を発生させているガスタービンの施設で、3基あるうち3号機から火が出たという。
出火当時、同タービンは稼働中だった。
 
警察によると、ガスタービン発電機の配管から漏れた油に引火したが、炎が上がったのは一瞬だったという。

 
出典URL
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20120819/k10014385351000.html
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20120820-OYT1T00051.htm
http://www.asahi.com/national/update/0820/TKY201208200365.html
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2012年8月9日付で朝日新聞愛媛全県版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。また同日付で親会社の井関農機のHPにも、同趣旨のお知らせが掲載されていた。
 
8日午後4時35分ごろ、松山市の農機製造会社「井関松山製造所」の工場付近から出火、鉄骨平屋建て工場の1室、約120m2が焼けた。けが人はなかった。
 
同社によると、焼けたのは農機を塗装する塗装ライン塗装ブースで、塗装作業員が作業後、塗料を吹き付ける機械(静電ガン)をシンナーで洗っていたところ、発火したという。
警察が、出火原因を調べている。
 
同社は、「静電気が発生し、シンナー缶に引火したのではないかとみているが、原因を調査し、対応策を考えたい」としている。

 
出典URL
http://www.iseki.co.jp/news/news20120809.pdf
 
 
 
(ブログ者コメント)
 
□静電ガンをシンナー缶の中でゆっくりと洗う程度では、発火するほどの静電気は発生しないような気がする。
ガンコな汚れを金属ブラシで強くこするといった特別な洗い方をしていたのではないか?あるいは作業者の靴が静電靴でなかったとか・・・。
 
□この会社は、井関農機の100%出資子会社だ。このような場合、この程度の事故であれば、子会社の事故ということで、親会社のHPには何も掲載されないことが多いのだが、井関農機HPには掲載されていた。情報公開が進んでいるのだろう。

 


(2012年9月3日 修正1 ;追記)

2012年8月9日付の愛媛新聞紙面に、作業時の様子やとられていた静電気対策が、下記趣旨で掲載されていた。

警察によると、出火当時、男性作業員(40)が、スプレーガンの先端に詰まった塗料を洗浄用ブラシで掃除していた。
作業員は静電気防止の安全靴を履き、塗装ブースには静電気を逃がす装置があるという。


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2012年8月5日22時14分に山陽新聞から、写真付きで下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
5日午前11時25分ごろ、倉敷市のJX日鉱日石エネルギー水島製油所A工場から出火。
製品用の潤滑油の原料を精製する第2真空蒸留プラント(高さ37m、直径6m)が7時間半にわたって燃え、午後7時ごろ鎮火した。けが人はなかった。


高所放水車、消防車計11台が出動し放水。プラント内の重質油が燃え続け、一時激しい黒煙と火柱が立ち上った。
警察などは、配管などが何らかの理由で破損し、漏れた油が発火した可能性があるとみて、原因を調べている。


同社によると、プラントは、重質油を蒸留し、車のエンジンや工作機械などに使用される潤滑油の原料に分離、精製する装置。
社員が監視モニターで異常に気付き119番した。周辺プラントへの延焼はなかった。


A工場では2011年7月、別の同型プラントで腐食した配管ノズルから漏れた重油が自然発火し、大規模な火災が起きている。
A工場はJR倉敷駅から南西約11kmの水島コンビナート内に立地。同プラントは1968年に完成した。
同社によると、2011年10月の定期検査で異常は見つからなかったという。

 
出典URL
http://www.sanyo.oni.co.jp/news_s/news/d/2012080522145220
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2012年8月5日付で東京新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。また、8月4日付の千葉日報紙面と朝日新聞千葉版紙面にも、同趣旨の記事が掲載されていた。
 
3日午後6時50分ごろ、君津市の新日本製鉄君津製鉄所の冷延工場から出火し、工場内で作業中だった従業員が火災に気付いて通報した。
 
工場内の、液状の潤滑剤を濾過するフィルターを収納するホフマンフィルター室(378m2)と呼ばれる施設の約100m2を焼いて、約2時間後に鎮火した。
出火直後、同室付近から、熱風と煙が出ていたという。
操業中だったが、けが人はなかった。

