2020年5月31日16時13分にNHK東北から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
5月30日夜、栗原市一迫柳目の電気店で店舗や隣接する住宅、それに石蔵が焼ける火事があり、消火活動にあたっていた6人の消防隊員が崩れてきたがれきに巻き込まれてけがをしました。
この事故を受けて栗原市消防本部は31日、記者会見を開きました。
それによりますと、けがをした6人の消防隊員のうち、1人は軽傷で退院したものの、ほかの5人は胸や腰などの骨を折り、栗原市や大崎市の病院に入院して治療を受けているということです。
6人は命に別状はないということです。
また、6人は当時、石蔵の南側の出入り口から放水する消火活動にあたっていましたが、屋根が落下したことにより石蔵の壁面が崩れ、事故が起きたと見られるということです。
会見で小野寺消防長は、「市民の生命、財産を守る消防隊員が事故にあってはならない。再発防止にむけ事故の原因を究明し、安全管理を徹底します」と陳謝し、今後再発の防止にむけた検証を行うことを明らかにしました。
https://www3.nhk.or.jp/tohoku-news/20200531/6000010257.html
6月1日20時40分に読売新聞からは、消防士11人が石蔵内部を確認しようとしていたなど、下記趣旨の記事が写真付きでネット配信されていた。
30日午後5時40分頃、宮城県栗原市一迫柳目、電器店「O電気商会」から出火、木造一部2階建て倉庫兼車庫、石蔵、店舗など5棟計425平方メートルを全焼、木造2階建て住宅の一部を焼いた。
住民らは逃げて無事だったが、消火作業中に消防士6人が重軽傷を負った。
命に別条はない。
築館署で出火原因を調べている。
消防士6人の負傷を受け、栗原市消防本部は31日、記者会見を開き、小野寺消防長が、「再発防止のためにも今後、事故原因を調査し、安全管理体制を検証する」と話した。
同本部によると、6人が負傷したのは、消火作業中に店舗付近の石蔵の屋根や壁が崩れたため。
事故当時は、石蔵の内部を確認しようと、消防士11人が出入り口付近に集中していたという。
https://www.yomiuri.co.jp/national/20200601-OYT1T50100/
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。