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                                                       本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。  それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。  本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。        一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。       (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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20181129530分に神戸新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

兵庫県明石市消防局で男性消防士長が後輩の腕に注射針を刺して点滴の練習をしていた問題で、この消防士長以外にも、同様の練習をしたことがある職員が過去5年間で少なくとも3人いたことが、同局への取材で分かった。

 

同局は、22日付で全職員に、法令順守を徹底するよう通知した。

「今後は、針などの機材を厳正に管理するなどして、再発防止に努める」としている。

 

男性士長の問題発覚を受け、同局が10月24日~11月6日に実施した内部調査で判明した。

対象は、救急救命士や消防士ら236人。

 

「医師の許可なく、針を人体に刺したことがあるか?」

「針を刺す練習を見たことがあるか?」

など全12問の選択方式で、匿名を条件にしたところ、198人が回答した。

 

「刺したことがある」は3人で、2013~14年、15~16年、17~18年に各1人いた。

うち1人は、2回やったと回答。
刺した相手は、同僚が1人、先輩が3人だった。

 

「練習しているところを見たことがある」と答えたのは4人だった。

実施時期は、救急救命士養成所に入校前が1回、入校中が1回、養成所を卒業した後が2回だった。

 

違法性の認識は、29人が「どちらかというと問題がないと思っていた」と答え、「明確にやってはいけない」と答えたのは6割にとどまった。

 

一方、養成所の教育や病院での研修、トレーニング用の人形での練習については、50人が「十分でない」と答えた。

 

     ◆

 

同局では8月、救命士養成学校への入学を控えた男性消防士長が後輩を点滴の「練習台」にしていたことが発覚。

 

傷害罪に当たる可能性がある上、救急救命士法は、救命士資格があっても、医師の指示なく点滴などの救命処置はできないと定めており、同局は男性士長を厳重注意にしていた。

 

神戸新聞社の取材に対し、山本消防局長は、「法令を守るべき公務員の行為として許されない。今後は、同じような行為は許されないという意識を職員に浸透させる」と話した。

 

 

【消防庁 「法令順守」たびたび通達】

 

総務省消防庁によると、医師の指示なく針を人体に刺す行為は、過去、他の消防でもたびたび問題となってきた。

同庁は、その都度、「法令順守」と「資機材の管理徹底」を通達してきた。

 

だが今回の調査で、こうした行為が繰り返されている実態が明らかになった。

 

針を刺すという違法性の高い行為を「明確にやってはいけない」と回答した職員は6割にとどまり、同局は「(同様の行為が)実際はもっとあったかもしれない」と認めた。

 

同局の関係者によると、救命士養成学校に入る前の職員が、「指導の一環として、上司の腕で練習させられた」とも証言しており、半ば慣習的だった可能性もある。


一方で、調査では、「(現状の練習では)十分でない」と考える職員が多いことも分かった。

 

今回の一件を「たいした問題ではない」と考える人もいるだろう。

だが、繰り返される背景に救急現場のジレンマがあることを見逃してはいけない。

 

救命救急の高度化で、呼吸を助ける気管挿管や点滴といった医療行為が認められ、責任が増している。

だが、看護師らのように日常的に医療の経験を積むことが難しく、医療行為に不安を抱える職員もいる。

 

とはいえ、いたずらに研修を増やすだけでは、人繰りに悩む現場をさらに追い込む結果になりかねない。

 

同局は、「練習の環境を、他の消防本部の状況も調べながら整えていくことも課題」とした。

法令を守りつつ救急の質を高める方策を、広い視野で考える必要がある。

 

出典

『明石市消防局・点滴練習問題 別の3人の同僚らに注射』

https://www.kobe-np.co.jp/news/akashi/201811/0011859296.shtml 

 

 

11291147分にNHK兵庫からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

明石市消防局では、救急救命士の資格を目指していた36歳の消防士長が後輩の職員の右腕に点滴用の針を刺して注射の練習をしていたことがわかり、ことし8月、厳重注意を受けた。


この問題で、明石市消防局が消防職員ら236人を対象に内部調査したところ、注意を受けた消防士長のほかにも、この5年間に3人が「同僚を相手に注射の練習をしたことがある」と答えたという。


調査は匿名のアンケート形式で行われたため、3人の名前や所属部署などは特定されていないという。

 

出典

消防職員 別の3人も注射練習か

https://www3.nhk.or.jp/lnews/kobe/20181129/2020002466.html  

 

 

※最初に発覚した時の報道は下記記事参照。

 

201889110分 産経新聞west)

 

兵庫県明石市消防局の男性消防士長(36)が、「点滴の練習のため」として、後輩の男性消防士(25)の右腕に注射針を2回刺していたことが9日、市消防局への取材で分かった。

医師の許可なく注射をするのは違法行為で、上司が口頭で厳重注意した。

 

市消防局によると、消防士長は3月17日午後8時ごろ、当直勤務中の仮眠室で、後輩の消防士に「注射の練習をさせてほしい」と依頼し、同意を得た上で注射針を2回刺した。

消防士にけがはなかった。

 

消防士長が同日、上司に報告して発覚した。

 

出典

後輩の腕で注射の練習 明石市消防局、消防士長を厳重注意 兵庫

https://www.sankei.com/west/news/180809/wst1808090032-n1.html 

 

 

 

 

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化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。

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