 
警察などによると、工場では主に自動車用の薄い鋼板を加工しており、この部屋では、加工時に出る鉄くずを除去する作業をしていた。
 
君津製鉄所では、7月3日にも第2高炉から石炭を蒸し焼きにした高温のコークスが漏れ出す事故が起きている。

 
出典URL
http://www.tokyo-np.co.jp/article/chiba/20120805/CK2012080502000106.html
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2012年7月25日付で朝日新聞から、また7月24日19時0分にNHK大津から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
24日午後1時半ごろ、大津市の精密プレス部品製造会社「N工業」の第1工場から出火。市の消防車17台が出動し、約3時間後に消し止めたが、鉄骨平屋建ての工場の一部約630m2が焼け、従業員2人が軽傷を負った。
警察などによると、
出火当時、工場では石油溶剤からプラスチックを製造する作業を行っていたといい、工作機械付近から出火したと見られるという。
 
現場はJR瀬田駅近くの商業施設や住宅が立ち並ぶ一角で、警察や消防は有毒ガスが発生する恐れがあるとして近隣住民に避難を呼びかけたほか、近くの国道1号を一時通行止めにした。
工場と隣接する商業施設では営業を一時中止し、店内放送で客約200人に避難を呼びかけた。買い物をしていた無職女性(62)は「店内も焦げ臭かった。怖かった」と話した。

 
出典URL
http://mytown.asahi.com/shiga/news.php?k_id=26000001207250002
http://www.nhk.or.jp/lnews/otsu/2063811261.html?t=1343163583597
 
 
 
(ブログ者コメント)
 
「石油溶剤からプラスチックを製造する作業」という表現は原文のままだが、意味不明。

 


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2012年7月21日付で毎日新聞千葉版と朝日新聞ちば首都圏版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。また7月21日付の千葉日報紙面にも、同主旨の記事が掲載されていた。
 
19日午後7時40分ごろ、市原市の出光興産千葉製油所で、原油を灯油や軽油などに分離する常圧蒸留塔(高さ約50m、直径約20m)の周囲の、高さ約20mの場所に敷設された配管から火が出ているのを巡回中の従業員が見つけ、消防に通報した。
消防車など十数台が放水し、火は約2時間後に消えた。蒸留塔内部の石油製品は燃えていないという。けが人は確認されていない


警察などによると、配管は直径約40cm。蒸留塔の周囲に張り巡らされ、内部にナフサを循環させて蒸留塔の温度調節をしているという。

消防などによると、一時、約5~10mの火柱があがったという。ナフサは揮発性が高いことから、消防車などが蒸留塔や周囲のタンクに放水し、引火しないよう警戒した。

一方、この配管に腐食して穴が開いている部分があることが、20日、朝日新聞の同製油所への取材でわかった。
同製油所によると、設備の稼働は1967年で、配管は厚さ9mmの鉄鋼で覆われているが、自然劣化した可能性が高いという。

 
出典URL
http://mainichi.jp/area/chiba/news/20120721ddlk12040077000c.html
 
 
 
(ブログ者コメント)
 
「配管は鉄鋼で覆われている」とか「自然劣化」といった表現は原文どおりだが、意味不明。「自然劣化とは、外面腐食のことだろうか?
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2012年7月18日2時10分にmsn産経ニュース茨城から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
17日午後0時45分ごろ、つくばみらい市狸穴の化学工場で、近所の男性から「黒い煙が上がっている」と110番通報があった。
工場倉庫約1200m2が全焼し、約6時間後に鎮火。工場従業員の男性が首や両腕に軽いやけどを負った。


倉庫ではグラスファイバー製造・加工作業をしていたが、当時は休憩中だった。
出火原因を調べている。

 
出典URL
http://sankei.jp.msn.com/region/news/120718/ibr12071802100000-n1.htm
 
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2012年7月10日19時15分にNHK津から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

10日午後1時20分ごろ、桑名市の機械部品メーカー、N社桑名製作所の工場で火災があったと、工場の警備員から消防に通報があった。
火は約40分後に消し止められたが、この火事で従業員3人がやけどをしたり、煙を吸い込んだりして軽いけがをした。


