2021年4月30日9時46分に毎日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
大津市消防局が防火・防災学習のために制作したインターネット動画が「面白い」「わかりやすい」と評判だ。
視覚・音声効果をふんだんに取り入れるなど、消防署らしくないユニークな動画になっている。
心がけているのは「シンプルかつ大げさ」。
新型コロナウイルスの感染拡大で事業所などの訓練に職員が出向くことが減り、滋賀県内外から「訓練に動画を使いたい」という依頼も寄せられている。
「ダメダメな放水態勢」「吹っ飛ばされちゃいまーす」。
少しふざけたようなフレーズがちりばめられた大津市消防局の動画。
制作の中心になったのは北消防署予防係主任、船本さん(33)だ。
「消防用設備に関するネット動画はたくさんあるけれど、カタい動画ばかりで見る気にならない」。
もっと興味をもってもらえる動画を作ってみたいと思ったという。
上司に話したところ「作ってみろ」と背中を押され、2019年秋、動画編集を独学し始めた。
作った動画を上司に見せた。
「つまらんわ。もう少し面白くした方がいい」と言われた。
表現などについて消防局と調整しながら、3カ月かけて完成させた。
消防局によると、「ここまでやるか」と物議を醸したものの、20年1月に動画投稿サイト「ユーチューブ」にアップされたのが、「誰でも簡単‼消火器の使い方の極意」「みんなが知っておくべき自動火災報知設備の使い方!」の2本だ。
いずれも船本さんが「主演」している。
事業所の防火管理者らが防火・防災を学ぶことが主な目的なので、面白いだけでは不合格。
必ず盛り込まなければならない内容も多い。
船本さんは「消火器なら、噴射時間、火の強さの判断などについての説明が必要です。シンプルで大げさを目指しています」と話す。
その後、「すごいぞ‼屋内消火栓設備‼」「総まとめだよ‼総合訓練っ‼」を制作。
最新作は21年3月の「あなたもできる!消火栓器具ボックス取扱方法」だ。
消防局には県外を含む他の消防本部から「どうやって作っているのか」という問い合わせや、県内外の事業所から「訓練に動画を使いたい」といった反響が寄せられている。
動画制作に携わった船本さんら5人は3月、消防局長表彰を受けた。
消防局は「PR動画開発チーム設置要領」を20年10月に施行。
現在、船本さんの「チーム北署」を含む5チームが動画制作に動いている。
船本さんは「若者にスマートフォンで動画を見てほしい。若い人は力が強く、機動力がある。消防設備の使い方を若者が学んでくれたら、市民の生命、財産を守る力になる」と話す。
次回は山登りの際の事故防止についての動画になる予定という。
https://mainichi.jp/articles/20210430/k00/00m/040/021000c
(ブログ者コメント)
動画を見たところ、ユーチューバー的な映像になっていて、たしかに面白い。
これなら評判になるわけだ。
『誰でも簡単‼消火器の使い方の極意』
https://www.youtube.com/watch?v=_W356qEFzfk
『みんなが知っておくべき自動火災報知設備の使い方!』
https://www.youtube.com/watch?v=Gu659PI4x0I
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。