火事があった工場は、炉から取り出したばかりの高温のベアリングに霧状の油を噴きかけるなどして冷ます作業が行われていた。
警察などによると、一部の油が本来とは違う方向に出ていたということで、この油に5m離れた場所にある炉の火が付いて火が回ったものと見て、火事の原因を調べている。


現場は、桑名市郊外にある工業団地の一角で、周囲には中学校や住宅などがあるが、被害はなかった。
工場の北隣に住む70代の女性は「辺りが騒がしいので外に出てみたら、空が黒い煙で覆われていて驚いた」と話していた。


出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/tsu/3073479431.html
 
 
 
(2012年7月29日 修正1 ;追記)
 
2012年7月11日付の伊勢新聞紙面に、事故時のもう少し詳しい状況が、下記趣旨で掲載されていた。
 
熱処理工場の油槽炉から出火した。工場の天井や機械を焦がして、約50分後に火は消えた。
 
警察によると、同工場では加熱炉で焼きいれたベアリングを油槽炉で冷やす作業をしていたが、何らかの原因で油槽炉内の噴霧ノズルから炉外に油が噴出。5m離れたところにあった加熱炉に油が入り、漏れた油を伝って油槽炉に引火したという。

 
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2012年6月4日21時0分にNHK岡山から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

ことし2月、配管を製造する東京の会社の倉敷市にある営業所の工場で、従業員の男性が鉄製のバケツの中でごみを焼いていた際、燃えやすくしようとシンナーをかけたところ爆発し、男性が死亡した事故で、倉敷労基署は4日、この会社と現場の責任者を危険物の取り扱い方法に過失があったとして、労安法違反の疑いで書類送検した。
書類送検されたのは、東京都品川区に本社があるO工業と、会社の水島営業所の所長の男性(40)。


この事故はことし2月、倉敷市南畝にあるO工業水島営業所の工場で、52歳の従業員の男性が作業で出たごみを鉄製のバケツの中で燃やしていた際、燃えやすくしようと缶入りの塗料用のシンナーを直接ごみにかけたところ、炎が缶に燃え移って爆発し、この従業員が死亡したもの。

倉敷労基署の調べによると、この営業所では日常的にシンナーでごみを燃やしていたということで、営業所長は、「私に責任があります」と話しているという。


出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/okayama/4025598291.html
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2012年5月26日付で朝日新聞名古屋版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
鈴鹿市のホンダ鈴鹿製作所で、24日夜に工場の塗装ラインが焼けた火事で、同製作所は25日もエンジン部品の生産工程を除き、完成車の生産ラインを停止した。
 
製作所ではフィットなどをフル生産していた。
出火原因を解明し、28日に生産を再開する予定だが、火事により3500台ほど減産になるとみている。

 


(ブログ者コメント)
 
「減産」という文字を目にしたことで、改めて「事故は最大の無駄」という言葉を思いだした。
 
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2012年5月22日10時7分に朝日新聞から写真付で、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
22日午前2時50分ごろ、岐阜県土岐市曽木町の「OMマグネシウム」の工場から出火、鉄筋スレートぶき平屋建ての工場が炎上した。
消防などによると、燃えているマグネシウムに水をかけると爆発する恐れがあり、消火作業はできないという。


マグネシウムは工場に100トン以上あり、鎮火には数日間かかる可能性もあるという。
今のところ、周辺の山林に散水して延焼を防いでいる。


警察によると、工場は約2100m2。自動車の廃材を溶かしてマグネシウムを精製し、自動車部品用として販売しているという。

 
出典URL
http://www.asahi.com/national/update/0522/NGY201205220003.html
 
 
5月23日17時59分にNHK岐阜から、また5月23日付で毎日新聞岐阜版から、1日経ってもくすぶり状態が続いているという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

この火事は、再生したマグネシウムを保管する倉庫兼工場から火が出たもので、22日夕まで燃え続け、鮮やかなオレンジ色の炎が周辺を不気味に照らし続けた。
これまでのところけがをした人はいない。

マグネシウムは、水をかけるとさらに火が強くなってしまう性質があるため、22日は直接の消火活動ができず、午後1時ごろ、小雨がぱらつき始めたため、警察は同社の前を走る国道363号を通行止めにし、報道関係者にも退去を求めた。
また、敷地内で延焼を防ぐ作業などをしていた従業員ら約20人も退出が求められ、遠巻きに燃える倉庫を見守った。


23日になって倉庫内の熱が弱まってきたため、午前11時から会社の従業員などが倉庫に入り、マグネシウムに専用の消火剤や砂をかける消火活動を始めたという。
しかし、倉庫内ではマグネシウムがくすぶっている状態が続き、消防によると、火が完全に消えるまでには、さらに時間がかかる見込み。


警察によると、倉庫にはおよそ200トンのマグネシウムが保管されていたが、出火当時、倉庫に従業員はおらず、作業は行われていなかったという。
警察と消防は、マグネシウムがくすぶっている状態がおさまり、倉庫内の熱が下がるのを待って、現場検証を行って、出火原因などを調べることにしている。


同社は「日本セラミックス」と同じ敷地内にある。

 
出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/gifu/3085312681.html
http://mainichi.jp/area/gifu/news/20120523ddlk21040041000c.html
 


(2012年5月29日 修正1 追記)
 
2012年5月28日20時10分にNHK岐阜から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

28日午後3時、発生から6日ぶりに延焼の恐れがなくなったとして消防が鎮火を宣言し、市の対策本部も解散した。
警察と消防は29日、現場検証を行って、出火原因などを詳しく調べることにしている。


出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/gifu/3085431281.html
 


(2012年6月19日 修正2 ;追記)
 
2012年6月14日12時41分にNHK岐阜から、漏電が原因だったらしいというネット報道があった。
 
マグネシウムは水をかけると火の勢いが強まるため鎮火まで1週間かかり、その後もマグネシウムの高い熱で現場検証できない状態が続いていたが、鎮火から16日たってようやく温度が下がり、警察と消防では13日、現場検証を行った。

消防によると、燃え方が激しかった倉庫の北西部分を重点的に調べた結果、倉庫内の電線の一部が漏電によってショートし、溶けた跡が見つかったという。

消防では、ここから火花が飛び散るなどしてマグネシウムに燃え移り、倉庫全体に燃え広がったものと見てさらに詳しく調べている。

 
出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/gifu/3085741082.html
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2012年5月13日付で朝日新聞伊豆岳南版(聞蔵)から、また5月12日付でヤフーニュース(日本テレビ系)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
12日午前11時15分ごろ、富士市原田のO製紙の工場が火事だと、同工場から119番通報があった。
消防が約3時間後に消し止めたが、鉄骨平屋建ての工場約800m2が全焼した。
 
警察によると、この工場ではティッシュペーパーを裁断したり、香り付けをしたりする作業をしていた。
出火当時、7人が働いていたが、けがはなかった。
 
機械付近から火が出ているのを従業員が見つけ、消火にあたったが、工場全体に燃え広がったという。

 
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2012年5月2日12時5分にNHKさいたまから、また5月3日付で朝日新聞埼玉東部版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

2日午前10時15分頃、八潮市木曽根のボルトメーカー「Mボルト製作所」の工場から火が出ていると消防に通報があった。

消防車7台が出て消火にあたり、現在、火はほぼ消し止められたが、鉄骨1階、一部2階建ての工場およそ240m2が全焼した。けが人などはなかった。

消防によると、出火当時工場は休みで従業員はほとんどいなかったが、社長(77)と従業員1人が溶接作業をし、社長が作業用の椅子の高さを調整する溶接作業をした後、隣の休憩室に移った時に火が上がったという。

現場は、つくばエクスプレスの八潮駅から北に1kmほどの工場が密集する地域。
警察などで出火原因を詳しく調べることにしている。


http://www.nhk.or.jp/lnews/saitama/1026619571.html
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2012年4月16日13時20分に西日本新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
16日午前10時すぎ、北九州市の住友金属工業小倉製鉄所の棒鋼工場内で、棒状の鉄を冷やすための冷却床(縦90m、横30m)の下部に設置された駆動装置から出火、冷却床の一部を焼き、約1時間20分後に鎮火した。
市消防局によると、けが人はなかった。
同社によると、出火当時、工場内には50~60人の従業員がいた。

駆動装置を動かす際に使う「グリス」と呼ばれる潤滑剤から出火した可能性が高いという。
警察が出火原因を調べている。

現場は、日明港に面した工業地帯。工場からは一時、黒煙が立ち上った。

 
出典URL
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/297464
 
 
一方、4月17日付の朝日新聞北九州版(聞蔵)からは、若干ニュアンスの違う記事が下記趣旨でネット配信されていた。
 
警察の調べで、棒鋼工場内にある昇降機の下部付近から出火していることがわかった。
消防によると、こぼれた潤滑油に引火し、15m2が焼けたという。
昇降機があるのは、自動車のエンジン部品などに使う鉄製の棒を冷やす場所。

 
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2012年4月3日9時23分に読売新聞から、また同日18時8分にNHK山形から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
火災の約30分前に漏電発生を示す警報を受信したのに、速やかに連絡などを行わず、被害を拡大させたとして、山形県南陽市の食品会社が、電気設備の監視などを請け負った東北電気保安協会に対し、焼失した工場などについて4700万円の損害賠償を求める訴訟を起こした。

提訴した食品会社は、果物の加工品などを製造。
同社では2011年4月27日、火災が発生し、缶詰の製造工場を全焼した。
建物や機械の損害のほか、火災が原因でサクランボの缶詰を製造する契約が取引先に打ち切られ、損失が出た点についても損害賠償を求めた。

訴状によると、同社は、東北電気保安協会と電気設備の保安業務委託契約を結んでいた。
この契約に関連する説明書では、協会側が、火災のあった工場などに設置された「低圧絶縁監視装置」という機器を通じて、24時間態勢で漏電などの異常を警戒。警報を受信した場合は同社に速やかに連絡することになっていたという。

同社側の主張では、火災発生当日は、午前3時40分過ぎに漏電を知らせる警報が5分以上続いたが、協会側から連絡はなく、協会担当者の現場到着は5時20分だったとしている。
出火は4時20分頃で、4時45分頃に警備会社が火災に気づき、消防に通報したという。
 
原告代理人の弁護士は「火災の原因は漏電と考えるのが合理的だ。速やかな連絡があれば、被害を最小限にくい止められた」としている。

これに対し、同協会は「今回の訴えについて、確認中の点もあるのでコメントは控える」としている。
同協会は一般財団法人で、東北6県と新潟県を管轄。低圧絶縁監視装置は、管内に約3万6700台設置しているという。

 
出典URL
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20120402-OYT1T01278.htm
 
 
 
(ブログ者コメント)
 
たしかに、イザという時に役立たなくて、何のための保安業務委託だ、と言いたくなる。
協会側の体制にどのような問題があったのだろうか?
担当者が仮眠中で気付くのが遅れたなどとは思いたくないが・・・。

 
 
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2012320日付で朝日新聞茨城版から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

19日午後2時20分ごろ、鹿嶋市の住友金属鹿島製鉄所内にあるA社ケミカルカンパニー鹿島工場から「火が出ている」と119番通報があった。
警察によると、平屋建ての工場1棟(約375m2)が全焼し、焼け跡から男性2人の遺体が見つかった。


警察によると、亡くなったのはいずれもこの会社の54歳と60歳の社員の男性。
会社などによると、工場では、電子材料のもとになる化学製品を作っている。
火災当時は2人を含む3人の社員が、電気振動ふるい機を使って、電子機材のフィルムに用いる化学物質を袋詰めしていたという。

この化学物質に引火性はなく、軽いやけどを負った男性社員(44)は、「ふるい機の下の床面から火が上がってきた」と話しているという。
警察などで原因を調べている。

 

出典URL

http://mytown.asahi.com/ibaraki/news.php?k_id=08000001203200005

 

 

 

(2014年3月14日 修正1 ;追記

 

2014312日付で朝日新聞茨城版(聞蔵)から、ふるい機周辺で静電気により着火したと思しき、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

鹿嶋労基署は11日、A社(本社;大阪市)と同社系列の工場の課長(50)を、労安法違反の疑いで書類送検した。

 

同署によると、会社側には、可燃性の粉のふるい分け作業をする場合、静電気による火災が起きないよう措置を講じるべきなのに怠った疑いがある。

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

この記事によれば、作業をしていて全焼したのは倉庫だった。 (当該情報に基づき、タイトルを微修正した)

 

 

 

 

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自己紹介:
化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。

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